パシフィコ・エナジーとGEエナジー・フィナンシャル・サービス 国内で3 件目の太陽光発電プロジェクトで協業
【2015年3月31日】バージニア・ソーラー・グループの子会社であるパシフィコ・エナジー(本社:東京都港区)とGEのグループ企業である GEエナジー・フィナンシャル・サービスは、日本における太陽光発電施設の建設プロジェクトにおいて3件目の協業を行うことをお知らせいたします。
バージニア・ソーラー・グループとGEエナジー・フィナンシャル・サービスは96.2メガワット(直流ベース)の太陽光発電施設に共同出資します。発電施設は宮崎県宮崎市細江に位置し、2015年3月30日付着工致しました。株式会社三菱東京 UFJ 銀行を単独幹事行とする日本の金融機関12行によるノンリコース型のプロジェクトファイナンスで、22年間で総額 350億円の融資を受ける予定です。なお、今回の投資に関する、その他の詳細につきましては公表されておりません。
パシフィコ・エナジーは、ゴルフコース建設予定だった細江の土地140ヘクタールで開発および運営を行います。完成すると九州で最大規模の太陽光発電所となり、トリナ・ソーラーが供給するモジュール約30万枚を設置します。東洋エンジニアリング株式会社が発電施設の建設を担当し、旭電業株式会社が運営保守サービスを行います。GEは出資に加えて1.26メガワットのブリリアント*ソーラー・インバータを50基供給します。このインバータは中間変成器の必要がないため高い変換効率と優れたグリッドのパフォーマンスをもたらします。
細江太陽光発電所は、2018年春に商業運転を開始する見込みで、発電された電力は20年間の固定価格での売電契約に基づき九州電力株式会社へ販売します。発電されるクリーンエネルギーは3万世帯分の消費電力量に匹敵し、年間6万8200トンのCO2削減が可能になります。
日本は2020年までに発電量の20%を再生可能エネルギーでまかなうことを目指しており、この目標は日本の規制政策と固定価格買取制度により支えられています。GEエナジー・フィナンシャル・サービスにおいてアジア・パシフィックの事業を統括するスシル・バーマ(Sushil Verma)は、細江メガソーラープロジェクトがGEエナジー・フィナンシャル・サービスとパシフィコ・エナジーが共同で行う3件目のプロジェクトとなり、日本の再生可能エネルギーの目標達成への貢献について以下のように述べました。「弊社は日本が推し進めている最適なエネルギーミックスの実現のために継続的に貢献できるように取り組みます。信頼できるパートナー企業と協業することによって、グローバルな事業展開と、再生可能エネルギーへのコミットメントの両方が可能になります。」
GEエナジー・フィナンシャル・サービスは、世界各地で2ギガワットにおよぶ太陽光発電事業に対し、これまでに19億ドルの株式と債務投資をおこなってきました。今後は再生可能エネルギープロジェクトに年間10億ドル以上の投資を続ける予定です。今回の細江メガソーラープロジェクトは、GEエナジー・フィナンシャル・サービスが2014年5月以来、日本国内で4件目の太陽光プロジェクトへの出資となります。パシフィコ・エナジーが手掛ける久米南太陽光発電プロジェクト(5月)、美作武蔵メガソーラープロジェクト(12月)に出資したのをはじめ、9月には瀬戸内市に建設中の日本最大級の太陽光プロジェクトへ出資を行いました。
パシフィコ・エナジーの金當 一臣代表取締役社長は、「本件は太陽光発電の規模で日本では3番目、外資系金融機関が100%出資するなかでは最大のプロジェクトであり、GEと再び協業できることをうれしく思います。我々のチームが海外・国内の太陽光事業開発を通して培った豊富な経験を活用することで、日本が掲げている総発電量に占める再生可能エネルギー比率を20%にする目標達成に貢献することと思います。」と述べています。
パシフィコ・エナジーは、2014年に国内で75メガワットの太陽光発電プロジェクトを開始しており149メガワット分の建設が2015年前半には別途開始される予定です。同社は上記に加えて、その他約300メガワットの太陽光発電事業を展開しています。
* Brilliance(ブリリアンス)はGEの商標登録です。
<ご参考>
本プロジェクトの完成予想図
パシフィコ・エナジー株式会社は、日本国内のエネルギー需要に応えるために太陽光発電事業を中核事業として2012 年に設立されました。パシフィコ・エナジーは許認可支援、施設設計、財務支援、建設、資産運用を含む太陽光発電に関するあらゆる事業をおこなっています。太陽光発電の業界における豊富な経験をもつ社員やインベストメント・パートナーを有することが最大の強みです。本社は東京。詳細は http://www.pacificoenergy.jp/ をご覧ください。
■バージニア・ソーラー・グループについて
パシフィコ・エナジーはバージニア・ソーラー・グループの傘下で、年間売上 8 億ドル超のオイル&ガスおよび不動産事業をおこなう米国カリフォルニア州に本社をもつ Jamieson グループに属します。
■GE エナジー・フィナンシャル・サービス について
GE のエネルギー投資部門である GE エナジー・フィナンシャル・サービスは単なる投資に留まらず、世界の電力および燃料に関するニーズに応えるため幅広く活動しています。GE のコアビジネスであり、長期的かつ資本集約的な戦略を必要とするパワー&ウォーター、オイル&ガスのインフラ事業に対し、資金に関する専門的なサービスを提供しています。GE の持つエネルギー技術のノウハウ、財務力とリスク・マネジメント能力を活用し、GE エナジー・フィナンシャル・サービスならではの視点でお客様の課題に柔軟にお応えします。GE エナジー・フィナンシャル・サービスはコネティカット州スタンフォードに本社を置き、約 160 億ドルの資産を有しています。詳細はwww.geenergyfinancialservices.comをご覧ください。
■GE について
GEは創造力あふれる方法で世界をより良くする企業です。GEはハードウェアとソフトウェアを融合することで、お客様とともに電力供給や運輸、インフラ構築や医療、金融に関わるソリューションを提供し、こうした産業に新たな時代を生み出します。日本におけるGEの活動については、http://www.ge.com/jp/ をご覧ください。
バージニア・ソーラー・グループとGEエナジー・フィナンシャル・サービスは96.2メガワット(直流ベース)の太陽光発電施設に共同出資します。発電施設は宮崎県宮崎市細江に位置し、2015年3月30日付着工致しました。株式会社三菱東京 UFJ 銀行を単独幹事行とする日本の金融機関12行によるノンリコース型のプロジェクトファイナンスで、22年間で総額 350億円の融資を受ける予定です。なお、今回の投資に関する、その他の詳細につきましては公表されておりません。
パシフィコ・エナジーは、ゴルフコース建設予定だった細江の土地140ヘクタールで開発および運営を行います。完成すると九州で最大規模の太陽光発電所となり、トリナ・ソーラーが供給するモジュール約30万枚を設置します。東洋エンジニアリング株式会社が発電施設の建設を担当し、旭電業株式会社が運営保守サービスを行います。GEは出資に加えて1.26メガワットのブリリアント*ソーラー・インバータを50基供給します。このインバータは中間変成器の必要がないため高い変換効率と優れたグリッドのパフォーマンスをもたらします。
細江太陽光発電所は、2018年春に商業運転を開始する見込みで、発電された電力は20年間の固定価格での売電契約に基づき九州電力株式会社へ販売します。発電されるクリーンエネルギーは3万世帯分の消費電力量に匹敵し、年間6万8200トンのCO2削減が可能になります。
日本は2020年までに発電量の20%を再生可能エネルギーでまかなうことを目指しており、この目標は日本の規制政策と固定価格買取制度により支えられています。GEエナジー・フィナンシャル・サービスにおいてアジア・パシフィックの事業を統括するスシル・バーマ(Sushil Verma)は、細江メガソーラープロジェクトがGEエナジー・フィナンシャル・サービスとパシフィコ・エナジーが共同で行う3件目のプロジェクトとなり、日本の再生可能エネルギーの目標達成への貢献について以下のように述べました。「弊社は日本が推し進めている最適なエネルギーミックスの実現のために継続的に貢献できるように取り組みます。信頼できるパートナー企業と協業することによって、グローバルな事業展開と、再生可能エネルギーへのコミットメントの両方が可能になります。」
GEエナジー・フィナンシャル・サービスは、世界各地で2ギガワットにおよぶ太陽光発電事業に対し、これまでに19億ドルの株式と債務投資をおこなってきました。今後は再生可能エネルギープロジェクトに年間10億ドル以上の投資を続ける予定です。今回の細江メガソーラープロジェクトは、GEエナジー・フィナンシャル・サービスが2014年5月以来、日本国内で4件目の太陽光プロジェクトへの出資となります。パシフィコ・エナジーが手掛ける久米南太陽光発電プロジェクト(5月)、美作武蔵メガソーラープロジェクト(12月)に出資したのをはじめ、9月には瀬戸内市に建設中の日本最大級の太陽光プロジェクトへ出資を行いました。
パシフィコ・エナジーの金當 一臣代表取締役社長は、「本件は太陽光発電の規模で日本では3番目、外資系金融機関が100%出資するなかでは最大のプロジェクトであり、GEと再び協業できることをうれしく思います。我々のチームが海外・国内の太陽光事業開発を通して培った豊富な経験を活用することで、日本が掲げている総発電量に占める再生可能エネルギー比率を20%にする目標達成に貢献することと思います。」と述べています。
パシフィコ・エナジーは、2014年に国内で75メガワットの太陽光発電プロジェクトを開始しており149メガワット分の建設が2015年前半には別途開始される予定です。同社は上記に加えて、その他約300メガワットの太陽光発電事業を展開しています。
* Brilliance(ブリリアンス)はGEの商標登録です。
<ご参考>
本プロジェクトの完成予想図
■パシフィコ・エナジーについて
パシフィコ・エナジー株式会社は、日本国内のエネルギー需要に応えるために太陽光発電事業を中核事業として2012 年に設立されました。パシフィコ・エナジーは許認可支援、施設設計、財務支援、建設、資産運用を含む太陽光発電に関するあらゆる事業をおこなっています。太陽光発電の業界における豊富な経験をもつ社員やインベストメント・パートナーを有することが最大の強みです。本社は東京。詳細は http://www.pacificoenergy.jp/ をご覧ください。
■バージニア・ソーラー・グループについて
パシフィコ・エナジーはバージニア・ソーラー・グループの傘下で、年間売上 8 億ドル超のオイル&ガスおよび不動産事業をおこなう米国カリフォルニア州に本社をもつ Jamieson グループに属します。
■GE エナジー・フィナンシャル・サービス について
GE のエネルギー投資部門である GE エナジー・フィナンシャル・サービスは単なる投資に留まらず、世界の電力および燃料に関するニーズに応えるため幅広く活動しています。GE のコアビジネスであり、長期的かつ資本集約的な戦略を必要とするパワー&ウォーター、オイル&ガスのインフラ事業に対し、資金に関する専門的なサービスを提供しています。GE の持つエネルギー技術のノウハウ、財務力とリスク・マネジメント能力を活用し、GE エナジー・フィナンシャル・サービスならではの視点でお客様の課題に柔軟にお応えします。GE エナジー・フィナンシャル・サービスはコネティカット州スタンフォードに本社を置き、約 160 億ドルの資産を有しています。詳細はwww.geenergyfinancialservices.comをご覧ください。
■GE について
GEは創造力あふれる方法で世界をより良くする企業です。GEはハードウェアとソフトウェアを融合することで、お客様とともに電力供給や運輸、インフラ構築や医療、金融に関わるソリューションを提供し、こうした産業に新たな時代を生み出します。日本におけるGEの活動については、http://www.ge.com/jp/ をご覧ください。
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