【民泊投資家調査2025】1件目運営後、約7割が2件目以降に前向きな意欲

～「ゆっくり検討」が最多44%、運営経験が次の投資への関心を醸成か～

株式会社ポルティ

2025年4月26日 10時00分

空き家マッチングアプリ「porty(ポルティ)」を運営する株式会社ポルティ（本社：神奈川県川崎市、代表取締役：平瑶平）は、民泊投資家（1件以上の運営経験者）200名を対象に、初めて民泊を運営した後、2件目以降の物件で民泊を始めることについて、どの程度前向きに考えたかを調査しました。

その結果、「少し前向きになり、ゆっくりと検討し始めた」が44.0％と最も多く、次いで「すぐには考えなかったが、運営に慣れてから関心が出てきた」が22.0％でした。「とても前向きになり、すぐに2件目を探し始めた」（6.5％）を含めると、合計で72.5％、約7割の投資家が1件目の運営経験後に、2件目以降の展開に対して何らかの前向きな意欲を示したことが分かりました。

一方で、「大変だったので、しばらく様子を見ることにした」（15.0％）や「拡大は全く考えなかった」（12.5％）といった回答も合計で27.5％あり、運営の負担などから拡大に慎重な層も一定数存在することが示されました。

データ引用時のお願い

本調査データを引用・利用される際は、以下のURLと出典を明記してください。

URL: https://porty.co.jp/corp/news/minpaku-investor-expansion-motivation

出典：株式会社ポルティ「民泊投資家調査2025」

調査概要

調査期間：2025年4月21日~22日

調査主体：株式会社ポルティ

調査対象：民泊投資家（1件以上の運営経験者）

有効回答数：200

調査方法：インターネット調査

調査結果：約7割が拡大に前向きも、慎重派が多数

設問：初めて民泊を運営してみて、次の物件でも民泊を始めることについて、どのくらい前向きに考えましたか？（単一回答, N=200）

少し前向きになり、ゆっくりと検討し始めた：88名（44.0%）
すぐには考えなかったが、運営に慣れてから関心が出てきた：44名（22.0%）
大変だったので、しばらく様子を見ることにした：30名（15.0%）
拡大は全く考えなかった（1件だけで十分と感じた）：25名（12.5%）
とても前向きになり、すぐに2件目を探し始めた：13名（6.5%）

考察

初めての民泊運営経験が、その後の投資家の事業拡大意欲にどのような影響を与えるかを示唆する結果となりました。約7割が2件目以降の展開に前向きな姿勢を示しており、1件目の運営を通じて民泊事業の魅力や可能性を感じる人が多いことがうかがえます。

特に、「ゆっくり検討し始めた」「運営に慣れてから関心が出てきた」という回答が合わせて66.0%を占めている点は注目に値します。これは、多くの投資家が、1件目の運営がある程度軌道に乗ったり、運営ノウハウが蓄積されたりした段階で、次のステップとして事業拡大を具体的に考え始める傾向があることを示していると考えられます。すぐに2件目を探し始めるような積極層は比較的少数派のようです。

一方で、約3割の投資家は、運営の負担感やリスク、あるいは自身の投資スタイルなどから、事業拡大には慎重、もしくは消極的な姿勢を示しています。民泊運営は魅力的な反面、相応の労力や困難も伴うことが、この結果からも見て取れます。

ポルティの今後の取り組み

ポルティは、民泊運営経験を経て、さらなる事業拡大に関心を持つ投資家の方々を積極的に支援してまいります。今回の調査で明らかになったように、多くの方が前向きな意欲を持ちつつも慎重に検討を進めている状況を踏まえ、2件目以降の物件探しに役立つ情報（例：経験者が重視するポイント、エリア選定のヒント）や、より効率的な運営ノウハウ、資金調達に関する情報などを提供することで、ネクストステップへの挑戦を後押ししたいと考えております。