クレスコ、ソフトウェア品質向上ソリューション「Trust Code Hub」に多視点AIレビュー機能「OmniReview」を追加
~文書の内容を解析してAIがレビュー体制を自動編成。要件定義書・設計書の「抜け・漏れ」を多角的に検出~
株式会社クレスコ(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 冨永 宏、東証プライム市場:4674)は、このたび、ソフトウェア品質向上ソリューション「Trust Code Hub」に、多視点AIレビュー技術「OmniReview」を追加します。これにより「Trust Code Hub」は、従来のソースコードの品質・脆弱性解析に加え、RFP・要件定義書・基本設計書といった上流工程の成果物レビューまでをサービスの対象に含め、ソフトウェア品質と生産性の向上を実現します。

システム開発の遅延、その半分以上は上流工程で生まれている
日本情報システム・ユーザー協会「ソフトウェアメトリックス調査2016」によれば、システム開発における工期遅延の50%以上は要件定義工程の問題に起因し、なかでも最も多いのが「要求仕様の不備」です。上流工程での見落としは下流工程で致命的な手戻りを招き、この構造は、生成AIによって開発が高速化するほど深刻になります。コード生成の速度が上がっても、レビューの速度と精度が変わらなければ、品質の確認が開発全体のボトルネックになるためです。
一方で、上流工程のレビュー体制を理想的に組むことは容易ではありません。PM、アーキテクト、セキュリティ、UXといった専門家はいずれも多忙で、全員のスケジュールを揃えることが難しく、形式的な確認に留まりがちです。またレビュアーは自身の専門領域に注意を向けるため、専門外の観点が抜け落ちます。このように個人の経験に依存する限り、網羅的な品質の担保は困難です。
多視点AIレビュー機能「OmniReview」
今回「Trust Code Hub」に追加した「OmniReview」は、入力された文書の内容を解析して必要なレビュー観点と専門家ロールを自動で設計し、複数のAIエージェントが多角的にレビューする文書レビュー支援システムです。この機能を利用することによって、担当者の熟練度や工程の逼迫度によって変わってしまうレビュー品質を、どのプロジェクトでも一定の水準に保つことが可能になります。
主な特徴は次のとおりです。
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レビュー体制の自動編成 — 文書の内容を解析し、必要なレビューロールを自動で生成します。品質管理、法務、セキュリティ、UXなど、文書に応じた体制が組まれます。ユーザーが作成したレビュアーも利用できます
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多視点の並列レビュー — ロールごとに並列でレビューを実施し、重複を除いて指摘を統合します。重要度を0〜5点で採点するため、修正の優先度の設定が容易になります
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組織固有の観点を蓄積 — 社内基準や規約、チェックリストを参照資料として追加し、カスタムレビュアーとして保存・再利用できます。個人の経験に閉じていた確認観点が、組織の資産に変わります
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幅広い文書に対応 — PDF/DOCX/PPTX/XLSX に対応。要件定義書や設計書のほか、取扱説明書や論文なども対象です
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最終判断は人が行う — 「OmniReview」が担うのは、レビュー観点の網羅と一次指摘の提示です。指摘を採るか採らないか、そして最終的な品質の判断は人が行います
「Trust Code Hub」の構成機能として提供
「OmniReview」は、ソフトウェア品質向上ソリューション「Trust Code Hub」の構成機能として提供します。「Trust Code Hub」は「AIの答えに、『品質』という基準を。」をコンセプトに、コード品質とセキュリティを一貫した基準で評価し、開発を信頼できる状態へ導くソリューションです。ツールの提供にとどまらず、開発ルールの分析から運用の定着までを一連のサービスとして提供します。

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区分 |
内容 |
|---|---|
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コンサルティング |
開発ルールを分析し、最適な開発プロセスを提案する |
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価値検証(PoC/PoV) |
導入効果を具体的に測定し、レポートとして提示する |
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環境構築 |
品質を継続的に管理する仕組みを導入し、初期設定を行う |
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運用支援・最適化 |
解析結果を分析し、継続的な改善を支援する |
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活用ツール |
SonarQube(コード品質・脆弱性解析)、脆弱性診断、OmniReview(多視点AIレビュー) |
提供形態とスケジュール
「OmniReview」は、2026年8月より社内での提供を開始し、顧客への提供は2026年度下期を予定しています。
適用範囲は案件ごとに設定します。レビュー対象とする文書の種類、カスタムレビュアーの範囲、既存の開発プロセスへの組み込み方を個別に定義したうえで提供します。
クレスコは、「Trust Code Hub」を成長の柱の一つと位置づけ、2030年度に連結売上高1,000億円の達成を目指します。
株式会社クレスコ 会社概要

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項目 |
内容 |
|---|---|
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社名 |
株式会社クレスコ(CRESCO LTD.) |
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本社所在地 |
〒108-6026 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟 25〜27階 |
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代表者 |
代表取締役 社長執行役員 冨永 宏 |
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設立 |
1988年4月1日 |
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資本金 |
25億1,487万5,803円 |
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従業員数 |
連結3,602名/単体1,678名(2026年4月1日時点) |
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上場区分 |
東証プライム市場(証券コード:4674) |
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事業内容 |
ITサービス(コンサルティング・システム開発・保守)、デジタルソリューション(クラウド、AI、RPA、データ活用、セキュリティ、ソフトウェア品質) |
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URL |
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