AlphaTheta、英バーミンガム大学とDJ機器のアクセシビリティ向上に関する共同研究を開始

~障がいのあるDJの声をもとに、より使いやすい環境づくりへ~

AlphaTheta株式会社

 AlphaTheta株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:片岡芳徳、以下、当社)は、英国のバーミンガム大学と、DJ機器や楽曲管理アプリケーションのアクセシビリティに関する共同研究を

開始します。本研究には、音楽・障がい・テクノロジーの分野で活動する英国の慈善団体Drake Musicも協力します。

■取り組み開始の背景

当社は「One Through Music - 音楽で人をつなぐ」をミッションに掲げ、DJ機器や楽曲管理アプリケーション「rekordbox™」、などの製品・サービスを通じて、音楽を楽しむ人や表現する人の活動を

支えてきました。また、サステナビリティに関する取り組みにおいても、「多様な人に音楽を楽しんでもらえる機会」の創出をテーマの一つに掲げています。

DJ機器や楽曲管理アプリケーションは、クラブ・イベント会場や自宅でのパフォーマンスに加え、

教育・コミュニティ活動など、幅広い場面で使用されています。こうした使用場面の広がりを踏まえ、障がいのあるDJがDJ機器や楽曲管理アプリケーションを使って演奏する際にどのような体験をしているのか、またどのようなニーズや可能性があるのかを、当事者の声をもとに把握していくことが重要だと考えています。

当社ではこれまで、障がいに関する基本情報の学習、関連施設への訪問、当事者向けDJ体験会やインタビューなどを通じて、障がいのある方のDJ演奏に関する理解を深めてきました。今回の共同研究では、こうした取り組みを踏まえ、音楽心理学や音楽認知、ダンスミュージック文化などの分野に知見を

持ち、当社とも接点のあるバーミンガム大学の研究チームと連携します。障がいのあるDJの実際の体験やニーズを把握し、より多くの人が音楽やDJカルチャーに参加しやすい環境づくりに向けて、得られた知見を今後の製品やサービスに活かしていきます。

関連ページ:Accessible DJing: A research collaboration with AlphaTheta and Drake Music - University of Birmingham

 

■主な研究内容と今後の展開

本研究は、2026年6月から2027年秋頃まで実施します。障がいのあるDJを対象としたワークショップと、オンライン調査を行い、得られた知見は改善案としてまとめるほか、将来的には学術論文として

発表する予定です。

■ワークショップおよびオンライン調査による体験・ニーズの把握

ワークショップでは、参加者が普段使用するAlphaThetaおよびPioneer DJのDJ機器や楽曲管理アプリケーション「rekordbox™」の使い方を実演・共有し、実際のパフォーマンスや体験についてディスカッションを行います。また、カラーコーディング、ハプティクス(触覚技術)を重点テーマとして取り上げ、DJ機器や楽曲管理アプリケーションの使用に関するニーズや今後の可能性を探ります。ワークショップの設計や運営にあたっては、障がいのある音楽家の活動支援や、テクノロジーを活用した音楽へのアクセス向上に取り組むDrake Musicの知見も踏まえて進めます。

さらに、ワークショップで得られた知見をもとに、英国・欧州圏を対象としたオンライン調査を実施する予定です。使用時の体験やニーズを定量的に把握し、アクセシビリティ向上に向けた提案につなげます。

 

■研究チーム・協力団体

Maria Witek(マリア・ウィテック/主任研究者)

Maria Witekは、英国バーミンガム大学の音楽心理学教授です。リズム、タイミング、感情、身体運動を中心に、音楽体験の心理学的研究を行っており、とりわけダンスミュージック文化におけるそれらの要素に焦点を当てています。

現在は、障がいのあるDJや神経特性に多様性のあるDJが経験する社会的・身体的な体験について研究を進めており、よりアクセシブルなDJ活動の実践や環境づくりに役立てることを目指しています。

Luis Manuel Garcia-Mispireta(ルイス・マヌエル・ガルシア=ミスピレタ/共同研究者)

Luis Manuel Garcia-Mispiretaは、英国バーミンガム大学の民族音楽学およびポピュラー音楽研究の

准教授です。クィアコミュニティやさまざまな人種とそのコミュニティを中心とした電子音楽シーンの民族誌研究を専門としています。

本プロジェクトでは、電子音楽シーンを対象としたエスノグラフィー(民族誌)研究手法に関する専門知識を提供しています。

Drake Music(協力団体)

Drake Musicは、アーツカウンシル・イングランドのNPO(National Portfolio Organisation)に選定されている、音楽・障がい・テクノロジーの領域で活動する英国の登録慈善団体です。

■バーミンガム大学 Maria Witek氏コメント

私たち研究者であり電子音楽の当事者でもあるチームは、障がいのある方やニューロダイバージェント(神経多様性)のアーティストにとって、DJという芸術・技術をより身近で取り組みやすいものにすることを目指しています。この取り組みへの姿勢を、長年にわたりDJ機器を開発してきたAlphaTheta、そして英国を代表する障がいのある音楽家と音楽テクノロジーを支援する慈善団体であるDrake Musicとも共有しています。

私たちは今回、この3者で協力できること、そして障がいのあるDJやニューロダイバージェントのDJの皆さんと直接関わる機会を得られることを大変楽しみにしています。そこで得られる経験やニーズが、音楽業界および学術コミュニティに役立つ知見へと活かされることを期待しています。

また、本プロジェクトで得られた知見を、音楽テクノロジーの開発者、DJコミュニティ、そしてより

広い社会へ発信できることを楽しみにしています。

 

■Drake Musicコメント

私たちは、テクノロジーを活用して音楽をより身近なものにすることを専門とする障がい当事者主導の団体として、この重要な研究に参画できることを大変嬉しく思います。

これまでDrake Musicでは、障がいのある音楽家のキャリア形成を支援するプログラム「Drake Music Collective」を通じて、多くの障がいのあるDJと活動してきました。その中で、DJ活動に取り組むうえでのさまざまな課題や障壁について、多くの声を伺ってきました。

本研究を通じて、そうした実体験に基づく知見に加え、英国の障がいのあるアーティストやニューロダイバージェント(神経多様性)のアーティストの経験について、さらに理解を深められることを楽しみにしています。

また、本研究の成果が、誰もが音楽を通じて自己表現する権利を持つという私たちの信念を反映した、より公平でインクルーシブなDJ業界の実現に役立つことを願っています。併せて、本プロジェクトへの参画の機会に感謝いたします。

 

■AlphaTheta株式会社 コメント

当社は、「One Through Music – 音楽で人をつなぐ」をミッションに掲げています。私たちは、音楽には人と人を結びつけ、自己表現や新たな可能性を生み出す力があると信じています。

今回の研究は、障がいのあるDJの皆さまの実際の体験や知見から学び、より多くの人が音楽やDJカルチャーに参加できる未来を考えるための取り組みです。私たちが答えを持っているのではなく、まずは

多様な声に耳を傾け、その学びを未来の製品やサービス、そして音楽体験そのものの進化につなげていきたいと考えています。

バーミンガム大学およびDrake Musicとの協働を通じて、音楽が持つ可能性をさらに広げ、誰もが自分らしく音楽を楽しみ、表現できる社会の実現に貢献してまいります。

■AlphaThetaについて

AlphaThetaは「One Through Music – 音楽で人をつなぐ」をミッションに、音響機器やソフトウェア、サービスを通じて、豊かな音楽体験を世界中に提供しています。1994年にパイオニア株式会社の一部門としてDJ事業を開始し、2015年にPioneer DJ株式会社として独立、2020年に現社名へ変更。「Pioneer DJ」「AlphaTheta」などのブランドを展開し、革新的な製品とサービスでお客様の多様なニーズに応え、社会に貢献しています。

企業名:AlphaTheta株式会社(アルファシータ、英:AlphaTheta Corporation)

所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目4番5号

URL:https://alphatheta.com/ja/

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会社概要

AlphaTheta株式会社

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URL
https://alphatheta.com/ja/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-5 横浜アイマークプレイス 6F
電話番号
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代表者名
片岡 芳徳
上場
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資本金
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設立
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