「育休取得はゴールじゃない」86%の男性が復職後に“両立の壁”を実感。取得率上昇の陰に潜む「育休後のリアル」
長時間労働に業務過多。96%が「転職」を視野に。育休取得率の上昇の裏で浮かび上がる課題
男性の育休取得率が年々右肩上がりで上昇する中、XTalent株式会社(読み:クロスタレント、本社:東京都港区、代表取締役社長:上原達也)は、男性の育休取得に関する実態調査を実施しました。
本調査では、育休の“取得”という入口が広がる一方で、その先にある「復職後の仕事と家庭の両立の難しさ」に多くの男性が直面している実態が明らかになりました。さらに、両立の難しさを生む職場環境の特徴や、育児との両立を求めて転職を検討・実行する実態にも迫っており、企業の採用・定着戦略にも直結する重要な示唆を含んだ結果となっています。
【アンケート概要】
-
実施期間:2025年6月23日〜2025年6月30日
-
アンケート対象者:withworkのLINE公式アカウントを登録している男性
-
有効回答数:172名
-
調査主体:XTalent株式会社
TOPICS
■9割が「男性の育休取得について身近なものである」
■85%が「1ヵ月以上」の育休を取得
■86%が育休取得後に「仕事と家庭の両立に難しさを感じたことがある」
■96%が、両立の困難さを理由に「転職を実行もしくは検討した」
9割が「男性の育休取得について身近なものである」



「男性の取得について身近なものである」と実感を持った時期としては、2019年以降、上昇傾向にあり、年々男性の育休取得が身近なものになっていることが伺えた。
85%が「1ヵ月以上」の育休を取得



取得期間について、最も割合が大きかったのが、38.6%で「1ヵ月〜3ヵ月未満」。次いで、「3ヵ月〜6ヵ月未満(22.8%)」、「6ヵ月〜12ヵ月未満(20.2%)」という結果に。
86%が育休取得後に「仕事と家庭の両立に難しさを感じたことがある」


育休取得後に「仕事と家庭の両立に難しさを感じたことがある」理由として、1位「長時間労働が常態化している(良しとされている)(58.8%)」、2位「過剰な業務量(50%)」、3位「仕事と育児の両立に理解がある男性の上司がいない(35.3%)」があげられた。また、その他の回答としては、「育休が終わったら育児が終わりと思っているのかと感じるほどの理解の低さ」、「世の中のいろんなことが、男性が育児をする前提になってない」といった、社内外での男性が育児に携わることについて理解の低さを課題に感じている声が寄せられた。
96%が、両立の困難さを理由に「転職を実行もしくは検討した」

26.5%が「転職した」、34.3%が「具体的に活動中、もしくは実行に移す予定」、13.7%が「いずれ機会があれば実行したい」と回答した。
【調査レポート】全編はこちら
https://media.withwork.com/article/2138
※本調査データは、広くご活用ください。データの引用・転載時には「引用元:XTalent株式会社」と引用元を明記していただくようお願いいたします。
【withworkとは】
共働き・子育て世代の「キャリアとライフをトレードオフにしない」働き方を支援する転職サービスです。成長中のスタートアップからメガベンチャー、上場企業まで、働きがいがあり、かつ柔軟な働き方を積極的に導入している企業の求人を厳選してご紹介しています。
https://withwork.com/
【XTalentについて】
-
会社名:XTalent株式会社(https://xtalent.co.jp/)
-
所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布3丁目20‐1 Daiwa麻布テラス5F
-
代表者:上原 達也
-
設立:2019年7月
-
関連会社:XTech株式会社
【 取材等のお問い合わせ 】
メールアドレス:pr@xtalent.co.jp
担当者名:大野、増本
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- 就職・転職・人材派遣・アルバイト
- ダウンロード