世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA 2人のノーベル賞候補の登壇が実現!
2021年12月5日(日)午後1時より大阪国際会議場で開催される『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』(https://cancer-zero.com)。
このたび『クラリベイト・アナリティクス引用賞』受賞によって昨年ノーベル賞候補のお1人となった中村祐輔氏と、やはりノーベル賞候補のお1人である坂口志文氏の2トップによる講演が決定した。
中村祐輔氏の功績については今更ご紹介するまでもないが、昨年、同氏は『日米がん撲滅サミット2020』に対して次のようなメッセージを送っている。
私は「遺伝的多型マーカーの開発と、その応用による先駆的な研究とゲノムワイドな関連研究への貢献により、個別化がん治療の先駆けとなったことに対して」という、少し長いタイトルで賞を授与されました。
一言でいえば、個々の患者さんの多様性を考慮したオーダーメイド医療の先駆けとなった研究に対する賞です。私が30年以上研究を続けてきた、遺伝子の多様性とその医療への応用で評価されたもので、光栄に思っています。
遺伝子・ゲノム情報に基づくオーダーメイド医療、あるいは、ゲノム医療は、これからの医療の根幹であるにもかかわらず、日本では過小評価され続けた結果、日本は欧米に比して大きく遅れてしまいました。
その遅れの象徴が、がん医療分野における過度な標準化医療・マニュアル化医療です。この賞を契機に、患者さんの間に横たわるがんの多様性に光が当たり、個々の患者さんの個性を十分に知り、その患者さんに最適の治療が提供できるようながん医療が進むことを心から願っております。私も、その日を目指して頑張り続けます。 』
また中村祐輔氏はAIホスピタル導入のリーダーとしても知られるが、日本ではAIホスピタルとAI診断を別物として2つに分け隔てているため、こちらも世界から遅れているということである。
また坂口氏は中村祐輔氏と同じくノーベル賞候補のお1人で一昨年文化勲章を受章。さらに世界で優れた実績を残した研究者や医療者に贈られる『ロベルト・コッホ賞』を受賞した制御性T細胞の発見者である。
こうした世界的な医療者、研究者の顔合わせ登壇が実現したのも『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』ならではのことだろう。
というのも、中村祐輔氏は日本医療界の名門である大阪大学医学部出身であり、若き頃に臨床医として、その腕を磨いた場所が、まさに今年初開催となる大阪の地だったのだ。一方の坂口志文氏も現在、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授として、世界的な免疫学の権威として大阪の地で研究を重ねているのである。
奇しくも大阪と縁の深いお2人がノーベル賞候補となったことが大阪が医療の聖地であり、医療ルネッサンス(原点回帰、再生)を興すにふさわしい土地であることを物語っている。
さて、念のため、ここでもう一度、坂口志文氏の業績について触れておこう。
坂口志文氏は制御性T細胞、すなわち免疫を抑制するブレーキ役を発見したことで知られている。
これは細胞に炎症を起こす原因の1つ攻撃性T細胞そのものを、発症を抑える制御性T細胞に転換してしまうことでがんの発症を抑制することにつながるという。
坂口志文氏は次のように言う。
「例えば自己組織や腸内細菌、腸組織を攻撃しているT細胞から攻撃性を取り除いて、逆に安定的な免疫抑制機能を与えてやるのです。こうすれば炎症性腸炎などの自己免疫疾患を治癒に導くことができます。また、この制御性T細胞を活用すれば将来的にがん発症を抑制してがん予防薬を開発することも夢ではなくなります」
同氏によれば2~3年以内に臨床試験を開始するために現在、PMDAとも連携を取っているとのことだ。
その第1スタートは重篤な皮膚の自己免疫疾患に対して治験を行う予定だという。
こうした取り組みについて、提唱者の中見利男氏はこう言う。
「ネットの関連キーワードをみるとがん撲滅サミット怪しい、がん撲滅サミット批判などのネガティブなものが出て参ります。これを、あえてそのままにしているのは、がん医療界の中には既得権益に巣食う一部の悪質なグループがいることを皆さんに知っていただきたいからです。怪しいのはがん医療の前進を阻む人々の方であり、批判を受けるのは、国民病と言われているにもかかわらず希少がん、難治性がんの方々を顧みることなく、がん医療を発展させてこなかった人々の方ではありませんか。私は一昨年の『2019World Alliance Forum in San Francisco』で世界の優れた医療者や世界的なIT企業を代表する政財界、教育界の人々に向かって2025年をがん予防薬開発元年にしようと呼びかけてきました。呼びかけた以上、それを実行に移すだけです。不可能を可能に変える。我々は医療と科学の改革のためにも中村祐輔先生や坂口志文先生のような世界的なチャレンジャーを応援して参ります。なぜならがん医療を変えていくのは批判を恐れず未来のために前進するチャレンジャーだけなのです」
このように具体的な取り組みを開始した『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』だが、今後は前述のようにがん発症を抑制するための予防薬の開発を各界と共に積極的に開始。これをオールジャパン、チームマンカインド(人類)の力で推進していこうと具体的に呼びかけていく方針だという。
皆さんもぜひ中村祐輔氏や坂口志文氏という2人のノーベル賞候補の熱い講演を体験されてみてはいかがだろうか。
なお、『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』の入場お申し込みとお問い合わせは9月10日(金)午後3時より大会公式HP(https://cancer-zero.com)より、すべてメールにて受付けており、電話でのお問い合わせは一切お断りしている。
また新型コロナウイルス禍の状況によっては入場制限、または無観客開催なども検討されているというから大会HPを確認されることをお勧めしたい。
このたび『クラリベイト・アナリティクス引用賞』受賞によって昨年ノーベル賞候補のお1人となった中村祐輔氏と、やはりノーベル賞候補のお1人である坂口志文氏の2トップによる講演が決定した。
中村祐輔氏の功績については今更ご紹介するまでもないが、昨年、同氏は『日米がん撲滅サミット2020』に対して次のようなメッセージを送っている。
私は「遺伝的多型マーカーの開発と、その応用による先駆的な研究とゲノムワイドな関連研究への貢献により、個別化がん治療の先駆けとなったことに対して」という、少し長いタイトルで賞を授与されました。
一言でいえば、個々の患者さんの多様性を考慮したオーダーメイド医療の先駆けとなった研究に対する賞です。私が30年以上研究を続けてきた、遺伝子の多様性とその医療への応用で評価されたもので、光栄に思っています。
遺伝子・ゲノム情報に基づくオーダーメイド医療、あるいは、ゲノム医療は、これからの医療の根幹であるにもかかわらず、日本では過小評価され続けた結果、日本は欧米に比して大きく遅れてしまいました。
その遅れの象徴が、がん医療分野における過度な標準化医療・マニュアル化医療です。この賞を契機に、患者さんの間に横たわるがんの多様性に光が当たり、個々の患者さんの個性を十分に知り、その患者さんに最適の治療が提供できるようながん医療が進むことを心から願っております。私も、その日を目指して頑張り続けます。 』
また中村祐輔氏はAIホスピタル導入のリーダーとしても知られるが、日本ではAIホスピタルとAI診断を別物として2つに分け隔てているため、こちらも世界から遅れているということである。
また坂口氏は中村祐輔氏と同じくノーベル賞候補のお1人で一昨年文化勲章を受章。さらに世界で優れた実績を残した研究者や医療者に贈られる『ロベルト・コッホ賞』を受賞した制御性T細胞の発見者である。
こうした世界的な医療者、研究者の顔合わせ登壇が実現したのも『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』ならではのことだろう。
というのも、中村祐輔氏は日本医療界の名門である大阪大学医学部出身であり、若き頃に臨床医として、その腕を磨いた場所が、まさに今年初開催となる大阪の地だったのだ。一方の坂口志文氏も現在、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授として、世界的な免疫学の権威として大阪の地で研究を重ねているのである。
奇しくも大阪と縁の深いお2人がノーベル賞候補となったことが大阪が医療の聖地であり、医療ルネッサンス(原点回帰、再生)を興すにふさわしい土地であることを物語っている。
さて、念のため、ここでもう一度、坂口志文氏の業績について触れておこう。
坂口志文氏は制御性T細胞、すなわち免疫を抑制するブレーキ役を発見したことで知られている。
これは細胞に炎症を起こす原因の1つ攻撃性T細胞そのものを、発症を抑える制御性T細胞に転換してしまうことでがんの発症を抑制することにつながるという。
坂口志文氏は次のように言う。
「例えば自己組織や腸内細菌、腸組織を攻撃しているT細胞から攻撃性を取り除いて、逆に安定的な免疫抑制機能を与えてやるのです。こうすれば炎症性腸炎などの自己免疫疾患を治癒に導くことができます。また、この制御性T細胞を活用すれば将来的にがん発症を抑制してがん予防薬を開発することも夢ではなくなります」
同氏によれば2~3年以内に臨床試験を開始するために現在、PMDAとも連携を取っているとのことだ。
その第1スタートは重篤な皮膚の自己免疫疾患に対して治験を行う予定だという。
こうした取り組みについて、提唱者の中見利男氏はこう言う。
「ネットの関連キーワードをみるとがん撲滅サミット怪しい、がん撲滅サミット批判などのネガティブなものが出て参ります。これを、あえてそのままにしているのは、がん医療界の中には既得権益に巣食う一部の悪質なグループがいることを皆さんに知っていただきたいからです。怪しいのはがん医療の前進を阻む人々の方であり、批判を受けるのは、国民病と言われているにもかかわらず希少がん、難治性がんの方々を顧みることなく、がん医療を発展させてこなかった人々の方ではありませんか。私は一昨年の『2019World Alliance Forum in San Francisco』で世界の優れた医療者や世界的なIT企業を代表する政財界、教育界の人々に向かって2025年をがん予防薬開発元年にしようと呼びかけてきました。呼びかけた以上、それを実行に移すだけです。不可能を可能に変える。我々は医療と科学の改革のためにも中村祐輔先生や坂口志文先生のような世界的なチャレンジャーを応援して参ります。なぜならがん医療を変えていくのは批判を恐れず未来のために前進するチャレンジャーだけなのです」
このように具体的な取り組みを開始した『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』だが、今後は前述のようにがん発症を抑制するための予防薬の開発を各界と共に積極的に開始。これをオールジャパン、チームマンカインド(人類)の力で推進していこうと具体的に呼びかけていく方針だという。
皆さんもぜひ中村祐輔氏や坂口志文氏という2人のノーベル賞候補の熱い講演を体験されてみてはいかがだろうか。
なお、『世界がん撲滅サミット2021 in OSAKA』の入場お申し込みとお問い合わせは9月10日(金)午後3時より大会公式HP(https://cancer-zero.com)より、すべてメールにて受付けており、電話でのお問い合わせは一切お断りしている。
また新型コロナウイルス禍の状況によっては入場制限、または無観客開催なども検討されているというから大会HPを確認されることをお勧めしたい。
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