2020年度「プロジェクト演習合同成果発表会」表彰結果文教大学情報学部の学生全31チームの発表から、優秀プロジェクトを決定
【本件のポイント】 ・文教大学情報学部の学生が約1年間かけて開発したアプリ、デジタルコンテンツ等を発表。 ・社会の問題解決のためのテーマを自らが設定し、開発したコンテンツの発表会。 ・来場者の投票により、優秀プロジェクトを選出。 |
「プロジェクト演習」は、情報学部情報システム学科に所属する2~3年生全員が受講する課題解決型の授業で、情報システムを用いた社会の問題解決のためのテーマを学生自らが設定し、約1年間かけて計画的にプロジェクトを進行するものです。各プロジェクトは5~6名編成のチームで実施され、今年度は2年生16チーム、3年生15チームの計31チームがデジタルコンテンツ等の成果物を発表しました。
成果発表会は、例年湘南キャンパスで行っていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、バーチャル会場での開催となりました。当日はバーチャル会場内にチームごとのブースが設置され、来場者は興味のあるブースに入ってオンライン上でプレゼンを受けました。発表会の最後には学内参加者も含め、約370名(投票率約70%)による投票を行い、各賞を決定しました。学年ごとに審査され、最優秀賞は以下の2チームに決定しました。
■3年生チーム総合部門 最優秀賞:「介護職員に向けた業務管理システム開発プロジェクト」
介護施設において、徘徊対策及び業務記録管理の支援を行うプロジェクトです。 本プロジェクトはWEBサイトと徘徊対策歩数計型デバイスの2つから構成されています。WEBサイトでは各業務記録の管理を行い、従来の紙面による記録よりも、より簡単に入力や閲覧ができるものとなっています。徘徊対策歩数計型デバイスは、装着した介護対象者が一定以上施設の外へ移動した際に、徘徊を知らせるメールが施設のタブレットに送られるようになっています。また、歩数計機能で 記録された歩数のデータはWEBサイトへ送信され、そちらで閲覧できるようになっています。
受賞した学生チームのリーダーは、「取材に応じてくれた介護施設の職員の皆様や、相談に乗ってくれた先生がいたからこそとれた最優秀賞。受賞できて本当に嬉しいです。」と話しています。
■2年生チーム総合部門 最優秀賞:「3D再現された街を疑似体験「観光紹介アプリ」」
3Dで再現された街を疑似的に体験できるアプリです。観光の計画を分かりやすく、緻密に立てるために実際の街並みを画面内に再現して一通り体験してもらうことが目的です。今回は、神奈川県鎌倉市の小町通りを再現しました。オープンデータによる地図を基に一人称視点で街並みを歩けるようになっており、実際に観光をする前に、疑似体験を楽しみながら観光計画を立てられるようなアプリになっています。
受賞した学生チームのリーダーは、「今回は授業や打ち合わせがオンラインで行うことが多く、プロジェクトの進行は難しかったのですが、形になってよかったです。最優秀賞を受賞できてうれしいです。」と話しています。
3年生チーム総合部門賞(順位)
(1)介護職員に向けた業務管理システム開発プロジェクト
(2)ARを用いた大型家電・家具購入補助 検索アプリケーション開発プロジェクト
(3)フィットネスクラブに向けた靴デバイスによる運動促進及び業務補助システム開発プロジェクト
(4)茅ヶ崎市バリアフリー基本構想の策定支援に向けた 路面状況の測定・可視化システム開発プロジェクト
(5)博物館向けMRアプリケーション開発プロジェクト
2年生チーム総合部門賞(順位)
(1)3D再現された街を疑似体験「観光紹介アプリ」
(2)漢字をアニメーションで成り立ちから学べるアプリ開発プロジェクト
(3)鎌倉市における混雑状況提供システム開発プロジェクト
(4)保育者を対象とした活動サポートWebアプリケーションの開発プロジェクト
(5)観光者のための都市伝説アプリケーションプロジェクト
各チームのプロジェクト詳細は特設サイトをご覧ください。
■「プロジェクト演習合同成果発表会」TOPページ:http://open.shonan.bunkyo.ac.jp/proen/
■「プロジェクト演習合同成果発表会」表彰結果:https://bit.ly/37yDng9
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像