THREE ホリスティックリサーチセンター、初の「香り×人間情報データベース」を活用した精油の香気価値予測を実施
本取組の背景
THREEでは自分本来の美しさを引き出すことを目的に、心・からだ・肌のすべてへ働きかけるホリスティックなアプローチで製品開発を行っており、精油の香気をはじめとした複合的な力について、研究をしています。
香気の感じ方や効果・作用は個人差が大きいとされているため、本取り組みでは人間特性と精油の香気の関わりに着目。香気の感じ方と心への影響、また潜在的な嗜好性について解き明かすことを目指します。
概要
20~40代の女性(22名、26-49歳)を対象にオリジナル精油など香りのアンケート調査を実施し、「香り×人間情報データベース」を用いて香料に対する反応や性格・価値観・認知バイアスなどの人間特性の予測を行いました。
人間特性と香りの関わりや潜在的な嗜好性を解き明かすことで、広くホリスティックケアの分野の発展に貢献すること、また付加価値として今後の精油を配合したものづくりに活用することが期待されます
「人間情報データベース」について
「人間情報データベース」は全国約5万人のモニターから取得した多種多様なデータを元にNTTデータ経営研究所が開発した消費者の性格・価値観・認知バイアスなどのディープデータを有するプラットフォームです。多次元データから消費者を多面的に把握することで消費者行動の新たな原理・原則を見出し、これまでに、研究開発、商品・サービス開発、マーケティング、政策立案などで人間情報データベースが活用されています。
「香り×人間情報データベース」について
「香り×人間情報データベース」は、東京大学 大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻生物化学研究室 の東原和成教授を研究代表者とした国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)未来社会創造事業のプロジェクトで得られた88香料、107項目の官能評価からなる「香り」のデータ、および「人間情報データベース」から選定した142項目から構築されたプラットフォームです。
香料に対する一部の官能評価(24項目)から消費者の官能評価(107項目)を予測し、更に消費者特性(142項目)を可視化することができるため、消費者の人間特性や状態に応じた最適な香りの提供などの活用が期待されます。
https://www.jst.go.jp/mirai/jp/evaluation/others/event-231212_01.html
THREE ホリスティックリサーチセンターについて
「精油」をはじめとする植物から得られる恵みと心・からだ・肌の関係を探求し、地域社会との取り組みを通じた新たな価値を創出・発信することを目的に2022年9月ACRO内に設立しました。
現在、熊本や佐賀をはじめ国内を中心としたオリジナル国産精油の開発を手掛けています。
人の在り方にとどまらず、環境や社会の在り方も踏まえた半歩先の価値を創出・発信することで、「THREE」のさらなる進化に向けた役割を担っています。
https://hrc.threecosmetics.com/
THREE ブランドについて
「心・からだ・肌」のすべてに、ホリスティックにアプローチするTHREE。
スキンケア・ヘアケア・ボディケアには、精油をはじめとする天然の植物成分をふんだんに使用し、心地よさと効果を追求。メイクアップでは、モードとナチュラルが生みだすニューベーシックを表現。自然と調和し、その人らしい美しさを最大限に引き出すホリスティックケアとメイクアップを、一人ひとりが心地よさで満たされるように発信します。
www.threecosmetics.com
NTTデータ経営研究所について
株式会社NTTデータ経営研究所は、株式会社NTTデータの100%子会社として1991年に設立しました。約400名のプロフェッショナルとスタッフを擁し、公共、金融、産業などの分野で最先端のコンサルティングとアドバイザリーサービスを提供しています。
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