日本発・独立系コンサルティングファームのレイヤーズ・コンサルティングが「CLO(Chief Logistics Officer)賢人俱楽部」を発足
物流を経営戦略の重要なアジェンダと捉え、業界を超えた知見をぶつけ合い、共に学び、本音で語り合い真のCLOとして成長・成功していくことを目指して
日本発・独立系コンサルティングファームである株式会社レイヤーズ・コンサルティング(東京都品川区、代表取締役CEO:杉野 尚志、以下:レイヤーズ)は、大企業の「物流統括管理者(Chief Logistics Officer、以下CLO)」を中心とした異業種少数参加のクローズド型倶楽部である「CLO賢人倶楽部」を発足したことを発表しました。2025年7月8日(火)には第一回「CLO賢人俱楽部」が開催され、闊達な意見交換が行われました。

■発足の背景・趣旨
生産年齢人口の減少により国内労働力が加速度的に減少する中で、「物流2024問題」と言われるとおり、24年度からトラックドライバーの時間外労働上限規制が適用され、物流のドライバー不足・物流需給逼迫が大きな課題になっております。
政府は2023年10月、物流革新に向けて即効性の高い施策を「物流革新緊急パッケージ」としてまとめましたが、その一つとして、一定規模以上の発荷主、着荷主に対し、2026年から「物流統括管理者(Chief Logistics Officer、以下CLO)」選任を義務付けています。対象となる荷主企業は3,000~5,000社と推計されています。
これまで日本企業の中では、物流部門の位置づけは決して高くなく、物流部門責任者はあくまで「物流部長」に過ぎず、経営視点は求められていませんでした。しかし、CLOとして定義される役職は役員クラスが想定され、経営の視点が必要となります。
CLO賢人倶楽部では、物流を経営戦略の重要なアジェンダと捉え、業界を超えた知見をぶつけ合い、共に学び、本音で語り合うことで、新たな知恵を生み出し、真のCLOとして共に成長・成功していくことを目指しています。
■賢人俱楽部について URL:https://www.layers.co.jp/kenjin-club/
レイヤーズ・コンサルティングが主催する、異業種少数参加のクローズド型倶楽部。原則として1業種1社、ひとつのカテゴリで10~15社程度で構成され、本音の意見交換を行うことで、他業種・他業界の知恵を交換し、高密度な人脈を形成する。CFO(財務責任者)、事業開発・デジタルマーケティング、ものづくり(生産・製品責任者)、CHRO(人事責任者)、CDO(デジタル責任者)の5つの賢人俱楽部に加え、2024年1月からは経営トップを中心としたグローバル経営賢人俱楽部が発足。今回のCLO賢人倶楽部は7つ目となる。
賢人倶楽部では、業界を超えた知見をぶつけ合い、共に学び、本音で語り合うことで、新たな知恵を生み出し、共に成長・成功を実現する。
<賢人俱楽部のミッション>
『学ぶ、交流する、創る、発信する、行動する』
学ぶ:今後新たに求められる役割・機能について、議論・研究する。最前線の方法論等を、事例を通じお互いに学びあう。
交流する:他業種・異業種間で、課題・役割について本音ベースで議論し、これを通じて新時代に向けた人材ネットワークを構築する。
創る:上記の議論を通じて互いに活用・実践できるナレッジを創出し共有する。
発信する:上記の議論及び成果をもとに、オピニオンリーダーとして世に発信する。
行動する:賢人倶楽部で培った知見・ネットワークにより、会員相互での事業創出、業務提携等の協働化を行う。
■CLO賢人俱楽部について
<開催概要>
頻度:年4回開催
運営:各回でテーマを絞り、講演及びディスカッションを実施
事前に検討テーマを決定し、当該テーマに関する各社の取り組み事例や抱える課題について、
本会ディスカッション時に発表
<メンバー>
会長 盛山 正仁 元文部科学大臣
参加企業 https://www.layers.co.jp/kenjin-club/
<検討テーマ(予定)>
・物流の可視化:物流のQCDE見える化と課題の特定(品質・コスト・納期・在庫・環境 等)
・物理的施策:物流最適化に向けた物理的施策の方向性
(最適拠点配置、最適配送ルート設計、業界を超えたシェアロジスティクスの実現 等)
・DX施策:物流の基幹システム構築(PSI、ERP、LMS、WMS、TMS連携)、AIによる需要予測の精度・最適ルートシミュレーションの精度向上
・次世代DX施策:物流における複数パラメータを加味したパターン別配送シミュレーションの高度化、輸送機器の完全自動化(自動運転化)の実現可能性、物流MaaSの実現可能性 等
・品質・コスト:ゼロベースでの配送条件の過剰品質見直し(配送時間、配送頻度、配送便数 等)、物流トレーサビリティ、タッチポイント削減、梱包仕様の見直し 等
・人材施策:ドライバーや庫内作業人員の確保、ロボット化・自動化の展望や実現可能性 等

株式会社レイヤーズ・コンサルティング
URL:https://www.layers.co.jp/
1983年に創業した555名のコンサルタントを有する日本発の独立系コンサルティング会社です。私たちは自らが「戦う創造集団」として、オープンイノベーションの実現や社内常識の打破を通じて、お客様が激しい環境変化の中、勝ち残るためのパワーエンジンとしてご支援することを使命としております。
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