【特許取得】音声認識AIと大規模言語モデルを組み合わせることで、専門用語・社内用語を高精度に認識できる独自技術が特許登録
SecureMemoCloudの 高精度音声認識をさらに強化し、更なる業務効率化の可能性を提供
概要
Nishika株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山下達朗、以下 Nishika)は、AI音声文字起こしサービス「SecureMemoCloud」に搭載している大規模言語モデル(LLM)連携型の自動校正アルゴリズムについて、下記のとおり日本国特許庁から特許権を取得しました。
特許番号:特許第7654294号
発明の名称:音声認識結果の自動校正を行う情報処理装置およびプログラム
出願番号:特願2024-112965
登録日:令和7年3月24日
権利者:Nishika株式会社
同技術は、音声認識エンジンが出力したテキストを、専門用語・社内用語辞書を活用してLLMが校正するものです。

本リリースの主なポイント
■単語と読みを活用した高精度アルゴリズム
単語のみでなく読みを参照することで、発音を尊重した校正を実現。元の発話を無視した一見自然な文への強引な校正は行わない仕組みとなっています。
■SecureMemoCloudへの独占実装で業務効率を最大化
LLM校正エンジンはSecureMemoCloud専用アーキテクチャに組み込み済み。会議後わずか数分で“ほぼ完成”の議事録が生成され、即共有可能です。
取得した特許技術の概要

文字起こしサービス「SecureMemoCloud」とは
■圧倒的な文字起こし精度96.2%
独自開発の音声認識AI「shirushi」を搭載し、ノイズ混じりや明瞭でない音声でも正確に文字起こし。
■“ほぼ完成”の議事録を自動生成
タイトル・日時・参加者・決定事項・議事要旨まで整った、実用度の高い議事録をAIが自動作成。
■60分の音声を最短5分で処理
GPUサーバー環境で大量データを高速処理し、会議後すぐに文字起こしと要約結果を確認可能。
■ドメイン特化&単語登録でさらに高精度
23業界の専門用語対応や単語登録機能により、ビジネス現場で使う固有名詞もしっかり認識。
■約100言語に対応し、翻訳もワンクリック
多言語会議や海外拠点との連携にもスムーズに対応。中国語・韓国語・英語を含む100言語以上で文字起こし&翻訳。
Nishikaの目指すところ
Nishikaは「テクノロジーですべての人が誇りを持てる社会を」をビジョンに掲げ、企業の生産性を高める新たなデータ資産創出に取り組んでいます。中でも、SecureMemo/SecureMemoCloudを通じて「企業の会議を全てデータ化する」ことを最終目標とし、日本のビジネス会議における会話情報を精度高く記録・構造化することで、付加価値の高い情報活用を実現することを目指しています。
お問い合わせ先
Nishika株式会社 SecureMemo事業部
smcloud@nishika.com
https://info.nishika.com/service/smc-inquiry
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