「小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。」がグッドデザイン・ベスト100に選出されました。
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2025年度グッドデザイン賞」において、「小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。」がグッドデザイン・ベスト100に選出されました。

小千谷市(おぢやし)ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。(以下、本施設)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2025年度グッドデザイン賞」 において、応募総数5,225件、受賞件数1,619件のなかから、グッドデザイン・ベスト100に選出されました。
本施設は図書館と郷土資料館、市民活動の場や子どもの遊び場が融合した施設として令和6年9月28日に開館し、開館1周年を迎えました。
※「グッドデザイン賞」とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
※ 「グッドデザイン・ベスト100」とは
その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、審美性、提案性、可能性などにおいて総合的に優れているとして高い評価を受けた100点。今日におけるデザインの水準を高めるに相応しい、これからのモデルとなりうるデザインとして選出。
□受賞内容
グッドデザイン・ベスト100
□受賞対象
図書館等複合施設「小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。」
□受賞者
小千谷市、アカデミック・リソース・ガイド株式会社、平賀研也、株式会社平田晃久建築設計
事務所、株式会社国際開発コンサルタンツ、アフォーダンス株式会社、サイフォン合同会社
□デザインのポイント
-
フロート/アンカー/ルーフという建築的デバイスによる「変化し続ける自然や活動」と連動
する動的な建築
-
情報と人の活動をつなぎ、「知る」という行動を支える、リアルとデジタルが一体化した情報
環境のデザイン
-
リビングラボによる、多様な人々が参画し、対話・創造していく「共創」実現のための持続的
取り組み
2025年度グッドデザイン賞プレゼンテーション動画
【参考】施設の特徴
活動に応じた特性をもった9つの「アンカー」と呼ばれる空間と、動く書架や展示台の「フロート」があり、さまざまな空間で新たな気づきや関心、利用者同士の交流を生み出します。




審査委員コメント
地域図書館のあり方をデザインした施設。フロートと呼ばれる動く本棚により、内部スペースが大きさを変え、地域活動の主体が使いやすいサイズを、図書館エリアの中に生み出していることがすばらしい。それにより、冬場、外が使えないときの広場空間として地域に利用されていることや、昨今、夏の暑い時期も、同様に広場として活用される。図書館がサードプレイスとして地域に開かれるときの新しい空間実践を評価した。
小千谷市受賞コメント
この度の受賞は、「ホントカ。」計画段階から今日まで関わったすべての方々との協働の賜物であり、心より感謝申し上げます。
今回の受賞を励みに、多様な人々にとっての居場所(=みんなの広場)となるよう、引き続き対話と交流を大切にしながら、施設運営に邁進してまいります。
その他
11月1日(土)から5日(水)に東京・六本木で開催される、グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」で紹介予定。
施設概要
施設名/ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。
住所/新潟県小千谷市本町1丁目13番35号
開館時間/午前9時から午後10時(各アンカーで時間が異なります)
休館日/第2・第4火曜日、年末年始(12月29日から翌年の1月3日)
※第2・第4火曜日が祝日の場合、翌平日は休館します。
※食アンカーは毎週月・火曜日、年末年始が定休日です。
駐車場/計120台(第1駐車場:80台、第2駐車場:40台)
小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。
TEL:0258-82-2724
FAX:0258-82-8915
Mail:hontoka@city.ojiya.niigata.jp
すべての画像