HPCとAIの利用に革新をもたらす HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemを発表

画期的なアクセラレーテッドコンピューティングにより、最も要求の厳しいHPCやAIのワークロードを最適化する、卓越した性能を実現

HPE

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード株式会社 本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 望月 弘一)は本日、HPE Apolloポートフォリオに「HPE Apollo 6500 Gen10 Plus System」を追加したことを発表しました。HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemは、アクセラレーテッドコンピューティングを新たなレベルに導き、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)とAIの利用に革新をもたらす次世代の製品ラインアップです。

HPE Apollo 6500 Gen10 Plus SystemHPE Apollo 6500 Gen10 Plus System


様々な組織がデータの活用を急ぐ中、競争の激しい市場で性能を向上させ、戦略的優位性を獲得することを目的に、多くの業界でHPCとAIの採用が大幅に増加しています。金融サービス、ヘルスケア、ライフサイエンス、製造、自動車、小売などの幅広い分野において、組織がより迅速かつインテリジェントに業務を遂行するための最先端の機能やツールへの投資が行われており、全体的な変革が進んでいます。アクセラレーテッドコンピューティングは、最も要求の厳しいHPCやAIのワークロードを最適化するために、より高速で信頼性の高い処理能力を備え、スケーラブルな卓越した性能を提供します。

データ駆動型イノベーションのための高密度コンピューティング
HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemは、密度と俊敏性に注力して設計され、幅広いHPCおよびAIアプリケーションに対応します。HPEのソリューションは、高いメモリ帯域幅、柔軟性、セキュリティで業界をリードし、高速で信頼性の高い処理能力を提供します。

HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemが提供する機能は以下の通りです。
  •  競争上優位となる洞察を得るまでの時間を短縮し、データの有効活用を実現
  •  業界をリードするGPUとの緊密な結合により、最高の性能を発揮し、比類ないジョブスループットを実現
  • NVIDIA認定を受け、要求の厳しいHPC、AI、機械学習、ディープラーニング(深層学習)のワークロード向けに設計された、完全なテスト・構成済みのHPEソリューション
  • HPE Crayスーパーコンピュータアーキテクチャにおいて、HPE Apollo 6500 Gen10 Plus SystemをHPE Slingshotインターコネクトと結合し、HPE Cray OSをサポート

HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemは、最新のNVIDIA A100 Tensor Core GPUと第2世代AMD EPYC™プロセッサの比類ない処理能力を活用して、レガシーインフラストラクチャの負担を軽減し、データ駆動型のイノベーションを実現します。NVIDIA A100 GPUは、これらの高性能アクセラレーテッドコンピューティング・ソリューションを強化するために、高いスループットで低遅延を保証します。第3世代のTensor Coresを搭載したNVIDIA A100は、何千ものGPUに効率的にスケールアップすることができます。また、NVIDIA Multi-Instance GPU (MIG)技術により、7つの独立したGPUインスタンスに分割して、多様なワークロードを高速化することもできます。NVIDIA A100は、Tensor Coreおよび倍精度演算を大幅に改善し、多数のAI性能記録を更新し、前世代よりも最大4.2倍速い処理速度を実現します。

HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemは、HPCやAIのワークロード要件に関係なく、サーバーあたり最大16個のGPUでGPU利用率を最大化し、インテリジェントなデータの迅速な取り込み、分析、運用を実現します。NVIDIA NVLinkはGPU間のシームレスな接続を確立し、単一の堅牢なアクセラレータとしてGPUを連携させることができます。NVLinkインターコネクトは、GPUからGPUへのメモリ間のデータ移行を可能にする専用通信を提供します。1台のA100で最大12個のNVLink接続をサポートし、合計で毎秒600ギガバイトの帯域幅を実現します。

第2世代AMD EPYC™プロセッサは、膨大な帯域幅と高いコア数を提供し、データを大量に消費するGPUへの継続的な供給を可能にします。NIVIDIA Mellanox HDR InfiniBandと統合されたこれらの高周波プロセッサは、2つのGPUごとに最大200ギガビット/秒の帯域幅を追加するため、クラスタレベルで運用されている企業でも2倍の速度で通信することができます。HPE初の4GPUに最適化されたサーバーにより、HPC向けにこれまで以上のコストあたりの性能を実現しています。また、2P AMDプロセッサ搭載の新しいデザインの8GPUサーバーの提供により、企業はHPEがこれまでサポートしてきた2倍以上に相当する最大16個のPCIe GPUを利用することができます。

さらに、HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemは、最大16台のフロントアクセス可能なストレージデバイス、SAS/SATAソリッドステートドライブ、最大6台のNVMeドライブを搭載し、消費電力を抑えながらデータに高速にアクセスできるなど、幅広いストレージオプションを提供します。HPEは2021年第1四半期までに新しいソリューションを展開する計画で、16台のNVMeドライブを搭載して帯域幅をほぼ6倍に拡大します。これによりHPEのお客様は、アクセラレーテッドコンピューティングの堅牢なパワー、周波数、処理能力を活用して、洞察を得るまでの時間を大幅に短縮することができるようになります。

信頼できるパートナー
HPEは、徹底した検証により安全性が確保され、様々な金融サービスやプロフェッショナルサービスに裏付けられたエンドツーエンドのソリューションをお客様に提供することで、他のITベンダーにない総合的な柔軟性を実現します。

HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemは、HPE Silicon Root of Trust技術を採用し、ファームウェア保護、マルウェア検出、ファームウェアリカバリにおいて、シリコンレベルに至るまで、HPEのGen10ポートフォリオを保護します。他の追随を許さない技術により、HPEのサーバーは、改ざんされたファームウェアでの起動がないことを保証し、「世界で最も安全な業界標準サーバー 」を実現しています。HPE iLOサーバー管理ソフトウェアを使用すると、世界中のどこからでも、HPEシステムを安全に設定、監視、更新することができるため、お客様は安心して運用することができます。

HPEでは、イノベーションの加速に必要なサポートをお客様に提供するため、ハイブリッドクラウド環境、エッジコンピューティング、ITモダナイゼーション、AI導入などのサービスなどの専門分野を含む豊富なHPE Pointnext Technology Servicesによるサービスを提供しています。

HPE GreenLakeを採用することで従量課金制でHPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemを導入したいというニーズに対応します。導入にあたっての要件から理想とするソリューションを実現するためのロードマップをサポートチームが作成し、データの移動やアプリケーションリファクタリングに伴うコストや時間をかけずにリスクを回避して、クラウドエクスペリエンスを実現できます。

価格と販売開始時期
  • 製品名:HPE Apollo 6500 Gen10 Plus System
  • 希望小売価格(税抜)/販売開始日:5,025,000 円(最小構成価格)/2021年1月27日

※HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemに関する詳細は、以下サイトをご参照ください。
https://www.hpe.com/jp/ja/product-catalog/servers/apollo-systems/pip.hpe-apollo-6500-gen10-plus-system.1013092236.html

「AIをDXの力に」と題したブログ記事で、HPEのAIビジネス推進への取り組みをご紹介しております。以下サイトをご参照ください。
https://community.hpe.com/t5/HPE-Blog-Japan/AI%E3%82%92DX%E5%8A%A0%E9%80%9F%E3%81%AE%E5%8A%9B%E3%81%AB/ba-p/7118589

■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、edge-to-cloud platform as-a-serviceを提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。

■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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会社概要

URL
https://www.hpe.com/jp/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区大島2丁目2番1号
電話番号
-
代表者名
望月 弘一
上場
未上場
資本金
10億円
設立
1999年07月