クラウド型の入退室管理システム「ALLIGATE Lock Pro」とRemoteLOCKクラウドがシステム連携を開始
~エントランス・客室の扉で両製品の組み合わせ導入も可能~

株式会社アート(武蔵小杉オフィス:神奈川県川崎市、代表取締役社長:関本 祥文、以下アート)が提供するクラウド型の入退室管理システム「ALLIGATE(アリゲイト)」は、この度、株式会社リモートロックジャパン(東京都中野区、代表取締役社長:瀬戸 孝之、以下リモートロックジャパン)が提供する「RemoteLOCK」のクラウドシステム「RemoteLOCKクラウド」とシステム連携を開始しました。
本連携により、宿泊施設や店舗のエントランスと客室の扉で両製品を併用して導入することが可能となりました。それぞれの情報をRemoteLOCKクラウドにて一元管理できるため、効率的な運用を実現できます。
さらにALLIGATEでは、RemoteLOCKクラウドとのAPI連携により、RemoteLOCKクラウドが連携している60以上の外部サービス(予約システム・ホテルシステムなど)を活用可能となりました。これにより、より柔軟で高度な入退室管理の仕組みを構築できます。(注1)
(注1)ALLIGATE Lock Pro でのRemoteLOCKクラウドとの連携を利用する場合に限ります
■取り組みの背景
昨今、宿泊施設・店舗における無人運営や入退室管理の効率化に対するニーズが高まっています。このような中、より多様な利用シーンに対応できる入退室管理の選択肢を提供し、施設のセキュリティ強化と運営者の業務効率化を図ることを目的としています。
これまで、アートの「ALLIGATE」は自動ドアや電気錠が設置されたエントランスの扉への導入実績が多数あるものの、サイトコントローラーと連携ができていなかったため、一部の宿泊施設では客室の扉との一元管理が難しい状況がありました。一方、リモートロックジャパンは宿泊施設や店舗の客室の扉において数多くの導入実績を有しており、客室とセットで導入が増えている「自動ドア」や「エントランスの電気錠が設置された扉」に導入可能な製品の選択肢を広げたいと考えていました。
このような課題を解決し、「エントランスと客室の扉の一元管理を行いたい」というお客様の声に応えるため、今回のシステム連携が実現しました。入退室管理のプロフェッショナルであるアートのALLIGATE Lock ProとリモートロックジャパンのRemoteLOCKクラウドがシステム連携することで、両社の製品のハードウェア・ソフトウェア双方のメリットを最大限に活かし、入退室管理における課題を解決するとともに、宿泊施設および店舗の効率的な運用をサポートします。
■ALLIGATEの特徴
ALLIGATEは、カギの発行・無効化、入退室履歴の確認など入退室管理に必要な機能を備えた、月額制のクラウド型の入退室管理システムです。ICカードやスマートフォンが物理鍵の代替となり、Web管理ツールでいつでもどこでもカギの発行や無効化ができます。複数拠点の一元管理のほか、オフィスやビジネスに不可欠な利便性の高い機能を豊富に揃えています。また、機器の取り付けや導入後の現地での保守サポートにも対応しています。

この度、RemoteLOCKクラウドと連携可能になった「ALLIGATE Lock Pro」は入退室管理に必要な機能が揃ったスタンダードモデルです。曜日と時間を制限した通行権限の発行や扉の施錠不良等の異常状態の確認ができます。オフィスや会議室、スクール、コワーキングスペース等でご活用いただけます。
また、オフィス向けには警備連動や火報連動、アンチパスバック設定への対応など、他社スマートロックでは対応が難しいニーズにも幅広くお応えすることができます。
▶ALLIGATE 公式サイト:https://alligate.me/
■RemoteLOCKクラウドの特徴
RemoteLOCKクラウドは、60以上の公開サービスと連動。予約サービス等と連携すると、予約完了時に「カギ」を自動発行することができます。予約受付からカギの発行、決済対応や利用後のフォローメールまで、顧客対応業務を一元化し自動化することで、業務のさらなる効率化につなげます。

▶RemoteLOCKと連携可能なシステム一覧: https://remotelock.kke.co.jp
■運用イメージ

ALLIGATE Lock Proは、電気錠が制御でき、ホテルやオフィスのエントランス(自動ドア等)、開き戸、引き戸、ガラス扉など幅広い扉への導入が可能です。宿泊施設の場合はエントランスにALLIGATE Lock Pro、客室にRemoteLOCKといった製品を組み合わせての導入により、費用感を抑えつつも効率的な施設運営に最適です。
なお、ALLIGATE Lock Proは暗証番号のほかにICカード(FeliCa/MIFARE)による入退室が可能な製品ですが、RemoteLOCKクラウドとのシステム連携では、暗証番号のみの運用となります。
■今後の展開
ALLIGATEでは機能追加のほか、セキュリティ設定作業の簡素化、登録や変更漏れの防止、入退室ログの活用など、今後も進化していきます。加えて、他社のサービスやシステムとの連携を強化することにより、多様なニーズに対して、的確に、そしてスピーディーに対応していきます。
また、連携を記念した特別オンラインセミナーを年内に開催予定です。施設ごとに想定される運用方法のイメージや導入手順、料金体系について解説予定ですので、ご期待ください。
【株式会社アートの会社概要】
企業名 :株式会社アート
代表者 :代表取締役社長 関本祥文
武蔵小杉オフィス :神奈川県川崎市中原区中丸子13-2 フロンティア武蔵⼩杉N棟 12階
創業 :1976年1月14日
設立 :2003年8月1日
資本金 :42,360,000 円
従業員数 :167名(2025年9月)
事業内容 :各種建築物の出入管理システム及び統合管理システムの開発
上記システムに付随する各種装置の設計及び製造販売
介護用システム機器の製造販売
前記に関する施工及びサービス業務
建築金物及び建築設備資材の販売・施工
ホームページ :https://www.art-japan.co.jp/
「ALLIGATE」 :https://alligate.me/
※「ALLIGATE」は、株式会社アートの登録商標です。
※「ALLIGATE」は、株式会社アートが取得している特許技術を利用したサービスです。
※「FeliCa」は、株式会社ソニーの登録商標です。
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