LEXUS DESIGN AWARD 2021の全審査員・メンターが決定
世界的に著名な審査員・メンター陣が、より良い未来を創造する若き才能をサポート
LEXUSは、全世界の若手クリエイターを対象に現在応募受付中の国際デザインコンペティション
「LEXUS DESIGN AWARD 2021」の全審査員・メンターが決定したことを発表しました。
「LEXUS DESIGN AWARD 2021」の全審査員・メンターが決定したことを発表しました。

メンター:ジョー・ドーセット氏、マリアム・カマラ氏、サビーヌ・マルセリス氏、スプツニ子!氏
審査員として新たに参画するのは、建築家ドン・ゴン氏と建築家でありロボット会社ピアジオ・ファストフォワードの最高経営責任者のグレッグ・リン氏です。ドン氏は、河北省秦皇島市(中国)の海沿いに建つ図書館「Seashore Library」をはじめ、周囲の景観との調和を重視した独創的な作風で知られ、国際的にも高い評価を得ています。リン氏は、建築とデザインが社会に与える影響を再構築するために、常に新しい手法の実験や革新をもたらす手段としてテクノロジーを利用し、あらゆる要素を有機的に繋ぎ合わせた空間を創造しています。新たに加わる2名の審査員のほか、過去にも審査員を務めたニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門のシニア・
キュレーターであるパオラ・アントネッリ氏、LEXUSのグローバルデザインを統括するサイモン・ハンフリーズを含めた4 名が、今回審査を担当します。
審査員陣は、より良い未来を築くためにLEXUSが重視する3つの基本原則「Anticipate(予見する)」「Innovate(革新をもたらす)」「Captivate(魅了する)」をいかに具現化しているかを基準として応募作品を審査し、次世代を担うクリエイターを育成・支援することを目指します。今回初参加となるドン氏は、「本アワードに審査員として参加することで若きクリエイターたちがどのように世の中を見ているのか、私自身も学ぶことができると思い参加を決めました。新進気鋭のデザイナーたちが生活様式の変化した世界の中で、どのようなアイデアを出してきてくれるか楽しみです。」とコメントしました。
また、リン氏は「以前から本アワードの活動を見てきましたが、受賞者のデザインと文化的課題を結びつける力には感銘を受けていました。参加者のビジョンや価値観、メンターの洞察力、他の審査員の視点から多くを学ぶ機会でもあり、社会的な不平等、経済的な不安、気候変動、健康被害など、デザインによって取り組むべき課題が増えており、今回の参加は私自身にも良い刺激となるでしょう」と述べました。
全世界の応募作品から選び抜かれるファイナリスト6組は、メンタリングワークショップを皮切りにデザインの各領域の第一線で活躍するメンター陣との対話を積み重ねながら自身のデザインアイデアをプロトタイプ化し、最終審査に臨みます。今回新たなメンターとして、テクノロジーによって変化する人間や社会の在り方を反映させた斬新な映像作品やマルチメディアインスタレーション*で知られるスプツニ子!氏が参加します。先日発表された、ジョー・ドーセット氏、マリアム・カマラ氏、サビーヌ・マルセリス氏の3名に加わる形で、6組のファイナリストをメンターとしてサポートします。
2021年春頃に行われる最終審査会でファイナリストたちは自身のアイデアをプレゼンテーションし、審査員による厳正な審査を経て、6作品の中からLEXUS DESIGN AWARD 2021のグランプリが決定されます。
LEXUS DESIGN AWARD 2021は、10月12日(月)AM 6:59まで、アイデアの応募を受け付けています。
LEXUS DESIGN AWARD公式ホームページ:https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/
公式ハッシュタグ:#LexusDesignAward
* ひとつ以上の異なる媒体を使って、空間・立体的に構成された美術作品
- LEXUS DESIGN AWARD 2021 募集概要
応募期間:2020年6月30日(火)〜10月12日(月)AM 6:59
審査基準:■ Anticipate(予見する)
コンセプトやデザインが社会や個人のニーズを予見するものであるか
■ Innovate(革新をもたらす)
新規性と独創性を有しているか
■ Captivate(魅了する)
コンセプトならびに作品としてのアウトプットが人々を魅了するものであるか
審査員:パオラ・アントネッリ氏
ドン・ゴン氏
グレッグ・リン氏
サイモン・ハンフリーズ
メンター:ジョー・ドーセット氏
マリアム・カマラ氏
サビーヌ・マルセリス氏
スプツニ子!氏
受賞カテゴリー:「LEXUS DESIGN AWARD 2021」 ファイナリスト6作品
• ファイナリスト6作品
• グランプリ1作品(ファイナリスト6作品から選出)
賞典*1:• ファイナリスト6組に、様々な分野で活躍するクリエイターによるメンターシップ制度を提供、プロトタイプ制作をサポート。
• ファイナリスト6組をメンタリングワークショップまたミラノデザインウィーク2021*2に招待
• 最大300万円をプロトタイプ制作費として支援。
• 2021年4月にミラノデザインウィークにて、プロトタイプ6作品を展示。(2021年1月〜3月頃の期間にプロトタイプを制作)
*1. 賞典の内容や開催場所は変更になる可能性があります。
*2. 個人・グループ応募に関わらず1名を招待
主催:Lexus International
応募方法:下記サイトから応募
https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/
- ■LEXUS DESIGN AWARD について
- ■LEXUS DESIGN AWARD 2021 審査員プロフィール
ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーター

現在は、MoMA R&Dサロンの新セッションのほか、デザイン評論家のアリス・ローソーンと一緒にInstagramアカウント@design.emergencyを開設し、COVID-19のパンデミックにおけるデザインの役割をテーマにした活動に取り組んでいる。
ドン・ゴン (Dong Gong)
建築家 / ヴェクター・アーキテクツ代表・創設者

また、大学や学術機関、専門機関などでゲストスピーカーや評論家として登壇することも多く、清華大学(中国)、イリノイ大学(米国)、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、フランス建築家協会など世界中で活動。
2019年にヴェクター・アーキテクツは、著名な建築ジャーナルAV Monographsにて「Cosmopolitan Vernacular」(vol.220)と題した研究論文を発表した。代表作品には、「Seashore Library」「Seashore Chapel」「Alila Hotel in Yangshuo」「the Renovation of the Captain’s House」「Changjiang Art Museum」そして「Suzhou Intangible Cultural Heritage Museum 」などがある。
グレッグ・リン(Greg Lynn)
建築家/ピアジオ・ファストフォワード最高経営責任者

数多くの企業の役員や諮問委員会の委員や、カナダ建築センターの評議委員会で委員を務める。
2008年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で最優秀賞の金獅子賞を受賞、また、同建築展のパビリオンにアメリカ代表として2度出展。その他の主な受賞に「American Academy of Arts and Letters Architecture Award」(2003)や United States Artistsからのフェローシップ授与(2010)などが挙げられる。また、ウィーン応用美術大学教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授、2000年から2016年までイェール大学ダヴェンポートカレッジ教授、チューリッヒ工科大学教授、コロンビア大学非常勤講師、ハーバード大学デザイン大学院(GSD)客員教授などで教鞭を取っており、9冊の著書も執筆している。
サイモン・ハンフリーズ(Simon Humphries)
Head of Toyota & Lexus Global Design

1988年に英国王立技芸協会の製品デザイン部門での受賞をきっかけにソニーに入社。在職中に日本でデザイナーとして働くこと・生活することに魅了される。
1994年にトヨタ自動車入社以来、デザイン領域でリーダーシップを取り、LEXUSブランドのアイコンとなったスピンドルグリル構築の一翼も担う。2016年にED2(Toyota Europe Design Development)の社長に就任、「自動車会社」から「モビリティカンパニー」へと移行するなかで、トヨタe-Paletteコンセプトなど将来モビリティデザインに着手。2018年に帰国後、デザインの領域長としてトヨタ・LEXUS双方のデザインの指揮を執っている。プライベートでは日曜大工を楽しみ、100年前の日本農家の復元にも挑戦している。
- ■LEXUS DESIGN AWARD 2021 メンタープロフィール
デザインエンジニア/ジョー・ドーセットXパートナーズ代表

マリアム・カマラ (Mariam Kamara)
建築家 / アトリエマソミ 代表

サビーヌ・マルセリス
デザイナー / スタジオ・サビーヌ・マルセリス創立者

マルセリス氏は他者とコラボレーションする際には、自身の強い美的感覚を発揮し、素材の研究や実験を活かして製造工程にも関わることで、斬新な視覚効果を実現している。その取り組みは美術館での展示や、クライアントワーク、ファッションハウスとのプロジェクトなど多岐に渡る。
権威ある「Wallpaper Design Award」のDesigner of the Year 2020賞、「Elle Deco International Design Awards 2019」のYoung Designer of the Year賞、「GQ Men of the Year 2019」のInternational Artist of the Year賞を受賞している。
スプツニ子!
アーティスト /デザイナー/ 東京藝術大学デザイン科准教授

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