認定NPO法人おてらおやつクラブがふるさと納税型クラウドファンディングを開始 ― 子どもの貧困を「見捨てない」。食べ物とつながりを全国へ ―
■ 概要
認定NPO法人おてらおやつクラブ(奈良県田原本町、代表理事:松島靖朗)は、2025年10月2日(木)から12月31日(水)まで、ふるさと納税型クラウドファンディングを実施します。お寺にお供えされた「おそなえ」を仏さまからの「おさがり」としてさまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動を全国で展開してきた同団体は、今回『【子どもの貧困】見捨てない。あなたの支援で、子どもたちに食べ物とつながりを。』をテーマに、1250万円の寄付を目標に掲げています。
▼プロジェクトページ
https://www.furusato-tax.jp/gcf/4666
▼おてらおやつクラブWebサイト

■ プロジェクトの背景
日本の子どもの相対的貧困率は11.5%(2022年 厚生労働省「国民生活基礎調査」)。18歳未満の子どもの約9人に1人が貧困状態にあり、とりわけひとり親家庭では44.5%と、およそ2人に1人が厳しい状況に置かれています。経済的な困窮だけでなく、孤立や心のしんどさが重なり、「たすけて」と声をあげられないまま支援から取り残される家庭も少なくありません。

■ おてらおやつクラブの取り組み
おてらおやつクラブは、全国のお寺に寄せられる「おそなえ」を、ひとり親家庭や支援団体に届ける活動を2014年より続けてきました。これまでに1万8千世帯とつながり、食べ物や生活用品とともに「ひとりじゃないよ」という安心感を届けてきました。見えにくい困窮に対して、お寺ならではの形で寄り添う取り組みは、全国へと広がっています。

■ 今回の挑戦
本プロジェクトでは、米の価格高騰など、物価高騰の影響で困難を抱えるひとり親家庭に、食べ物とつながりを届けるための寄付を募ります。ふるさと納税型クラウドファンディングを活用することで、より多くの人が「地域や社会に役立つ寄付」を選びやすくなり、控除制度を通じて継続的な応援にもつながります。集まった寄付は、ひとり親家庭をはじめとした家庭の暮らしを直接支えるための運営費として活用します。
■ 未来に向けて
子どもの貧困は一部の地域の課題ではなく、日本全体に広がる社会課題です。今回の挑戦を通じて、さまざまな事情で困りごとを抱える家庭が孤立せずに助け合える「たよってうれしい、たよられてうれしい。」社会づくりを進めていきます。
皆さまのあたたかなご支援をお願いいたします。

▼プロジェクトページ
https://www.furusato-tax.jp/gcf/4666
▼【参考資料】おてらおやつクラブ 2024年度 インパクトレポート
「草の根で広がる『おてらおやつクラブ』。地道に支援を集めるも、大幅な赤字転落へ。」
https://note.com/oteraoyatsu_club/n/n0caa58ac7184

【団体概要】
認定NPO法人おてらおやつクラブ

所在地 |
奈良県磯城郡田原本町八尾765-1 |
代表理事 |
松島 靖朗 |
設立 |
2017年7月26日 |
事業内容 |
お寺にお供えされた「おそなえ」をひとり親家庭や支援団体へ届ける活動、子どもの貧困問題解決に向けた啓発・連携事業を展開。 |
Webサイト |
【本件に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人おてらおやつクラブ 事務局
メール:pr@otera-oyatsu.club
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