【エビソル飲食店予約推移・2021年9月度（2021/9/6〜2021/10/3）】9月飲食店予約数は対前月比110％と増加、全国的な新規感染者数の減少やワクチン接種率の高まりを受けて消費行動にも変化

〜緊急事態宣言解除に期待が寄せられる一方、アフターワクチンでの営業で抱える課題も〜

　飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソル（本社：東京都渋谷区、代表取締役：田中 宏彰、以下、エビソル）は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に伴い大幅に自粛営業を余儀なくされている飲食店の厳しい状況を知っていただくことを目的に、飲食店の前年対比の予約状況（※1）を公開しております。本日は、新たに2021年9月6日〜10月3日の4週間分を更新した9月度のレポートを公開します。

• 飲食店の予約推移に関する調査サマリ

＜全国（1店舗あたり）＞ 9月総予約数：94.2件 1日平均予約数：3.4件 （対2019年比：57％） （対前月比：110%）

＜大阪（1店舗あたり）＞ 9月総予約数：102.4件 1日平均予約数：3.7件 （対2019年比：51％） （対前月比：109%）

＜東京（1店舗あたり）＞ 9月総予約数：78.3件 1日平均予約数：2.8件 （対2019年比：48％） （対前月比：122%）

＜全国＞

飲食店における9月の1日あたりの平均予約数は、緊急事態宣言や台風16号の踏襲など厳しい状況下であったなか、対前月比110％と増加。新規感染者数の減少傾向やワクチン接種率の高まりを受けて消費行動の変化が見られる結果に。

＜大阪＞
1日あたりの平均予約数は前月の3.4件から3.7件でほぼ横ばい。週次では、9月20日週以降2週連続で30件台にのぼり、数字上では回復の兆しが見える結果に。

＜東京＞
1日あたりの平均予約数は対前月比は122％と全国・大阪に比べて大きく伸長。コロナ禍以前となる2019年同月比では48％と低水準が続くが、9月20日週以降で予約数が20件台へと増加傾向に推移。緊急事態宣言解除を受け、今後の回復に期待。

 

• エビソル飲食店予約推移・9月度（2021/9/6〜10/3）

＜全国（1店舗あたり）＞9月総予約数：94.2件／1日平均予約数：3.4件（対2019年比：57％、対前月比：​​110％）
　全国の飲食店1店舗あたりおける2021年9月の総予約数は、前月の107.6件から94.2件に変化。対象期間の週数による違いが影響しており、1日あたりの平均予約数で見ると、前月の3.1件から3.4件へと微増しています。

　週次の予約数は8月16日週以降、10件台が4週間続いていたなか、9月13日週以降で20件台へと堅調に推移。最終週の9月27日週では、前週の28.0件から27.3件へわずかな減少が見られるものの、台風16号の影響と考えられます。

　10月5日時点で、少なくともワクチンを1回接種した国内人口は9142万人を超え、総人口の72.2％に達しています。新規感染者数の減少や10月1日からの緊急事態宣言の全面解除や規制緩和を機に、消費行動がより変化していくと予想されるなか、飲食店は人手不足や経営効率の最適化といった課題に早急に対応する必要があります。

＜大阪（1店舗あたり）＞9月総予約数：102.4件／1日平均予約数：3.7件（対2019年比：51％、対前月比：​​109％）
　8月から2ヵ月の宣言下にあった大阪では、飲食店の1店舗あたりの1日平均予約数は3.4件から3.7件でほぼ横ばい。週を追うごとに予約数は増加傾向にあり、9月20日週以降2週連続で30件台にのぼる結果に。コロナ禍前となる2019年同月比は、8月が45％であったのに対して、9月は51％へ増加しています。

　大阪での新規感染者数も減少傾向にあるものの、直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は10月5日時点で、沖縄県に次いで、16.97人と高い割合にあり、緊張が続いています。大阪では若年層におけるワクチン接種率の低さの課題を抱えており、飲食店利用への影響を注視する必要があります。

＜東京（1店舗あたり）＞9月総予約数：78.3件／1日平均予約数：2.8件（対2019年比：48％、対前月比：​​122％）
　東京における飲食店の1店舗あたりの1日平均予約数は前月の2.3件から2.8件へ微増し、対前月比122％と全国・大阪に比べて伸長。1店舗あたりの週次の予約数では、9月20日週で前週の17.3件から22.6件へと増加しました。

　コロナ禍前となる2019年同月比は、50%台である全国・大阪に比べて東京は48％に留まり、依然として低水準が続いているものの、8月の36％から増加傾向にあり、回復への兆しが伺えます。9月以降、都内の新規感染者数は確実に減少してきており、緊急事態宣言解除や規制緩和を受け、今後より一層の回復が期待されます。
 

　今後もエビソルは、AIやIoTなど最新のデジタル技術を活用して、外食をもっと便利に心地よく体験していただけるよう尽力してまいります。

【調査概要・結果をご覧いただく際の注意事項】
調査期間：2019年12月30日〜2021年10月3日
調査対象：「ebica」および「グルメサイトコントローラー」をご利用の全国約4,000店舗
実施機関：株式会社エビソル

※1：予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している全国約4,000店舗の前年対比の予約状況
※契約店舗1店舗あたり、1週間における平均予約数を算出。
※ISO WEEKカレンダーの定義に沿って、前年同週対比となります。
※本報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、登録商標または商標です。
※本報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

ebica（エビカ）予約台帳
「ebica（エビカ）予約台帳」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムです。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、グルメサイト経由予約の一元管理機能やオウンドメディア向け予約フォームのご提供等、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションをご提供しています。特に最近では中国最大級の生活情報メディア「大衆点評」等との連携により、訪日中国人をはじめとしたインバウンド集客にもご好評をいただいております。

株式会社エビソル　会社概要
所在地：　東京都渋谷区恵比寿4-5-27　パティオクアトロ3F
代表者：　代表取締役　田中 宏彰
設立日：　2011年10月20日
資本金：　59,746,500円（資本準備金含む302,619,500円）
事業内容：飲食OMO事業、インバウンド事業、グローバル事業

※記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。