【金型加工の課題ランキング】1位は「人手不足」で4割超。作業自動化で期待される「リードタイム短縮」への課題と展望

CAD/CAM作業の自動化「MillEdge.hub Automation」で加工作業を85%削減

応用技術株式会社

応用技術株式会社(大阪市北区、代表取締役社長:小西 貴裕、以下応用技術)は、製造業で金型加工に関わる方を対象に「金型加工における課題と自動化の実態」に関する調査を実施しました。

金型加工において機械は進化していますが、肝心の加工データの作成などは、いまだにベテラン職人の経験や勘に頼りきっているのが現実です。

「若手がなかなか育たない」「ソフトの操作が難しくて時間がかかる」「夜間も機械を回したいけれど、データの準備が追いつかない」などの困りごとが、生産性を高める上での大きな壁になっているのではないでしょうか。本調査の結果、約4割が「CAMでの加工パスの生成」の自動化を求めているという現状が浮き彫りになりました。

金型加工における課題と自動化への展望の実態

応用技術では製造業のDXを推進する「toDIM」サービスを展開しており、金型製造業の顧客課題の深堀りと解決を目的として、製造業で金型加工に関わる方を対象に「金型加工における課題と自動化の実態」に関する調査を実施しました。

調査概要:「金型加工における課題と自動化」に関する調査

【調査期間】2026年4月15日(水)~2026年4月16日(木)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,002人

【調査対象】調査回答時に金型製造業界で働いていると回答したモニター

【調査元】応用技術株式会社(https://www.apptec.co.jp/

【モニター提供元】サクリサ

調査結果のハイライト:4割が「人手不足」を実感、CAMの維持費用の高さも課題に

金型の加工現場の約4割が『人手不足』を課題として挙げており、現場のリソース不足が深刻であることが示されました。また、『加工ミス』や『業務の属人化』が約3割で続いていることから、特定の人員に業務が偏ることで個人の負担が増加し、それがミスを誘発しやすい環境につながっている可能性が考えられます。限られた人員の中で納期と品質を両立することが求められていることがうかがえます。

では、CAMの利用についてはどのような課題があるのでしょうか。

「維持費用」や「拡張機能の費用」といった費用に関する項目が上位に挙がっており、ソフトウェア運用にかかる負担が現場の課題となっていることが示されました。また、「研修体制が整っていないこと」に関する回答も挙がっており、高度な機能を持つソフトウェアを導入しても、それを使いこなすための人材育成環境が十分に整っていないため、結果として費用対効果を実感しにくい企業が一定数存在している可能性が示唆されました。

作業の自動化による期待とは…金型製造業が望む未来

では、実際の作業工程の中で特に時間を要しているのはどの部分なのでしょうか。

『CAMでの加工パスの生成』と『データ修正』に時間がかかっていることから、加工に入る前段階のデータ準備に大きな作業負荷が集中している実態がうかがえます。また、『CADでの設計作業(電極設計など)』も約2割で続いていることから、設計から加工パス生成に至るまで、実加工前の作業全体に多くの工数が割かれている状況が推察されます。

データ準備の工程に多くの時間が割かれている実情に対し、現場で自動化したい作業の上位が、『CAMでの加工パスの生成』や『データ修正』といった時間を要する工程と一致しています。

現場の作業負担となっている実加工前の作業に対して、自動化のニーズが直結していることが示されました。また、『CADでの設計作業(電極設計など)』も約3割が自動化したい工程として挙げられており、実加工に向けた事前のデータ作成・調整に多くの工数を要していることから、作業負担を軽減したいニーズが存在していることがうかがえます。

作業を自動化することによって『リードタイムの短縮』と『人的ミスの軽減』がともに4割を超えており、限られた時間の中で品質を維持しながら生産効率を高めたいという現場のニーズがうかがえます。また、「夜間の無人運転」が約3割となっていることから、人が不在となる時間帯も機械を稼働させることで、工場全体の生産能力を最大化したいという実用的な狙いがあることが推察されます。

では、自動化による効果の期待が寄せられる中、企業はこれらの実現に向けてどの程度の投資を想定しているのでしょうか。

『30〜50万円未満』と『50〜100万円未満』に回答が集まっており、半数以上が年間50万円程度の投資が可能と回答しています。すでにソフトウェア運用に一定のコストを投じている中でこの水準の投資意欲が見られることは、自動化による「リードタイム短縮」や「人的ミス軽減」といった期待の高さを示していると考えられます。また、『10〜30万円未満』にも約2割の回答が見られ、比較的低コストでの導入を志向する層も一定数存在していることがうかがえます。

まとめ:金型製造業の課題と自動化への展望

今回の調査で、金型製造業におけるソフトウェア活用は「コストと教育の壁」や「業務の属人化」が大きな課題であることが明らかになりました。

・現場の課題は「人手不足」とそれに伴う「加工ミス」「業務の属人化」

人材確保が難しい中で、特定の人員へ業務が集中することが個人の負担を増やし品質の安定や標準化の妨げになっている。

・実加工前の「加工パス生成」や「データ修正」が作業のボトルネックに

同時にCAMの維持費用やトレーニング不足も課題となっており、ソフトウェアを活用するための人材育成や費用対効果に悩む現状が浮き彫りに。

・時間のかかる作業の「自動化」によるリードタイム短縮への期待が顕著

自動化に対しては、約6割の企業が年間50万円程度の投資が可能と回答しており、現場の課題解決に向けた意欲の高さがうかがえる。

これからの金型製造業界において重要なのは、特定の個人に偏りがちな加工準備の工程を標準化し、限られた人員でも生産能力と品質を維持・向上できる仕組みを構築することだと考えられます。

金型加工の課題解決のカギは「自動化」

toDIMでは本調査で明らかとなった金型加工における課題を解決するため、Autodesk Fusion・PowerMillでのCAD/CAM作業の加工準備から指示書作成までを自動化し、作業負担を軽減する「MillEdge.hub Automation」を提供しています。

従来であれば約75分かかっていた作業を独自開発のスクリプトとモジュールで約10分にし、作業時間を85%も短縮したユースケースもあります。

MillEdge.hub Automation による自動化

MillEdge.hub Automationは作業時間の劇的な短縮だけでなく、ベテランの加工ノウハウをテンプレート化することで経験の浅い担当者でもミスなく正確な加工パスを作成でき、属人化も解消できます。

また、調査で示された「50万円前後の投資意欲」に対し、年間24万円のライセンス費用で自動化が可能です。

MillEdge.hub Automation詳細

応用技術株式会社について

応用技術は1984年の会社設立以来、ものづくり支援やBIM/CIM、GISを活用した「ソリューションサービス事業」と防災・環境分野を対象とした「エンジニアリングサービス事業」を両輪に、お客様の課題を価値に変えるイノベーションカンパニーとして成長しています。製造分野においては、デジタル技術で変革する「toDIM」を展開し、AM技術や切削加工のDX支援を行っています。

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業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル
電話番号
06-6373-0440
代表者名
船橋 俊郎
上場
東証スタンダード
資本金
6億円
設立
1984年06月