モルゲンロット、AMD Instinct™ MI シリーズ・アクセラレーター(GPU)を使用した風況解析シミュレーション結果をHPC国際会議SC23にて発表
モルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO/CTO井上博隆、以下モルゲンロット)は、スーパーゼネコンをはじめとする建設業界にとって必要不可欠である風況解析シミュレーションをAMD Instinct™ MI シリーズ・アクセラレーターを活用し、CPUの計算よりも10倍以上高速化することに成功しました。この研究成果を、2023年11月12日から開催されるハイパフォーマンスコンピューティングに関する国際会議・展示会SC23(米国コロラド州デンバー開催)にて発表します。
モルゲンロットはOpenFOAM v-2206を使用した風況解析シミュレーション使い、32コアCPUとAMD Instinct™ MI シリーズ・アクセラレーター(GPU)の計算速度比較を検証。CPU環境とGPU環境同条件のデータを計算した結果、CPUの結果よりもGPUが10倍以上の速度で計算が完了させる事を確認しました。これ以外にも、AMD Instinct™ MI シリーズ・アクセラレーター(GPU)を活用した大規模言語モデル(LLaMA2)のファインチューニングのベンチマーク結果やLAMMPS,GROMACS,CP2Kによる分子シミュレーションの検証結果をAMD社と共同で実施しました。
【モルゲンロットSC23登壇詳細】
SC23 Website(https://sc23.supercomputing.org/)
登壇日程
11月15日(水) 09:00(JST 日本標準時 UTC+0900)
Tue, Nov 14th at 5PM MST(MST 米国山岳部標準時 UTC-0700)
登壇場所
SC23におけるAMDブース(, AMD booth #1117,)内
出展のトピック
AMD Instinct™ MI シリーズ・アクセラレーターを活用した以下ソリューションを発表いたします。
・大規模言語モデル(LLaMA2)のファインチューニング
・OpenFOAMによる風況解析シミュレーション
・LAMMPSによる分子シミュレーション
・GROMACSによる分子シミュレーション
・CP2Kによる分子シミュレーション
■モルゲンロット株式会社について
モルゲンロットは、「コンピューティングパワーを世界中の誰にでも」をビジョンに掲げ、クラウドで計算力をソリューション提供する会社です。「必要なところに再生可能エネルギーや余剰電力から作られた計算力という資源を世界中の誰にでも届けることで、無駄の無い環境に優しい最適な生活が出来る」と信じています。
自社で開発したGPU分散処理ソリューションExcalibur®を活用して電力を計算力に変換するハードウェアの構築、販売、運用、保守と、大規模な計算力を必要とする企業にGPUクラウドサービスの「M:CPP」、高速レンダリングサービス「Render Pool®」を提供しています。技術を愛し、大規模な計算力を効率よく運用する技術、ブロックチェーンを活用した信頼性の高い分散技術等を有しています。
*Render Pool®、Excalibur®はモルゲンロット社の登録商標です。
■モルゲンロット株式会社 会社概要
社名: モルゲンロット株式会社(MORGENROTとはドイツ語で”朝焼けの山頂”という意味)
設立:2019年4月
本社:東京都千代田区麹町4-4-3 ピネックス麹町6F
代表取締役CEO/CTO:井上 博隆
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