第38回JCI JAPAN TOYP 2024(青年版国民栄誉賞)で、東北大学発宇宙スタートアップ「ElevationSpace」代表の小林稜平が準グランプリ(総務大臣賞)を受賞
宇宙で実証・実験を行ったあと、地球に帰還可能な宇宙機を開発する株式会社ElevationSpace(読み:エレベーションスペース、以下「ElevationSpace」)の代表取締役CEO・小林稜平(こばやし りょうへい)が、公益社団法人日本青年会議所が主催する「第38回JCI JAPAN TOYP 2024(青年版国民栄誉賞)」で準グランプリ(総務大臣賞)を受賞しました。
JCI JAPAN TOYP(青年版国民栄誉賞)について
TOYPは、1938年に米国青年会議所によって始まったTOYM(Ten Outstanding Young Men=10人の傑出した若者たち)を起源としています。1987年からは、公益社団法人日本青年会議所が「TOYP(The Outstanding Young Persons)大賞」として表彰しています。
「JCI JAPAN TOYP」は、青年版国民栄誉賞として、環境、医療、経済、政治、科学技術、文化・芸術、スポーツなどのあらゆる分野において、社会に持続的なインパクトを与えることのできる可能性を秘めた「傑出した若者(=地域に好循環を起こす若者)」を発掘し、更なる活躍を期待して国民全体で応援する機運を広げることを目的としています。
【JCI JAPAN TOYP公式サイト】
https://www.jaycee.or.jp/toyp/
株式会社ElevationSpace 代表取締役CEO 小林稜平プロフィール
■略歴
1997年12月25日生まれ。秋田高専在学中の19歳の時に宇宙建築に出会い人生が変わる。その後、東北大学にて建築学と宇宙工学を専攻し、修士号(工学)を取得。大学在学中には人工衛星開発プロジェクトや次世代宇宙建築物の研究に従事し、宇宙建築において日本1位、世界2位を獲得。宇宙ベンチャーを含む複数社でのインターンを経て、株式会社ElevationSpaceを起業。アジア地域から世界を変える30歳未満のリーダー Forbes 30 UNDER 30 Asiaに選出。
■受賞歴
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2020年12月 経済産業省による、次世代のイノベーションの担い手を育成することを目的とした「始動 Next Innovator」において、シリコンバレー派遣メンバーに選抜
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2022年8月 Forbes JAPANによる、日本を代表し世界を変えていく30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN 2022」
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2023年5月 Forbesによる、アジア地域から世界を変える30歳未満のリーダー「Forbes 30 UNDER 30 Asia」
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2023年12月 第23回Japan Venture Awards「地域貢献特別賞」受賞
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ElevationSpace概要
ElevationSpaceは、誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにすることを目指している東北大学発の宇宙スタートアップです。東北大学吉田・桒原研究室でこれまで開発してきた15機以上の小型人工衛星の知見・技術を生かし、無重力環境を生かした実験や実証などを無人の小型衛星で行い、それを地球に帰還させてお客様のもとに返す宇宙環境利用プラットフォーム「ELS-R」を開発しています。
会社名 :株式会社ElevationSpace(英文表記:ElevationSpace Inc.)
所在地 :〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1 東北大学マテリアル・イノベーション・センター401号室青葉山ガレージ
設立 :2021年2月
代表者 :代表取締役CEO 小林稜平
ホームページ:https://elevation-space.com/
事業内容 :宇宙環境利用・回収プラットフォーム事業、宇宙輸送事業、宇宙建築事業
■株式会社ElevationSpace受賞歴
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2021年2月 東北グロースアクセラレーター2020「WeWork賞」
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2022年8月 大学発ベンチャー表彰2022「新エネルギー・産業技術総合開発機構理事長賞」
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2022年9月 週刊東洋経済「すごいベンチャー100」
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2022年11月 Seraphim Spaceアクセラレーター
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2022年12月 東北経済産業局「J-Startup TOHOKU」
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2023年3月 EY新日本有限責任監査法人「EY Innovative Startup 2023」
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2023年4月 株式会社リバネス「Deep Tech Venture of the Year in Japan」 ほか
■「ELS-R」とは?
これまで基礎科学的な実験から産業利用まで幅広く利用されてきた国際宇宙ステーション(ISS)は、構造寿命などの関係から2030年末に運用を終了することが決定しており、宇宙環境利用の”場”の継続的な確保が課題になっています。
ElevationSpaceは、「ポストISS時代」を見据え、宇宙環境利用プラットフォーム「ELS-R(読み:イーエルエスアール)」の提供を目指しています。
「ELS-R」は、無重力環境を生かした実験や実証を、無人の小型衛星で行い、それを地球に帰還させてお客様のもとに返す国内初のサービスです。
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