Cloudflare、クラウドネイティブサービスの統合プラットフォーム「コネクティビティクラウド」を発表

最新の調査によって、多くの企業と組織が大手のクラウドの影響下にあることが明らかに

Cloudflare

(2023年 9月26日 太平洋標準時6:00本国発表)
誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーであるCloudflare(クラウドフレア)は、本日、Forrester Consulting(フォレスター・コンサルティング)が実施した最新の調査の結果を発表しました。この結果から、企業がセキュリティ、生産性、競争力の向上を確実に管理しながら、ビジネスにおけるあらゆるリソースを相互接続するニーズが高まっていることが明らかになりました。Cloudflareは、新たに出現したこのような課題に対応するために、「コネクティビティクラウド」という概念を提唱します。「コネクティビティクラウド」とは、ますます複雑化する膨大なテクノロジーとデータを企業および組織が管理できるようにするクラウドネイティブサービスの統合されたプラットフォームです。

Cloudflareの最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「現在、大手のクラウドは企業のデータを囲い込み、データの移動を困難にするというビジネスモデルを構築しています。こうした拘束的なクラウドの影響下では、ひとつの製品でユーザーを魅了して成長するソリューションが共存するのはほぼ不可能になります。Cloudflareは、これに代わる新たな選択肢として『コネクティビティクラウド』を提唱します。本質的に、Cloudflareはあらゆるものを接続し、保護することを容易にするネットワークです。オンライン上のあらゆるもの、すなわち、クラウド、デバイス、データベース、オンプレミスのハードウェアでさえも、そこに存在するすべてを接続します。そして、これからの企業と組織は大手のクラウドの包囲網から逃れることができるのです」と述べています。


  • 組織がITおよびセキュリティ環境のコントロールを失いつつある現実

この数年の間に世界中の組織は、ハイブリッドワーク環境でチームが効率的かつ協働的に業務を行うためにSaaSベースのアプリケーションを中心に新たな導入機会の劇的な増加を経験しました。しかし、これが新たなリスクと課題をもたらし、調査によると、ITおよびセキュリティ環境でコントロールを失っていることに「同意する」または「強く同意する」と回答した組織は40%近くに上りました。特に、全体的なコントロールを失っている理由の上位4つは、アプリケーションの総数の増加(66%)、アプリケーションのロケーションの増加(62%)、オンプレミスからクラウドへの移行(52%)、リモートもしくはハイブリッドワークへの移行(49%)でした。


  • 今日のITおよびセキュリティチームを苦しめる、より複雑で新たな責任 

ITおよびセキュリティチームは、現在、ますます複雑化する環境を管理しながら、生産性とコンプライアンスを維持する責任を負っています。例えば、5年前には、ITおよびセキュリティチームの52%は、オフィスワーク、リモートワーク、またはハイブリッドワークをする全員のセキュリティを確保する責任は負っていませんでした。しかし、現在では、そのすべての責任を一身に背負っています。さらに、パブリッククラウド環境におけるアプリケーション管理とセキュリティ確保、またはSaaS環境におけるデータ管理とセキュリティ確保についても、5年前にはITおよびセキュリティチームの担当範囲ではなかったにも関わらず、現在では40%以上がこれらを担っているという結果もあります。2020年以降、これらのタスクはより困難な課題となっており、30%のチームがパブリッククラウド環境およびSaaS環境でのデータ管理とセキュリティ確保がこれまでになく複雑化していると指摘しています。


  • 変化し続ける環境で課題を無視すれば、ビジネスは深刻な影響を被ることに 

ITおよびセキュリティチームの責任者は、チームの生産性と安全性を確保しながら、拡大するビジネス環境を管理することが主要な課題であると認識しています。50%近くの組織が、ユーザーの数と種類(人間から機械、サードパーティに至るまで)の増加を、現在自分たちが直面する課題の上位5つのうちのひとつと考えています。上位5つの課題の中には、チームの生産性の維持または改善の困難さ(44%)、拡大する攻撃対象領域への対処(44%)も含まれます。これらの課題に適切に対処しなければ、今後、カスタマーエクスペリエンス、生産性、組織の競争優位性に直接的な影響が及ぶことは明らかです。


  • コネクティビティクラウドが実現するリスク低減、生産性向上、そして、デジタルトランスフォーメーション 

98%の組織が、安全でパフォーマンスが高い「any-to-any」なコネクティビティ、すなわち、より多くの人、アプリ、データ、デバイス、ネットワーク、そしてクラウドというあらゆる存在同士を接続する「コネクティビティクラウド」に新たな価値を見出しています。回答者の半数近くが、この新たなソリューションが攻撃対象領域を縮小しながら、デジタルトランスフォーメーションを加速すると考えています。また、調査に参加した責任者クラスの58%は、このソリューションが生産性を向上すると確信しており、54%がサービスの市場投入までの時間を改善すると予測し、54%の企業が全体の売上を増加させるだろうと確信しています。


調査方法 

2023年9月、CloudflareはForrester ConsultingにITおよびセキュリティエコシステムの評価を委託しました。Forresterは、北米、ヨーロッパ、APAC、ラテンアメリカの組織のITに関する意思決定者449名にオンライン調査を実施しました。


詳細は、以下のリソースをご覧ください。


Connectivity Cloud | Cloudflare

https://www.cloudflare.com/ja-jp/connectivity-cloud/


Welcome to connectivity cloud: the modern way to connect and protect your clouds, networks, applications and users

https://blog.cloudflare.com/welcome-to-connectivity-cloud/

Cloudflare(クラウドフレア)について

Cloudflare, Inc.(NYSE:NET / https://www.cloudflare.com/ja-jp/ )は、世界中のあらゆる組織や個人、アプリケーション、ネットワークを高速かつ安全にするとともに複雑性やコストの削減を実現する、誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーです。Cloudflareのコネクティビティクラウドは、最もフル機能かつ統一されたクラウドネイティブ製品と開発者ツールプラットフォームを提供し、業務、開発、ビジネスの加速に欠かせないコントロールをあらゆる組織にもたらします。

世界最大規模かつ最も相互接続されているネットワークのひとつであるCloudflareは、日々何十億もの脅威をオンラインでブロックしており、大企業からスタートアップ、中小企業、非営利団体、人道支援団体、政府機関まで、世界中の何百万もの組織から信頼されています。

Cloudflareのコネクティビティクラウドの詳細については  https://www.cloudflare.com/ja-jp/connectivity-cloud/ 、インターネットの最新トレンドとインサイトについては https://radar.cloudflare.com をご覧ください。


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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン26階 エグゼクティブセンター (TEC)
電話番号
050-1791-1110
代表者名
ジョン・ハーラー(John Haarer)
上場
海外市場
資本金
-
設立
2020年05月