GSK社との消化器免疫疾患をターゲットとするグローバルな研究開発提携およびライセンス契約締結のお知らせ
当社グループは、GlaxoSmithKline plc.(以下、「GSK社」)[1]と、グローバルな研究開発提携およびライセンス契約を締結しましたので、お知らせいたします。本契約は、世界中の何百万人もの患者の深刻なアンメットニーズが存在する炎症性腸疾患(IBD)およびその他の消化器免疫疾患において、遺伝学的に関連するオーファンGタンパク質共役受容体[2](以下、「GPCR」)であるGPR35受容体に対する選択的経口低分子作動薬の創薬および開発を対象としています。
本契約に基づき、GSK社は、当社グループが独自のStaR®技術および構造ベース創薬「以下、(SBDD)」プラットフォームを駆使して設計したGPR35 受容体作動薬ポートフォリオのグローバルな権利を保有することとなります。このポートフォリオには、前臨床試験段階に入っているリード化合物や複数の差別化されたバックアップ化合物が含まれます。
当社グループとGSK社は研究および初期開発で協業し、GSK社は臨床開発、製造および商業化を担います。
一方、当社グループは、最大34百万ボンド(約4,761百万円[3])の契約一時金、潜在的な初期開発マイルストンおよび研究開発資金を受領します。また、開発、申請・承認、商業化に伴い、総額で最大336百万ポンド(約470億円2)のマイルストンを受領する権利を有しています。さらに、本提携から生み出された製品が上市されれば製品売上高に応じた段階的ロイヤリティを受領する権利を有しています。
当社代表執行役会長兼社長CEOである田村眞一は次のように述べています。「我々は、他にはないSBDD機能、トランスレーショナル・バイオロジーへの多額の投資、さらに重点志向領域の戦略に基づき、ターゲットが明確な差別化された低分子を創出する研究開発分野で大きな進歩を続けています。その取り組みにより、消化器および免疫障害において明らかに存在するアンメットニーズに対処可能です。このアプローチは、創薬、初期開発、提携という戦略を通じた価値創出につながる複数の機会を生み出してきました。GSK社が、この戦略によって我々が創出したGPR35受容体作動薬プログラムの新たなパートナーになることで、我々に信頼を持っていただいていることを非常に喜ばしく思います。我々は、本提携が高い生産性をもたらし、この重要な治療分野におけるGSK社の豊富な専門知識が、これらの新規薬剤の開発の進捗をサポートし、推進してくれるものと確信しています。」
GSK社のResearchシニアヴァイスプレジデントであるJohn Lepore氏は次のように述べています。「IBDのように難治の免疫障害に対する遺伝学を活用した治療は、斬新な治療法の開発のために当社で採用しているアプローチの実例を示しています。Sosei Heptaresは、GPCR創薬において確立された実績を持つ世界的リーダーであり、高品質の臨床開発候補物質を共同で特定し、何百万人もの患者さまが待ち望む重要な新規医薬品を提供することができると確信しています。」
以上
[1] 当社100%子会社 Heptares Therapeutics LimitedとGSK Intellectual Property Development Ltd.が契約主体
[2] オーファン受容体とはリガンドが同定されていない受容体タンパク質である。孤児受容体ともいう。遺伝子配列の解析により既知の受容体タンパク質のファミリーとアミノ酸配列の一部が類似しているが、そのリガンド・機能が不明なものが多く存在することが分かりこのように呼ばれている
[3] イギリスポンド=140.02円
Sosei Heptaresについて
当社グループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR®技術並びに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは中枢神経系疾患、がん、消化器系疾患、炎症性疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。
これまでアッヴィ社、アストラゼネカ社、ジェネンテック社(ロシュ・グループ)、GSK社、ノバルティス社、ファイザー社および武田薬品工業株式会社などの大手グローバル製薬企業、ならびにその他の新興バイオ医薬品企業と提携しています。当社グループは、東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。
「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード4565)のコーポレートブランドです。「そーせい」、「Heptares」、当社グループのロゴおよびStaR®は、当社グループの商標または登録商標です。
詳しくは、ホームページhttps://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
LinkedIn: @soseiheptaresco
Twitter: @soseiheptaresco
YouTube: @soseiheptaresco
【お問い合わせ先】
福田 安孝 - Citigate Dewe Rogerson
03 4360 9234 | SoseiHeptaresJP@citigatedewerogerson.com
本契約に基づき、GSK社は、当社グループが独自のStaR®技術および構造ベース創薬「以下、(SBDD)」プラットフォームを駆使して設計したGPR35 受容体作動薬ポートフォリオのグローバルな権利を保有することとなります。このポートフォリオには、前臨床試験段階に入っているリード化合物や複数の差別化されたバックアップ化合物が含まれます。
当社グループとGSK社は研究および初期開発で協業し、GSK社は臨床開発、製造および商業化を担います。
一方、当社グループは、最大34百万ボンド(約4,761百万円[3])の契約一時金、潜在的な初期開発マイルストンおよび研究開発資金を受領します。また、開発、申請・承認、商業化に伴い、総額で最大336百万ポンド(約470億円2)のマイルストンを受領する権利を有しています。さらに、本提携から生み出された製品が上市されれば製品売上高に応じた段階的ロイヤリティを受領する権利を有しています。
当社代表執行役会長兼社長CEOである田村眞一は次のように述べています。「我々は、他にはないSBDD機能、トランスレーショナル・バイオロジーへの多額の投資、さらに重点志向領域の戦略に基づき、ターゲットが明確な差別化された低分子を創出する研究開発分野で大きな進歩を続けています。その取り組みにより、消化器および免疫障害において明らかに存在するアンメットニーズに対処可能です。このアプローチは、創薬、初期開発、提携という戦略を通じた価値創出につながる複数の機会を生み出してきました。GSK社が、この戦略によって我々が創出したGPR35受容体作動薬プログラムの新たなパートナーになることで、我々に信頼を持っていただいていることを非常に喜ばしく思います。我々は、本提携が高い生産性をもたらし、この重要な治療分野におけるGSK社の豊富な専門知識が、これらの新規薬剤の開発の進捗をサポートし、推進してくれるものと確信しています。」
GSK社のResearchシニアヴァイスプレジデントであるJohn Lepore氏は次のように述べています。「IBDのように難治の免疫障害に対する遺伝学を活用した治療は、斬新な治療法の開発のために当社で採用しているアプローチの実例を示しています。Sosei Heptaresは、GPCR創薬において確立された実績を持つ世界的リーダーであり、高品質の臨床開発候補物質を共同で特定し、何百万人もの患者さまが待ち望む重要な新規医薬品を提供することができると確信しています。」
以上
[1] 当社100%子会社 Heptares Therapeutics LimitedとGSK Intellectual Property Development Ltd.が契約主体
[2] オーファン受容体とはリガンドが同定されていない受容体タンパク質である。孤児受容体ともいう。遺伝子配列の解析により既知の受容体タンパク質のファミリーとアミノ酸配列の一部が類似しているが、そのリガンド・機能が不明なものが多く存在することが分かりこのように呼ばれている
[3] イギリスポンド=140.02円
Sosei Heptaresについて
当社グループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR®技術並びに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは中枢神経系疾患、がん、消化器系疾患、炎症性疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。
これまでアッヴィ社、アストラゼネカ社、ジェネンテック社(ロシュ・グループ)、GSK社、ノバルティス社、ファイザー社および武田薬品工業株式会社などの大手グローバル製薬企業、ならびにその他の新興バイオ医薬品企業と提携しています。当社グループは、東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。
「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード4565)のコーポレートブランドです。「そーせい」、「Heptares」、当社グループのロゴおよびStaR®は、当社グループの商標または登録商標です。
詳しくは、ホームページhttps://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
LinkedIn: @soseiheptaresco
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福田 安孝 - Citigate Dewe Rogerson
03 4360 9234 | SoseiHeptaresJP@citigatedewerogerson.com