電巧社、米国ColorTokens社と提携。サイバー攻撃対策として有効なマイクロセグメンテーションサービスの提供販売を開始

株式会社電巧社

2024年2月14日 13時00分

株式会社電巧社（本社：東京都港区、代表取締役社長：中嶋乃武也）は、アメリカの統合ゼロトラストセキュリティ企業ColorTokens社（本社：カリフォルニア州サンノゼ）と提携し、日本初の代理店となりました。
本日2月14日より、ColorTokens社のゼロトラストマイクロセグメンテーションサービス『Xshield』の取り扱いを開始いたします。

昨今、ランサムウェアによる被害が拡大し、被害件数は2022年で230件、2023年上半期で103件にも及んでいます。

大企業、中小企業などの規模に関係なく、製造業からサービス業、小売業、建築業と幅広い業種で被害が発生しており、もはやどの企業もIT・ネットワーク環境が安全とは言えない状況です。（※）

電巧社は、幅広い電気事業を通して、長年お客様の改革（トランスフォーメーション）に携わってきました。

近年はDX（デジタル・トランスフォーメーション）、GX（グリーン・トランスフォーメーション）に注力しています。

この状況を受け、新たにサイバー攻撃を抑止するゼロトラストセキュリティの変革・CyberX（サイバー・トランスフォーメーション）を取り入れることを決意。

ColorTokens社と提携する運びとなりました。

※引用：警察庁│令和5年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について

https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R05_kami_cyber_jousei.pdf

ColorTokensの『Xshield』が企業のセキュリティの課題を解決

ColorTokens社は、セキュリティ関連の特許を40以上取得し、世界で150社以上に導入実績があるゼロトラストセキュリティ商品を提供しています。

ゼロトラストセキュリティとは、「誰も信頼しない（ゼロトラスト）」という理念に基づいた、近年のサイバー攻撃対策となるセキュリティ手法です。

取り扱いを開始した『Xshield』は、そのひとつであるマイクロセグメンテーションを核としており、エンドポイントなどを細かいグループに分け、最小権限のポリシーを適用してアクセスを制限します。

これにより、ファイアウォールの防御をくぐり抜けたランサムウェアなどのマルウェアが横方向に移動するのを防ぎます。

本商品はクラウドサービス（SaaS）で提供され、必要な情報が網羅された見やすい管理画面と直感的な操作、そして短期間での導入が可能であることが特徴です。

電巧社は、『Xshield』のライセンス及び関連サービスによる売上高が、2026年度までに30億円に達すると見込んでおります。

代表取締役社長中嶋乃武也コメント

セキュリティ責任者が、役員会で「我が社は安全か」と問われたときに、自信を持って「はい」と答えられるサイバーセキュリティ商品を提供したい。

その思いが、今日のColorTokensの販売に繋がりました。昨今のサイバー攻撃を抑止するベストソリューションになると確信しております。

ColorTokens社コメント

日本の主要産業が絶え間ないサイバー攻撃に直面している今、これ以上ないタイミングで電巧社と提携することができました。

製造業において約100年のイノベーションを誇る電巧社は、チャネルパートナーとしてだけでなく、優れたロールモデルとなるでしょう。

“Denkosha’s timing couldn’t be better, as Japan is facing unrelenting cyberattacks against their major industries,” says Douglas Glen, Vice President of ASEAN Business Development.

“Denkosha's100 years of innovation in the manufacturing sector makes them an excellent role model as well as a valued channel partner.”