苫小牧高専、フラー株式会社間で地域社会の発展に寄与することを目的として包括連携協定を締結しました！

〜アントレプレナーシップ教育、学術研究、地域創生の充実及び高専発ベンチャー企業との連携強化〜

令和３年８月６日（金）、苫小牧高専セミナールームにおいて、フラー株式会社と、「苫小牧工業高等専門学校とフラー株式会社の包括的連携に関する協定書」を締結しました。
【URL】　https://www.tomakomai-ct.ac.jp/news/17340.html

連携協定書に調印したフラ－株式会社執行役員共同創業者CTO藤原敬弘（右）と苫小牧高専学校長小林幸徳（左）

〇提携に至った背景
  フラ－株式会社は高専発ベンチャー企業として有名な会社の一つで、CTOの藤原氏は苫小牧高専の卒業生で、大手電機メーカーでの勤務を経て長岡高専等のOBメンバーとともにフラ－株式会社を設立しています。
苫小牧高専は苫小牧市と苫小牧商工会議所等と連携し、企業等の課題解決を行っている機関「C-base」※ を設置しており、機関の目的のひとつに「アントレプレナーシップ教育を実施し、スタートアップをつくる」ことがあります。
　　　※【URL】　https://www.tomakomai-ct.ac.jp/collaborate/consulting

　以前よりフラ－株式会社には苫小牧高専の学生を対象とした実習型授業での講師を担当していることや、後援イベントでアントレプレナー教育分野のコーチ役として参画している等の経緯があり、より強固な協力体制を築けるよう今回の協定締結へと至りました。
　本協定は、先進的IT分野の教育及び起業家育成のためのアントレプレナーシップ教育、苫小牧地域の観光分野等に関する学術研究に相互協力を目的とし、地域社会の発展に寄与することを目指します。

 

協定書に署名を終え締結が完了した様子

〇提携の内容

　

　本協定は、以下を主とした包括連携協定です。本協定に基づき、幅広い分野での協力体制が整備されたことで、相互に協力し合い、今後益々の発展に繋がることが期待されます。

 

　①学生のIT教育及び起業支援教育
　②学術研究
　③地域創生

〇協定先の企業について

【会社概要】会社名：フラー株式会社
所在地：〒950-0911
新潟県新潟市中央区笹口1丁目2 PLAKA2 NINNO
代表者：代表取締役会長 渋谷 修太
設立：2011年11月15日
URL：https://www.fuller-inc.com/
事業内容：デジタル戦略構築、サービス開発および事業グロースなど

〇苫小牧高専サテライト「C-base」について
　本校では、苫小牧中心部にある苫小牧経済センタービル内に苫小牧高専サテライト「C-base」を開設し，技術経営相談窓口を運用しています。
　苫小牧市や苫小牧商工会議所等の専門家とチームを組み，課題解決のお手伝いを行っております。
URL：https://www.tomakomai-ct.ac.jp/collaborate/consulting

〇苫小牧工業高等専門学校について
　苫小牧工業高等専門学校は，我が国の産業の発展と科学技術の進歩に貢献する優秀な実践的技術者を育成することを目的として昭和39年に設置され，平成26年に50周年を迎えた伝統ある学校です。
　開校以来，産業構造の変化に対応した質の高い高度な専門教育を行うため，学科の新設・改組，各センターの設置等を積極的に行っています。平成28年度からは，これまでの5学科体制から，1学科5系制への改組を行い，現在は創造工学科に3つのセンターを加えて，総合的に優れた学業環境を整えています。また，さらに高度な技術教育と実践的な解決能力を身に着けた創造型技術者の育成を目的として，卒業後2年間の専攻科教育も行っております。
　これまでに本科と専攻科をあわせて8,100名以上の卒業生・修了生を社会に送り出しており，卒業生・修了生は，技術者・研究者として産業界，教育・研究機関，行政など多岐にわたる分野で活躍し，社会から非常に高い評価を受けています。

【学校概要】
名　称：独立行政法人国立高等専門学校　苫小牧工業高等専門学校

所在地：北海道苫小牧市字錦岡４４３番地
代表者：小林　幸徳
設立：昭和39年４月
URL：https://www.tomakomai-ct.ac.jp/


【お客様からのお問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構
苫小牧工業高等専門学校　総務課総務係
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e-mail：[e-mail]

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構
苫小牧工業高等専門学校
総務課企画調査係
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