アイリスオーヤマ 茨城県に「つくば工場」を新設 国内9工場体制に強化
11月22日土地売買契約締結の様子 橋本昌茨城県知事と大山健太郎
生活用品製造卸のアイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 健太郎)は、LED照明の生産・供給体制強化と関東圏における物流の競争力強化を図るため、茨城県稲敷郡に国内9工場目となる「つくば工場」を新設します。竣工時期は2017年9月の予定です。
■「つくば工場」新設の目的
①LED照明の生産・供給体制強化
国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択された「パリ協定」の発効に伴い、当社では脱炭素化社会に向けて、LED照明の需要が一層拡大すると予測しています。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えた大型施設の建設需要や商業施設の再開発の動きに伴い、首都圏を中心に更なる市場拡大が期待できます。
今回、茨城県にLED照明の生産工場を新設することで、当社は生産体制を分散することにより為替リスクを低減し、約2週間のリードタイム短縮※1を実現できます。また、国内工場の生産割合を引き上げ、首都圏を中心としたお客様の多様なニーズに対応できる供給体制を構築することにより、更なる事業拡大を実現できます。
②関東圏における物流の効率化
工場を新設する茨城県稲敷郡は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の阿見東インターチェンジより約2km(約3分)と至近で、常磐自動車道、東関東自動車道へのアクセスが容易なため、首都圏及び関東全域へのスピーディな出荷を行う拠点として最適な位置にあります。
また、圏央道を利用することにより、埼玉工場(埼玉県深谷市)で生産するLED照明のプラスチック製部品を「つくば工場」に効率よく供給できます。国内最大級※2の51,876パレットの自動倉庫を備えることにより、東関東エリアの物流拠点としての役割も担い、今後のアイリスグループの事業拡大に伴う物流量の増加と取り扱い商品数の増加にも対応します。
※1:大連工場のリードタイムと比較して。
※2:国内工場の単独自動倉庫において。
■「つくば工場」概要
所在地 :茨城県稲敷郡阿見町大字星の里26番
土地面積 :63,213㎡
建物総面積:109,009㎡(延床)
自動倉庫 :51,876パレット
生産品目 :LED照明(ECOHiLUX ラインルクスシリーズ、LEDシーリングライト)
販売計画 :初年度200億円
竣工時期 :2017年9月
総投資額 :約100億円(土地:約20億円、建物・設備他:約80億円)
新規雇用人数:130名(予定)
■国内工場
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