【待望の牽引機能】AMRロボット「Starシリーズ」に初の牽引機能を実装。カゴ台車などの牽引に対応し、多様な搬送ニーズに応えます。
お手持ちのカゴ台車をそのまま活用。低コスト・短期間で搬送自動化を実現します
自律走行搬送ロボット(AMR)による省人化・自動化ソリューションを提供する株式会社ロボットバンク(本社:東京都新宿区)は、主力製品であるAMRロボットシリーズに、新たに「牽引(けんいん)機能」を追加開発中であることをお知らせいたします。

本機能は、2026年1月の提供開始を目標に開発を進めております。
■ 開発の背景:お客様の声から生まれた、次なる自動化への挑戦
労働人口の減少が深刻化する中、物流倉庫や製造工場における搬送工程の自動化は課題となっています。当社はこれまで、棚やパレットの下に潜り込み、持ち上げて搬送するタイプのAMRを提供し、多くの現場の省人化に貢献してまいりました。
その中で、お客様から「今使っているカゴ台車を、買い替えずにそのまま自動で動かしたい」「より重い荷物を一度に、効率的に運びたい」「台車を押したり引いたりする単純作業から、作業員を解放したい」といったご要望を数多くいただいておりました。
こうした現場の切実な声にお応えするため、当社は既存のAMRが持つ高度な自律走行技術をベースに、新たにカゴ台車やカート類を牽引して搬送する機能の開発に着手いたしました。
■ 開発中の「牽引機能」が目指すもの
1. 既存資産の有効活用
お客様が現在お使いのカゴ台車や棚カート、6輪カートなどに簡単なアタッチメントを取り付けるだけで、AMRとの連携を実現することを目指とします。
それにより、大規模な設備投資を必要とせず、スムーズな自動化導入を可能にします。
2. 重量物搬送の省人化
これまで人手に頼らざるを得なかった重量物の積まれた台車の搬送をAMRが代替します。作業者の身体的負担を大幅に軽減し、より安全で付加価値の高い業務へ人材をシフトさせることができます。
3. さらなる柔軟性の提供
牽引する台車を切り替えるだけで、様々なサイズ・形状の荷物に対応可能になります。これにより、従来の潜り込み式AMRと組み合わせることで、一つの現場で対応できる搬送タスクの幅が飛躍的に拡大します。
■ 今後の予定について
現在、2026年1月のサービス提供開始に向け、鋭意開発を進めております。
製品の正式名称、詳細な仕様、価格、具体的な導入事例などにつきましては、準備が整い次第、改めて正式に発表させていただきます。
株式会社ロボットバンクは、これからも現場のニーズに真摯に耳を傾け、お客様の課題解決に貢献する最先端のロボットソリューションを開発・提供してまいります。今後の展開に、どうぞご期待ください。
■ 株式会社ロボットバンクについて
ロボットバンクは、「ロボットで未来を創る」をミッションに、製造業、物流業、サービス業など、幅広い分野でロボットソリューションを提供しています。お客様の課題に寄り添い、最適なロボットの選定から導入、運用サポートまでを一貫して行い、現場の自動化を強力に推進しております。

◇製品ページ
[ロボットバンク株式会社について]
会社名:ロボットバンク株式会社
所在地:〒162-0843東京都新宿区市谷田町一丁目10番地プライム市ヶ谷ビル6F
代表者:森 啓翔
設立:2022年2月

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