国際協力をテーマにしたシンポジウムを開催
戸田建設(株)(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、2024年12月13日に(学)国際大学(所在地:新潟県南魚沼市、理事長:槍田 松瑩)の協力を得て、国際協力をテーマにしたシンポジウムをTODA BUILDINGのTODA HALL&CONFERENCE TOKYOホールBで開催しました。
本シンポジウムは、日本のODA(政府開発援助)70周年と戸田建設ODA40周年に関連して、「これからの国際協力と民間企業が持つ可能性」をテーマに、これまでのODA事業を振り返りながら国際協力の意義と、国際協力分野における民間企業の貢献や成長の可能性を検討する機会となりました。
第一部の基調講演では、(学)国際大学副学長の加藤宏教授にご登壇いただきました。講演の冒頭、加藤教授は国際協力70年を、当時の国際情勢や国際的な日本の立ち位置を踏まえながら時代ごとに振り返り、国際協力が持つ意義について説明されました。
さらに、講演後半では、国際協力における民間企業の存在意義について見解を述べられ、「産官学一体となって新しい共創の形を模索していかなければならない」と基調講演を締めくくられました。
第二部のパネルディスカッションでは、加藤教授に加え、当社から土木事業本部長の藤田、建築事業本部長の曽根原、戦略事業本部長の植草の3名が登壇しました。「国際協力と民間企業との共創:新たな可能性を探る対話」をテーマに、新しい国際協力の在り方やその意義、さらには民間企業の可能性について議論を行いました。本部長らからは、加藤教授への質問だけでなく、これからの国際協力分野についての構想、実際に行っている海外事業の紹介などもあり、民間企業との共創に焦点を当てた活発なフリートークが展開されました。
一連の議論を通じて、無償資金協力などの現行制度について、より効果的な仕組みへの見直しの可能性を検討する重要性が浮き彫りになるとともに、国際協力と民間企業が共創することで、新たな市場の創出や参入機会を拡大する可能性が広がることを改めて認識する貴重なパネルディスカッションとなりました。
学校法人国際大学の概要
(学)国際大学(International University of Japan:IUJ)は、1982年、国際社会で活躍できる高度な専門的知識を持った職業人の育成を企図する大学院大学として、新潟県南魚沼市に設立されました。英語だけを授業言語とすることによって、世界標準の国際関係学および国際経営学に関する大学院教育を、深いレベルで受けることができ、約70カ国・地域の学生が、世界中から集まっています。高度に専門的且つ学際的学識を具備し、それを国際場裡で実践活用し得る人材を育成することをその主目的とする、大学院大学です。
国際大学公式HP:https://www.iuj.ac.jp/jp/
国際大学紹介動画:https://youtu.be/_frLiuYgKpQ
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