サイキンソー初となるアンバサダー契約を、ウルトラトレイルランナー 宮﨑 喜美乃 選手と締結

「細菌叢で夢をカタチに」世界屈指の 100 マイルレースで日本人初の世界トップを目指して。シーズン中の腸内フローラとパフォーマンス・コンディションの関連を解析し、機械学習モデルの開発へ

株式会社サイキンソー

腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を開発・提供する株式会社サイキンソー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:沢井 悠、以下サイキンソー)は、創業以来初となるプロアスリートとのアンバサダー契約を、ウルトラトレイルランナー 宮﨑 喜美乃 選手と締結したことをお知らせいたします。

宮﨑選手は、 2022 年の Ultra-Trail Mt.FUJI の優勝をはじめ、数々の大会で好成績を残してきた日本のトレイル界を牽引する選手の一人です。日本人が未だかつて達成したことがない世界トップを目指しており、サイキンソーはシーズン中の宮﨑選手の腸内フローラを経時的に解析していくことで、宮﨑選手に合った腸内のコンディショニングを確立し、目標の実現を支援してまいります。

  •  100 マイルレース とは

トレイルランニングは、林道や砂利道・登山道などの未舗装路を走る競技です。その中でも長い距離を走り抜くウルトラトレイルでは、累積標高 10,000 mを超えるような山岳を、フルマラソン 4 回分以上の距離を夜通しかけて走り抜ける、強靭な精神力と持久力が求められます。宮﨑選手はウルトラトレイルにおける「 100 マイルレース」の選手であり、世界各地の大会に出場しています。特に、国内で行われた富士山麓約 160 kmを走りきる Ultra-Trail Mt.FUJI では、 2022 年大会で日本人初となる女子優勝、男女総合でも 19 位の快挙 を成し遂げました。



  • アンバサダー契約締結の背景

100 マイルレースは、数十時間かけて約 160 kmの山岳地帯を走り続けるため、数ある競技の中でも特に胃腸のコンディションがパフォーマンスに影響を与えると言われています。レース中にしっかりと栄養補給をすることが長時間走り続ける原動力となりますが、胃腸トラブルに見舞われて補給を受け付けられないと、エネルギー源が枯渇してしまいます。また、シーズン中に数回の世界大会にトライする宮﨑選手にとって、大会後の胃腸や全身の回復も重要なテーマとなります。

サイキンソーは、「細菌叢で人々を健康に」というミッションの実現に向けて、宮﨑選手の腸内フローラを経時観測することでレース中の栄養補給、レース後の回復に食事や生活習慣の観点から貢献できるのではないかと考え、アンバサダー契約を締結いたしました。



  • 宮﨑選手との取り組み/アンバサダー契約の意義

宮﨑選手とは、昨年 8 月のUTMB(UTMB Mont Blanc)、 9 月のPirin Ultra という 2 つの世界大会の前後で腸内フローラを検査・解析しており、レースのパフォーマンスと腸内フローラの相関について調査を始めています。

今シーズンはより高頻度で腸内フローラ検査を実施し、食習慣やレースのパフォーマンス、ご自身の体調や腸内フローラの状態などのデータを複合的に集積していきます。これらのデータを分析することで、現在のコンディションから次のレースまでの腸内フローラの状態をシミュレーションし、腸内フローラの状態からパフォーマンスを予測する機械学習モデルの開発 も見据えています。それをもとに、サイキンソーは、パフォーマンスが良い状態の腸内フローラを維持するために必要な習慣アドバイスに繋げていく予定です。


宮﨑選手との取り組みを通して、腹部症状に課題を感じる多くのランナーや、コンディショニングに取り組みたいアスリートにとって有益な情報提供ができる と考えています。そのために、コンディショニングが結果を大きく左右するウルトラトレイルにおいて、宮﨑選手の悲願である日本人初の世界トップの達成に貢献することで、腸内細菌とパフォーマンスの関連性を明らかにしていきたい と考えています。



  • 宮﨑 喜美乃選手について/コメント

兄姉の影響で走ることが好きになり、高校・大学では駅伝部に所属し全国駅伝に出場する。引退後、大学院時代に専攻した登山の運動生理学の研究をきっかけに山の魅力にはまる。現在は、プロトレイルランナーとして国内外のウルトラトレイルレースで活躍しながら、世界最高齢でエベレストを登頂した三浦雄一郎 氏が代表を務めるミウラ・ドルフィンズにて、登山者に向けた高山病予防のための低酸素トレーニング指導を行う。


【これまでの主な戦績】

2019年 Oman by UTMB 3位(Oman)

2021年 LAKE BIWA 100 準優勝 (Japan) 

Thailand by UTMB  準優勝(Thailand)

2022年 Ultra-Trail Mt.FUJI  優勝(Japan)/Pirin Ultra 優勝(Bulgaria)

2023年 Tarawera Ultramarathon by UTMB 準優勝(New Zealand)


【宮﨑選手のコメント】

「昨年、世界大会前後で腸内フローラ検査を実施し、その結果を頂いた時、自分の感覚とは全く異なるデータが返ってきました。通常の食事を摂れるだけ回復したのにも関わらず、数値は悪いままでした。この誤差が怪我や不調に繋がっていると確信しました。私が行っている 100 マイルレースは寝ずに長時間走り続けることによって、筋疲労はもちろんのこと胃腸へのダメージを大きく受けやすく、適切な食事や休養を入れなければ疲弊してしまいます。私だけでなく、より多くのランナーが、そして一般の方にも役に立つデータを残していき、より健康的に、そして安全に日々を山を楽しめるようにサイキンソーさんと一緒に取り組んでいきたいと思います。」



  • 宮﨑 喜美乃選手とのこれまでの取り組みについて

 2022 年 7 月~ 11 月まで、試験的に計 5 回の腸内フローラ検査を実施いたしました。そのうちUTMB、Pirin Ultraの前後で腸内フローラ検査を実施しており、その結果、UTMBによる腸内フローラの変化が大きいこと。また、ウルトラトレイルという長時間高負荷の運動による、有用菌の減少と要注意菌の増加が見られました。



  • 最後に

サイキンソーは、アスリートの方々の腸内環境を経時的にモニタリングしていくことで、スポーツの現場にエビデンスに基づくコンディショニング理論を確立していくことに取り組んでまいります。また、アスリートに限らず、夢を追いかけるすべての人にとって、腸内フローラが一つの光明となり「細菌叢で夢をカタチに」できるよう、研究・解析を継続してまいります。



  • マイキンソー(Mykinso)について

自宅で誰でも簡単にできる腸内フローラ(腸内細菌叢)検査サービス。有益菌の代表格として知られるビフィズス菌の他、乳酸産生菌や、酪酸産生菌、エクオール産生菌の割合もわかります。全国 1,000 件以上の医療機関で受けられる「マイキンソー プロ(Mykinso Pro)」や乳幼児に特化した検査サービス「マイキンソー キッズ(Mykinso キッズ)」も展開しています。


・サービスサイト:https://mykinso.com/

・紹介動画:https://youtu.be/GtIxFi92RFA


  • 会社概要

「細菌叢で人々を健康に」を企業理念として、腸内フローラをはじめとする人体の常在細菌叢をデータサイエンスの力で解き明かし、ヘルスケアに貢献することを目指しています。

・会社名:株式会社サイキンソー

・設立: 2014 年 11 月 19 日

・所在地:東京都渋谷区代々木 1 - 36 - 1 オダカビル 2 階

・代表者:代表取締役 沢井 悠

・主な共同研究先:大阪大学微生物病研究所

・HP:https://cykinso.co.jp/

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種類
人物
ビジネスカテゴリ
スポーツアウトドア・登山
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会社概要

株式会社サイキンソー

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URL
https://cykinso.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区代々木1-36-1 オダカビル2階
電話番号
03-5309-2522
代表者名
沢井 悠
上場
未上場
資本金
1億6491万円
設立
2014年11月