WorldClassroom、教育現場向けのAI英会話機能(β版)を提供開始。無償トライアル校募集
文部科学省の「AIの活用による英語教育強化事業」に採択、約1.3万人が実証予定
HelloWorld株式会社(本社:沖縄県沖縄市、Co-CEO:野中 光・冨田 啓輔)が提供する世界の教室をつなぐ英語学習・国際交流プラットフォーム「WorldClassroom」は、教育現場向けのAI英会話機能(β版)を新たにリリースしました。
この新機能は、AIキャラクターと即興的なやりとりを行い、生徒の「話す力」を大幅に向上させることを目指したもので、文部科学省が推進する「令和6年度 小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業」にも採択されています。本事業を通して、全国約70校、約1.3万人の生徒にWorldClassroomを導入し、自治体・学校・先生方とともに実証研究を行う予定です。

教育現場での生成AI活用:背景と目的
AI技術の普及により、教育分野においても政府・文部科学省を中心として、必要な資質・能力を確実に育成することを目指して、さまざまな利活用が考えられています。
文部科学省は、令和6年度「小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業(AIの活用による英語教育強化事業/AI英語モデル校事業・AI英語活用リーダー事業)」において、急速な発展が見込まれる生成AIの効果的活用により、「話すこと」「書くこと」について、練習量の増加や動機付けの強化等、英語教育の抜本強化を目指しています。
次期学習指導要領の検討を見据え、教師やALTによる指導とAI活用との効果的な組み合わせを実証研究し、知見を得ることが期待されています。
WorldClassroomを活用した実証研究について
本事業を通じて4月後半より、当社は全国のモデル校約300校の約25%の学校(約70校)と実証研究を開始する予定です。
対象となる生徒数は約1.3万人です。AI英語活用リーダーとなる先生方と連携・協力し、それぞれの自治体の特色・実情にあわせたAI活用による英語教育の先進事例を創出していきます。
【連携予定の自治体(一部掲載)】
・仙台市教育委員会
・横浜市教育委員会
・町田市教育委員会
・浜松市教育委員会
・岡山市教育委員会
※その他複数自治体と調整中
WorldClassroomの特徴
世界の教室をつなぐ英語学習・国際交流プラットフォーム「WorldClassroom」は、AIスコアリングを搭載したスピーキング練習機能により、英語の音読・プレゼン練習をとおして 英語4技能5領域を効果的に高めることができます。さらに、オンライン国際交流機能により、世界中の同世代との国際交流を実現し、生徒の英語学習へのモチベーションを劇的に向上させます。
2024年度は全国80以上の自治体・教育委員会と連携し、82,000人以上に導入。全国の小中高校、250校以上に導入し、スピーキング能力や非認知能力(動機付け等)の向上や、教員の業務負担軽減において高い効果が出ています。
Point① 教育現場で活用できるAI英会話機能(β版)
WorldClassroomのAI英会話機能は、さまざまなテーマについてAIと即興的な「やりとり」を行い、生徒の「話す力」「聞く力」を大幅に向上させます。AIが相手なので、生徒は失敗を気にせず英会話に取り組めます。
また、教員の負担が大きい「やりとり」の評価をAIが補助します。多くの導入校で従来の英語教育と比較して、英語の発話量が飛躍的に増加し、英語の成績の向上に繋がっています。
さらに、当社の強みである海外の同世代との交流の前に、本番を想定して本機能を活用することで、より実践的な英語力を身につけることができます。
Point② 公教育で導入できる低価格帯のプラン提供
当社は、すべての子どもたちに海外短期留学同等の「多様性」に触れる教育機会(国際交流機会)を提供することを目指しており、子どもが教育を受ける機会を平等に保障したいと考えています。WorldClassroomも月額数百円程度で利用が可能で、コストパフォーマンスに優れたサービスとして、予算の限られた学校・自治体でも効果的に導入できます。
英語教育に力を入れたいという思いはありながらも、財源の確保が難しく、ALT配置の予算が削減されるなど、財政的な制約の中で導入を決めた自治体も少なくありません。
Point③ 国際交流を兼ね備えた唯一無二のプロダクト
AI技術と国際交流を融合させたWorldClassroomは、英語学習にとどまらず、異文化理解・グローバルマインドの育成にも貢献します。生徒は実践的な英語を学びながら、グローバルな視点を養うことができます。
学校の教室にいながら海外の学校と交流でき、英語を使ったリアルなコミュニケーションを可能にする点が、国内・海外の学校共に高い評価を得ています。
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WorldClassroom公式サイト
WorldClassroom導入の効果
2020年(令和2年)に提供を開始したWorldClassroomは、英語力の向上(特に、聞く力・話す力)だけでなく、生徒の英語学習への主体性・学習意欲の向上や教員の業務負担軽減にも寄与しています。

ある自治体では、令和5年度全国学力学習調査において、英語への関心が初めて全国平均を上回りました。また、WorldClassroom導入校の文京区立第九中学校では、東京都が実施する英語スピーキングテスト(ESAT-J)において都平均より10.8点高いスコアを出すなど、大きな導入効果がでています。
無償トライアル導入校の募集・説明会のご案内
現在、WorldClassroomは無償トライアル導入校を募集しています。トライアル期間は2026年3月31日(火)までの予定で、新機能のAI英会話機能(β版)も期間限定でお試しいただけます。教育機関の皆様は、この機会にぜひお早めにお問い合わせください。
※経済産業省「探究・校務改革支援補助金2025」にも採択されております。
また、4/23(水)から毎日、AI英会話機能のデモンストレーションも含めたWorldClassroomのオンライン説明会を開催します。システムの概要や無償トライアル導入のお申込方法について、ご関心がある方はぜひご参加ください。
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説明会申込フォーム
HelloWorld株式会社について
「世界中に1ヵ国ずつ友達がいることが当たり前の社会をつくる」ことを目的に,日本に住む外国人宅ホームステイ体験「まちなか留学」,世界の学校同士が オンラインで繋がり国際交流を行う「WorldClassroom」など複数の国際交流事業を展開。海外留学同等の「多様性」にふれる質の高い教育機会を,これまで延べ8万人以上に提供しています。国内にいながら世界中の人たちとつながる機会をつくり、こども達の異文化受容性を高める取り組みは国際機関などからも高い評価を受け、国連開発計画や日経新聞などからさまざまな賞を受賞しています。
社名 :HelloWorld株式会社
設立 :2020年10月1日
代表者 :代表取締役 野中 光,冨田 啓輔
所在地 :東京都中央区日本橋小伝馬町16-5 S-TOKYO
URL :https://inc.hello-world.city/
事業内容:まちなか留学・WorldClassroom・SDGs推進
国際交流・グローバル人材育成事業コーディネート
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