11月4日(土)大阪大学中之島センターで開催される、SDGsと、その先にある社会を考えるイベント「いのち共感祭」に東京子どもアンサンブルが合唱を披露し、エル・システマジャパン代表・菊川穣が登壇します。
メディアの皆様におかれましては、イベントをご取材いただけましたら幸いです。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向け、大阪大学と関西経済3団体が、ソフトレガシーとして「いのち会議」事業を2023年3月に立ち上げたことを受け、市民部門のキックオフとして、11月4日(土)に「第一回いのち共感祭 ~ 輝く未来へのとびら、アートで感じる「いのち」~」が開催されます。主催は「いのち会議」市民部門と大阪大学社会ソリューションイニシアティブで、エル・システマジャパンも共催に名を連ねます。
「誰ひとり取り残されず、全てのいのちが大切にされ、輝く社会の実現」という「いのち会議」のビジョンは、まさに、エル・システマジャパンが掲げる、誰もが自由で、創造性を発揮できる共生社会というビジョンを包摂しており、今回のテーマが、アートや音楽という文化芸術であることから、イベントを共催しています。
エル・システマジャパンからは、代表理事の菊川穣が話題提供者の一人として登壇するほか、目の見える・見えないに関わらず、インクルーシブな活動を行っている東京子どもアンサンブルが合唱を披露します。彼らの歌声とハーモニーは、まさに、音楽で感じる「いのち」そのものです。
皆様のご来場をお待ちしております。
【実施概要】
日時:2023年11月4日(土) 午後2時開始(午後5時終了予定)
場所:大阪大学中之島センター10階 佐治敬三ホール
(大阪府大阪市北区中之島4丁目3-53)
参加費:無料
参加定員:会場120名、オンライン200名
お申込み:
対面フォーム
https://forms.gle/RAxv1mcrKJVUsfdJA
オンラインウェビナーフォーム
https://zoom.us/webinar/register/WN_MszhrTYOSBKYc_Og51W76Q
【プログラム】
13:30 受付開始
14:00 開会挨拶 堂目卓生(大阪大学社会ソリューションイニシアティブ長)
14:10 合唱 東京子どもアンサンブル
14:30 話題提供
●菊川穣(エル・システマジャパン 代表理事)
●佐藤言(社会福祉法人ラルシュかなの家 理事・施設長)
●鈴木大輔(株式会社アートローグ)
●松本文子(大阪大学)
モデレーター:輪島裕介(大阪大学大学院人文学研究科教授)
15:45 話題提供者による対話
16:55 閉会挨拶 田中学(大阪大学理事・副学長)
17:00 閉会
17:20~ 懇談会(中之島センター5階 いのち共感ひろば)
主催:「いのち会議」市民部門、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
共催:(一社)エル・システマジャパン
後援:(公財)松下幸之助記念志財団、(公財)サントリー文化財団
協力:ローランド株式会社、東京都/(公財)東京都歴史文化財団東京芸術劇場
お問い合わせ先:大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI) E-mail:ssi@ml.office.osaka-u.ac.jp
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)について 大阪大学の人文社会科学系部局が中心となって、理工系・医歯薬系など自然科学系の研究者と連携を図りながら、さらには、パプリックセクターや民間企業など、さまざまな社会のステークホールダーと協働しながら社会課題の発見と解決を進め、持続可能な共生社会を構想する大阪大学のシンクタンクです。社会との連携においては、「共創機構」と協力を図り、また「COデザインセンター」等と連携して未来の社会を担う人材を育成することも視野に入れています。 |
「いのち会議」について 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向け、大阪大学と関西経済3団体が、ソフトレガシーとして「いのち会議」事業を推進し、会期中に「いのち宣言」を発することを目指し、2023年3月に「いのち会議」事業推進協議会を発足しました。「いのち輝く未来社会」実現のため、熟議の場の象徴として「いのち会議」を実施します。発起人は西尾章治郎・大阪大学総長、松本正義・関西経済連合会会長、鳥井信吾・大阪商工会議所会頭、生駒京子・関西経済同友会代表幹事、角元敬治・同代表幹事の5人です。 |
東京子どもアンサンブルについて 東京子どもアンサンブルは、互いを認め合い、支え合いながらハーモニーをつくり上げるインクルーシブなコーラスです。2017年度から東京ホワイトハンドコーラスとして東京芸術劇場と一般社団エル・システマジャパンの共同主催事業として活動を開始。2022年度より「東京子どもアンサンブル」に名称を変更。視覚に障害のある子どもたちを中心として、インクルーシブな社会づくりに共鳴する子どもたちなら誰もが参加できる活動を行っています。一緒にハーモニーを作り上げていく経験を通じ、子どもたち一人ひとりに、多様な社会で生きる力が育まれていきます。 |
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団体概要
団体名: 一般社団法人エル・システマジャパン
所在地: 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-24 大栄堂第2ビル3F
代表者: 菊川 穣
設立: 2012年3月
URL: https://www.elsistemajapan.org/
エル・システマは、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで、子
どもたちを守るために始まった音楽教育プログラム。現在では、70以上の国・地域でエル・シス
テマの理念に基づいた音楽教育が実施されています。日本では、東日本大震災で被災した子
どもたちが音楽での経験を通して、自信や尊厳を回復し自分の人生を切り開いていく力を育む
ことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始。2014年
から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年からは大
阪府豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大しています。また、2023年4月からは児童養護施設でのバイオリン教室の実施を音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」と共に行っています。家庭の事情にかかわりなく、どんな子ど
もも音楽に触れられること、皆で奏でるオーケストラやコーラスの形で学んでいくことを大切に
し、自己表現の場として、大事な居場所の一つとして、そして音楽が人と人をつなぐことを目指し
ており、ビジョンとして「誰もが自由で創造性を発揮できる共生社会」を掲げています。
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