【埼玉県立川の博物館】第75回全国植樹祭応援事業 スロープ展『川でつながる森と人』を開催
第75回全国植樹祭は5月25日に埼玉県で開催されます。
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かつて荒川は、秩父の山地で伐りだされた木材を運ぶ重要な搬送路でした。また、森林から供給される土砂や栄養分、森林が育んだ川の生きものは、川を経由して、流域の人々の生活を支えてきました。この様な荒川がつなぐ森の恵みと人の生活を写真パネルなどで紹介します。
共催:第75回全国植樹祭埼玉県実行委員会
全国植樹祭とは
令和7年5月25日に秩父ミューズパークにて開催される第75回全国植樹祭について紹介します。また、埼玉県で前回開催された昭和34年4月5日の寄居町金尾山における第10回大会も併せて紹介します。
川による木材搬送
山から木材を運び出すため荒川を利用した木材搬出について紹介します。第1展示室には平成8年に旧大滝村大山沢(現秩父市)に復元した鉄砲堰を4分の1の大きさにした模型があります。鉄砲堰は山で切り出した木材を水の力を使い下流へ押し流すために作られた木組みのダムのことです。本流に流し落とされた木材は筏に組まれて、木場(現東京都)まで運ばれました。
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川が運んだ養分を利用した農業
川は、水だけではなく森からの養分や土も運んでいます。これらの養分や土は、下流の生き物や人の暮らしを支えています。人々は荒川の上流域から川が運び堆積させた肥沃な土を、やせた土地に運び入れる「ドロツケ」という農法で利用してきました。
※同時期に開催する春期企画展「麦の国さいたま」(開催期間:令和7年2月8日~5月6日、場所:第2展示室)でもドロツケについて紹介しています。
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森が育む水と生き物
河川への流量調節機能等をもつ水源涵養保安林や、河川の生きものを育む秩父市中津川にある魚つき保安林について紹介します。あわせて、リバーホールでは、水源涵養保安林の土壌の断面が観察できる土壌標本を展示します。
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樹の恵み~河川林の樹種とその利用~
荒川流域で見られる樹種(シオジ、カエデなど)と、それらを利用した郷土料理などを紹介します。
関連展示ほか
蔵出しコーナー(第1展示室1階)「描かれた木材搬送」
荒川・隅田川が描かれた浮世絵には、木材搬送の様子が描きこまれているものがあります。筏流しの筏が描かれた「名所江戸百景」や、鉄砲堰が描かれた「木材搬送図解」などを展示します。
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体験型セルフガイドによる樹木解説
体験型セルフガイド「はなもく散歩」を利用して、敷地内の樹木について、樹木の特徴や生き物との関わり、人の暮らしとの関わりについて紹介します。
はなもく散歩 埼玉県立川の博物館ページ
※「はなもく散歩」とは、樹名板のQR コードを読み込むことで、WEB 上で樹木について詳しく知ることができるセルフガイドです。WEB 上のコンテンツでは、樹木や生き物を画像や音声ガイド、クイズを通じ楽しく学べます。
※川の博物館のページは、2月4日より使用開始を予定しています(只今調整中です)
『スロープ展 第75回全国植樹祭応援事業 川でつながる森と人』
会期:2025年2月4日(火)~6月22日(日)
場所:本館第1展示室2階~1階のスロープ、第1展示室1階蔵出しコーナー、リバーホール
【関連イベント】
4月5日(土)木を切ってみよう(要予約)
4月27日(日)かわはくの樹名板をつくろう!(要予約)
4月29日(火・祝)かわはくで樹木ラリー!(当日受付)
申し込みが必要なイベントは開催日の一か月前より受付けます。
※スロープ展とは、第1展示室の2階と1階を結ぶスロープ(通路)を使った展示会のことです。
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埼玉県立川の博物館
埼玉県立川の博物館は、「埼玉の母なる川-荒川-を中心とする河川や水と人々のくらしとのかかわり」を楽しみながら学べる体験型博物館として、誰でも水に親しみながら憩い、楽しく学べる博物館です。
所在地:埼玉県大里郡寄居町小園39
電話番号:048-581-7333
URL:https://www.river-museum.jp/
埼玉県立川の博物館は、乃村工藝社が指定管理者として運営しています。
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