東洋製罐および東罐興業が開発したアルミカップ「Lumisus」が第47回木下賞を受賞
~環境負荷の低減とユーザビリティを追求し、新たな価値を創出~
なお、「Lumisus」は同協会主催の「2022日本パッケージングコンテスト」の「飲料包装部門賞」に続く受賞となります。
(左から、東罐興業㈱営業本部 部長 阪井雅之、東洋製罐㈱テクニカルセンター 副主査 田中章太、
同社テクニカルセンター 部長 田村政臣)
※ 木下賞は、公益社団法人日本包装技術協会の第二代会長である 故木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して創設された表彰事業です。本賞は、毎年その年度において1.包装の研究・開発に顕著な業績をあげたもの2.包装の改善・合理化に顕著な業績をあげたもの3.包装の新規分野創出に顕著な業績をあげたものに対して授与されます。
受賞製品について
アルミカップ「Lumisus」
環境負荷低減を目的として、環境配慮型容器として水平リサイクル可能なアルミニウムを素材に、独自の技術を用いて開発・実用化した、プラスチックカップからのリプレイスとなる飲料用アルミカップです。
環境面においては、東洋製罐株式会社の飲料用アルミ缶「aTULC(aluminum Toyo Ultimate Can)」( https://www.toyo-seikan.co.jp/product/beverage/can/atulc/ )の技術により、製造時の水使用量ゼロを実現、かつエネルギー消費量を最小限に抑えました。
ユーザビリティの面においては、独自の成形技術による、①カール形状最適化による良好な口当たり・切創防止、②スタッキング状態からの容易な切り離し、③入目線による充填量の目安付与、④良好なグリップ性、⑤衛生性確保、⑥最適な積載効率等を実現しています。
当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。
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