リアルテックファンド、視覚障がい者の安全な歩行を実現するAshiraseへの出資を実施
今年度中にロービジョンの方を対象とした実証試験、22年度に販売開始を予定
リアルテックホールディングス株式会社(所在地:東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田暁彦)が運営するリアルテックファンド*は、株式会社Ashirase(本社:東京都西東京市、代表取締役:千野歩、以下「Ashirase社」)へリード投資家として、本田技研工業株式会社と共に、投資を実施致しました。
Ashirase社は、シューズイン型の視覚障がい者に特化したナビゲーションシステム「あしらせ」を開発し、障がいと関係なく、誰もが自分らしく在り続け、誰もが豊かな人生を送ることができる社会を目指す企業です。
Ashirase社は、シューズイン型の視覚障がい者に特化したナビゲーションシステム「あしらせ」を開発し、障がいと関係なく、誰もが自分らしく在り続け、誰もが豊かな人生を送ることができる社会を目指す企業です。
■事業概要
■視覚障碍がい者の方の歩行
■あしらせ利用イメージ
■気軽に一歩を踏み出す気持ちを
あしらせはサービス開始当初は、国内約133万人のロービジョンの方々を対象とする予定です。ロービジョンの方々には、単独で外出が可能な方も多くいますが、何度も立ち止まり現在地を確認する、道に迷うという経験を繰り返し、外出を控えるようになった方も少なくありません。
あしらせはロービジョンの方々の単独での歩行を実現するサービスです。自分の足で行きたいところに行ける、このごくありふれた日常を届け、誰もが自分らしく生きる社会の実現を目指しています。
■これまでの歩み
- 2018年12月 Ashirase社の前身となる任意団体SensinGood Lab.が発足
- 2018年12月 経産省主催「始動」プログラムにてシリコンバレー派遣メンバーに選抜
- 2019年11月 内閣府主催S-Booster2019にて最優秀賞(賞金1000万円)を受賞
- 2020年9月 「あしらせ」のプロトタイプが完成
- 2021 年2月 Asics Accelerator Programにて優秀賞を受賞
■資金調達の目的と使途
視覚障がい者向けナビゲーション「あしらせ」は2022年のローンチを目指して開発を進めています。今回の資金調達で得た資金により量産試作機を開発し、さらに多くの視覚障がい者の方からのフィードバックを頂くことで視覚障がい者の方々に寄り添ったソリューションの提供を実現します。
■投資家からのコメント
本田技研工業株式会社 常務執行役員
「Ashirase社は、視覚障がい者の方のために貢献したいという真剣な想いと、それを実現するために考え抜き行動する力、そして独創的な技術を持ったチームです。まさにHondaのチャレンジングスピリットを体現している彼らが、視覚障がい者への新たな価値を創造し、日本、そして世界を変えていくと信じています。彼らの夢が実現するまで、私達も全力で支援していきます。」
永田 暁彦
リアルテックファンド 代表
「千野さんの課題解決への想いは本物です。この強い想いこそが、人から応援され、世界を変えます。待っていてくださる視覚障がい者の方のために、私達もAshiraseと一緒に走り続けます」
*正式名称:「リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(通称:「グローカルディープテックファンド」)
■株式会社Ashiraseについて
・所在地:東京都西東京市
・代表者:千野歩
・事業内容:視覚障がい者向けナビゲーションシステムの開発
・公式サイト:https://www.ashirase.com/
・出資時期:2021年6月
■リアルテックファンドについて
■リアルテックホールディングスについて
HP:https://www.realtech.holdings
<お問い合わせ先>
リアルテックホールディングス株式会社
広報担当:成田
https://www.realtech.holdings/contact
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