優れたステレオ効果を実現する初の1チップ・オーディオ・サブシステムICを発表
PCおよび携帯型メディア・プレーヤ向けに
スピーカ / ヘッドホン・ドライバを組み合わせた製品が、
初めて3Dサウンド拡張機能を追加し、
狭い間隔のスピーカにおけるステレオ効果を改善
スピーカ / ヘッドホン・ドライバを組み合わせた製品が、
初めて3Dサウンド拡張機能を追加し、
狭い間隔のスピーカにおけるステレオ効果を改善
コンスーマ機器向けICの世界的リーダーであるSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、小型機器のステレオ効果を改善する3Dサウンド拡張
機能を内蔵した、初の1チップ・オーディオ・サブシステムICを発表しました。
同製品は、ノートPC、モバイル・インターネット機器、ゲーム機器、その他あら
ゆる携帯型マルチメディア機器に搭載され、高品質サウンドを実現することに
よって消費者のオーディオ体験を豊かにします。
TS4982の3Dサウンド拡張回路は、狭い間隔で配置されたスピーカで、より広がり
のあるステレオ空間の実現を可能にします。これにより、小型機器でさらに
満足度の高い高品質なリスニング体験をユーザに提供できるようになります。
3D効果は、大・中・小の各ボリューム・レベルに調整可能であり、製品の種類と
サイズに合わせて機器設計者がステレオ拡張を最適化することができます。
ボリューム・レベルは、同製品の2つの外部端子を使用して設定するため、
追加の回路が不要です。
STのアナログおよびミックスド・シグナル製品事業部 オーディオ製品
テクニカル・マーケティング担当であるMichel Bendridiは、次の様にコメント
しています。「消費者は、ますます小型化している携帯型のコンピューティング
およびマルチメディア機器に対して、より上質なステレオ・サウンドを求めてい
ます。新しく革新的な小型フォーム・ファクタ製品において消費者が求める
高品質なサウンドを実現するため、主要コンピュータ / コンスーマ製品
メーカー各社は、高度に統合化された先進的3Dオーディオ技術をコンスーマ機器
向けの価格で提供するTS4982のようなチップの導入が必要になってきます。」
オーディオ・サブシステムとして、TS4982は、2W x 2のステレオ・スピーカ・
ドライバ、125mWのステレオ・ヘッドホン・ドライバ、4ステップのデジタル音量
制御、不快なシステム・ノイズを削減するポップ/クリック低減回路、および
PCビープ音パス・スルー機能を搭載しており、競合他社製品と同等もしくはそれ
以上の機能を有しています。ヘッドホンとスピーカ・ドライバ用にそれぞれ独立
したイネーブル信号が可能な限りの低消費電力化を常に実現するため、バッテリ
駆動機器をより長時間動作させることが可能になります。また、シャットダウン・
モードでの消費電流(10nA)が非常に低いため、不使用時にオーディオ・
サブシステムがバッテリ寿命に与える影響を最小限に抑えます。
TS4982は、強化されたサウンド機能の提供に加え、設計者がプリント基板
スペースを節約する上で役立つ、ヘッドホン・ドライバ用のグランド基準の
回路等を備えています。これにより、DCブロッキング・コンデンサの追加が不要
になり、全体的なシステム・サイズとコストの低減につながります。ノイズ源で
あるDCブロッキング・コンデンサを使用しないことで、オーディオ品質の向上に
も貢献します。さらに、同製品のスピーカ・ドライバは、高いオーディオ出力と
高効率を両立させるブリッジ接続負荷出力(Bridge-Tied Load)を備えています。
TS4982の外部PCビープ入力は、起動時のセルフ・テスト・コード等でPCが生成す
るサウンドを、スピーカまたはヘッドホンのドライバ回路を通して伝送すること
を可能にします。これにより、PCのマルチメディア・アプリケーションは、
ローカルまたはオンラインのコンテンツ再生中も常にPCの状態をユーザに知らせ
ることが可能になります。
TS4982は現在量産中で、鉛フリーのQFN32パッケージ(5 x 5mm)で提供されます。
単価は、大量購入時に約0.40ドル以下です。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2420d.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)
ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することに
より、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて
他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
(NYSE:STM、以下ST)は、小型機器のステレオ効果を改善する3Dサウンド拡張
機能を内蔵した、初の1チップ・オーディオ・サブシステムICを発表しました。
同製品は、ノートPC、モバイル・インターネット機器、ゲーム機器、その他あら
ゆる携帯型マルチメディア機器に搭載され、高品質サウンドを実現することに
よって消費者のオーディオ体験を豊かにします。
TS4982の3Dサウンド拡張回路は、狭い間隔で配置されたスピーカで、より広がり
のあるステレオ空間の実現を可能にします。これにより、小型機器でさらに
満足度の高い高品質なリスニング体験をユーザに提供できるようになります。
3D効果は、大・中・小の各ボリューム・レベルに調整可能であり、製品の種類と
サイズに合わせて機器設計者がステレオ拡張を最適化することができます。
ボリューム・レベルは、同製品の2つの外部端子を使用して設定するため、
追加の回路が不要です。
STのアナログおよびミックスド・シグナル製品事業部 オーディオ製品
テクニカル・マーケティング担当であるMichel Bendridiは、次の様にコメント
しています。「消費者は、ますます小型化している携帯型のコンピューティング
およびマルチメディア機器に対して、より上質なステレオ・サウンドを求めてい
ます。新しく革新的な小型フォーム・ファクタ製品において消費者が求める
高品質なサウンドを実現するため、主要コンピュータ / コンスーマ製品
メーカー各社は、高度に統合化された先進的3Dオーディオ技術をコンスーマ機器
向けの価格で提供するTS4982のようなチップの導入が必要になってきます。」
オーディオ・サブシステムとして、TS4982は、2W x 2のステレオ・スピーカ・
ドライバ、125mWのステレオ・ヘッドホン・ドライバ、4ステップのデジタル音量
制御、不快なシステム・ノイズを削減するポップ/クリック低減回路、および
PCビープ音パス・スルー機能を搭載しており、競合他社製品と同等もしくはそれ
以上の機能を有しています。ヘッドホンとスピーカ・ドライバ用にそれぞれ独立
したイネーブル信号が可能な限りの低消費電力化を常に実現するため、バッテリ
駆動機器をより長時間動作させることが可能になります。また、シャットダウン・
モードでの消費電流(10nA)が非常に低いため、不使用時にオーディオ・
サブシステムがバッテリ寿命に与える影響を最小限に抑えます。
TS4982は、強化されたサウンド機能の提供に加え、設計者がプリント基板
スペースを節約する上で役立つ、ヘッドホン・ドライバ用のグランド基準の
回路等を備えています。これにより、DCブロッキング・コンデンサの追加が不要
になり、全体的なシステム・サイズとコストの低減につながります。ノイズ源で
あるDCブロッキング・コンデンサを使用しないことで、オーディオ品質の向上に
も貢献します。さらに、同製品のスピーカ・ドライバは、高いオーディオ出力と
高効率を両立させるブリッジ接続負荷出力(Bridge-Tied Load)を備えています。
TS4982の外部PCビープ入力は、起動時のセルフ・テスト・コード等でPCが生成す
るサウンドを、スピーカまたはヘッドホンのドライバ回路を通して伝送すること
を可能にします。これにより、PCのマルチメディア・アプリケーションは、
ローカルまたはオンラインのコンテンツ再生中も常にPCの状態をユーザに知らせ
ることが可能になります。
TS4982は現在量産中で、鉛フリーのQFN32パッケージ(5 x 5mm)で提供されます。
単価は、大量購入時に約0.40ドル以下です。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p2420d.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)
ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することに
より、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて
他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。
2008年の売上は98.4億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
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