シード・プランニング運営『スタートアップのためのファイナンスフォーラム』 開催のご報告
株式会社シード・プランニングが運営するスタートアップのためのファイナンスフォーラム第一回講演会が「スタートアップのためのファイナンス戦略」のテーマで東京文京区湯島のシード・プランニング本社ライブラリーで開催されました。
当日の詳細をご紹介させて頂きます。
●講演会概要
◆開催概要
開催日・時間
2024年9月25日(水) 18:00~20:30
主催
株式会社シード・プランニング
会場
株式会社シード・プランニング 1階ライブラリー
(〒113-0034 東京都文京区湯島3-19-11 湯島ファーストビル1階)
東京メトロ千代田線 湯島駅 5番出口より徒歩4分
地下鉄銀座線 末広町駅 4番出口より徒歩6分
◆講演内容
講演:iPS細胞を用いた心筋再生医療、Heartseed社IPOまでの軌跡
Heartseed株式会社 取締役CFO 高野六月(たかのむつき)氏
最初に2024年7月に上場したHeartseed社取締役CFO高野六月氏から、『iPS細胞を用いた心筋再生医療、Heartseed社IPOまでの軌跡』のタイ
トルで講演がありました。高野氏は『バイオベンチャーのCFOの最大の仕事は資金調達に尽きる』、『売上が発生していない会社の将来性を正しく投資家に説明し、事業の期待値を対価として、出資交渉をすすめること』と述べられ、同社のIPOに至る資金調達のプロセスについて説明されました。高野氏は総合商社で米国でのVC運営や国内CVC管理等を経て、海外の再生医療ベンチャー等にてCFOを歴任。2020年10月より現職に就かれています。
講演:バイオ・ヘルスケアベンチャー企業の株価形成について
岡三証券株式会社 企業公開部 次長 山根州雄(やまねくにお)氏
二つ目の講演として岡三証券株式会社 企業公開部次長山根州雄氏から『バイオ・ヘルスケアベンチャー企業の株価形成について』のタイトルで、豊富な資料に基づき、バイオ・ヘルスケアベンチャー企業の株価形成について、詳細な解説がありました。特に日米の資金調達環境について、一時期バイオテク株の評価の高い米国NASDAQ上場を目指した日本企業の大部分が上場廃止の憂き目にあり、上場コスト5億円をかけたNASDAQ上場には疑問をなげかけました。一方で日本市場では依然バイオ株価の低迷は続いているものの、政府の政策と相まって、わが国におけるバイオテク株の資本市場は改善の兆しを見せており、国内での資金調達環境は確実に整いつつあると述べました。山根氏は証券会社にて公開引受業務に従事後、上場会社、未上場会社のカバレッジを担当。バイオベンチャーの資金調達と上場支援に注力。昨年はバイオベンチャーの4社、数億円の資金調達支援を実現するとともに、それら企業のIPO支援も継続されています。
講演会後のネットワーキングには、会場参加者の多くの方が参加され、山根講師の乾杯の音頭でスタート、参加者全員の簡単な自己紹介の後、講師陣との質疑応答や活発な意見交換がなされ盛り上がり、最後は名刺交換会にて閉会とあっという間の1時間となりました。
◆今後の活動について
「スタートアップのためのファイナンスフォーラム」では、スタートアップを取り巻く経営環境変化に対応し、スタートアップが直面する課題解決に向け、ファイナンスをはじめ斯界のスペシャリストを招いて経営に役立つ様々な情報を提供して参ります。
事業にかかわる規制・制度やビジネスモデルの研究・情報提供のほか、参加者同士の情報交換及び交流活動を通じて、スタートアップのネットワークが拡大し、ひいては我が国スタートアップの健全な発展につながることを期待しております。
「スタートアップのためのファイナンスフォーラム」セミナー開催には(一社)アカデミア発バイオ・ヘルスケアベンチャー協会も共催しています。
◆お問い合わせ先
株式会社シード・プランニング
担当:菅谷 勉、松田 康子
E-mail : bhv.jimukyoku@seedplanning.co.jp
TEL: 070-7416-1292(直通)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像