「エスカレーターで歩く人をAIが検知し立ち止まるよう促す」など 名古屋市が協働実験に参加する8事業者を発表
行政・社会課題解決プロジェクト「Hatch Technology NAGOYA」課題提示型支援事業 実証期間は2024年2月末まで
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■「Hatch Technology Nagoya」とは
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UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。名古屋市の実証プロジェクト「Hatch Technology Nagoya(ハッチテクノロジー名古屋)」もその一つで、2020年以来4年連続の取り組みとなります。
今回は、行政課題5件・社会課題8件の計13件に対して99件の応募・提案があり、このうち行政課題4件・社会課題4件計8件について、実証プロジェクトを決定しました。
▼Hatch Technology Nagoya(公式ウェブサイト)課題提示型支援
https://www.hatch-tech-nagoya.jp/solution/
▼報道資料 令和5年8月31日発表 「Hatch Technology NAGOYA」課題提示型支援事業に係る実証プロジェクトの決定について(名古屋市)
https://www.city.nagoya.jp/keizai/page/0000167067.html
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■実証実験を行う課題(テーマ)と採択企業
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▼行政課題(4件)
課題1)チケットなしで混雑もなし!発券所前の長蛇の列をなくしたい!
東山動物園は多い時で1日3万人入園するが、紙のチケットを利用しているため、ピーク時には券売所に長い行列ができてしまう。チケットレスで入園できるようにすることで混雑を緩和し、入園者の利便性を向上させたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2023-10/ticketless-entry/ )
所管課:緑政土木局 東山総合公園管理課
採択企業:アソビュー株式会社(東京都品川区) https://www.asoview.co.jp/
課題2)施設まるごとスキャン!?公共施設の現地調査を一度で完璧に終わらせたい!
老朽化する公共施設の改修にかかる現地調査に、膨大な手間と時間がかかっている。実証案を使って西庁舎内で模擬現地調査を行い、従来の方法に比べ台帳作成にかかる時間が効率化できるか検証したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2023-10/scan-the-facility/ )
所管課:住宅都市局 営繕部企画保全課・監理指導室
採択企業:Open Space Labs Japan 合同会社(東京都中央区) https://www.openspace.ai/ja/
課題3)ウォーカブルなまちが生み出す価値や効果を可視化したい!
居心地が良く、歩きたくなるウォーカブルなまちづくりを進めることによる価値や効果を検証し可視化したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2023-10/walkable/ )
所管課:住宅都市局 ウォーカブル・景観推進室
採択企業:株式会社センサーズ・アンド・ワークス(兵庫県神戸市) https://www.sensorsandworks.com/
課題4)リニア関連プロジェクトの先鋒、駅前広場整備を、臨場感あふれる新技術で広報したい!
名古屋駅西側駅前広場について、多くの人に駅前広場が新しく生まれ変わるというワクワクを伝えるため、より効果的な手法で将来の整備内容をPRしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2023-10/west-gate-renewal/ )
所管課:住宅都市局 名駅ターミナル整備室
採択企業:株式会社タジク(名古屋市東区) https://taziku.co.jp/
▼社会課題(4件)
課題5)ビオトープはどうつくる?テクノロジーでビオトープの豊かさと形成プロセスを可視化したい!【グリーン化】
ビオトープの生態系の豊かさや、形成プロセスを可視化するツールを使って、市民や企業のビオトープづくりを普及・推進できるか検証する。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2023-10/biotope/ )
所管課:環境局環境企画課 (なごや生物多様性センター)
採択企業:サンリット・シードリングス株式会社(京都府京都市) https://www.sunlitseedlings.com/
課題6)建設業の未来をつくる!インフラDXで工事現場の負担軽減へ【DX】
工事現場(橋梁工事を想定)を実証フィールドとして、現場立会いに替わるウェブ技術や、効率的な現場管理技術等を試験的に導入し、工事受発注者双方にどのような業務改善効果をもたらすのかを検証する。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2023-10/architecture-dx/ )
所管課:緑政土木局 技術指導課
採択企業:株式会社Nossa(東京都渋谷区) https://www.nossa.co.jp/
課題7)エスカレーターで歩く人をAI が検知!?“あたりまえ”からの脱却
画像解析などによりエスカレーター上の歩行者に注意換気するツールを、試験的に市内数カ所のエスカレーターに設置し、改善が見られるか検証を行う。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2023-10/escalator-ai/ )
所管課:スポーツ市民局 消費生活課
採択企業:有限会社来栖川電算(名古屋市中区) https://www.kurusugawa.jp/
課題8)「健康的な職場」を目指すITサービスで、働く世代の健康づくりを推進したい!
健康経営に注力する余裕のない企業にも、「健康的な職場の実現」をサポートするITサービスを提供し、従業員の健康意識の変化・改善を検証する。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2023-10/healthy-workplace/ )
所管課:健康福祉局 健康増進課
採択企業:株式会社リンクアンドコミュニケーション(東京都千代田区) https://www.linkncom.co.jp/
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■「Urban Innovation JAPAN」とは
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Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。
DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072562.html)
▼これまでの事例(22自治体)
https://urban-innovation-japan.com/past/
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