空を見れば、だれでも天気を予報できる!
中経出版
- 天気予報だけではわからない1時間後の天気も、空を見れば察知できます!
急な激しい雨や雷。
大きな被害が発生する巨大竜巻。
近ごろの天気は、めまぐるしく変化し、ときには私たちの生活に大きな影響を与えます。
本書は、天気予報だけではわからない、1時間後、2時間後の直近の気象の変化を、空を見るだけで予想しようというものです。
雲の種類や動き、風や気温の急な変化も、空を見ていれば察知できます!
また、「朝焼けは雨」などの、昔からいわれている天気に関することわざが正しいの?などの疑問にも答える内容になっています。
⇒ 「澄んだ朝焼け」が見えれば晴れる可能性が高い!
きれいな写真と、興味深い解説で、ぜひ、天気の奥深さを味わってください。
- もくじ
第1章 【晴れ】 晴れを教えてくれるのは、どんな空?
澄んだ朝焼けは晴れ
朝霧はすぐ晴れる
朝霜は晴れつづく
澄んだ青空は晴れつづく
わた雲が動かないと晴れつづく
飛行機雲がすぐ消えると晴れ
まぶしい夕日は晴れつづく
明るい夕焼け雲は晴れ
星や夜景がきれいだと晴れて冷える
赤富士は晴れつづく
朝のきり雲は晴れる
煙が上がらないで消えると晴天
模様のない光環は晴れ
雲が上昇して消えると晴れ
ブルーモーメントは晴れつづく
月の出入りは晴れつづく
第2章 【雨・風・雷・竜巻・雪】 この雲が見えたら、明日は雨?
わた雲が動くと雨近い
飛行機雲が成長するとだんだん雨
すじ雲が並ぶと雨を呼ぶ
日暈(ひがさ)はだんだん雨に
うろこ雲が空に広がるとだんだん雨
たくさんのレンズ雲は低気圧接近
山の帽子(笠雲)は要注意
山が雲に隠れるとすぐ雨
スカイツリーが隠れると雨近し
ちぎれ雲は雨近い
にゅうどう雲はすぐ雷雲に
かなとこ雲が見えたら雷が近い
雷の光と音で距離がわかる
暗い雲は急な強い風雨に
鳥は風上を向く
うねりは低気圧や台風が近い
ぼたん雪は積もる
悪天を告げる朝焼け
サンピラー(太陽柱)は雪が舞っている
台風接近時に起こるすじ雲の交差
雲のいき違いは雨近い
旗雲は強風のしるし
ゲリラ豪雨は雲でわかる
垂れ下がる暗い雲は嵐の危険
雲の足は雨のすじ
揺れるすじは降雪
雪あられは大雪の前触れ
遠くの電車の音がよく聞こえると雨
第3章 【天気の変わり目】 空の色と光から、天気の変化を読む
朝虹は雨、夕虹は晴れ
さば雲は天気の変わり目
光芒は天気の変わり目
ジェット気流は上空に雲をつくる
彩雲は天気の変わり目
つるし雲は天気の変わり目
三色雲は要注意
伸びる影は積乱雲から
星の瞬きは上空の風と寒さ
- 著者
武田 康男(たけだ やすお)
日本教育大学院大学客員教授。東京学芸大学非常勤講師。武蔵野大学非常勤講師。
気象予報士。日本気象学会会員。日本自然科学写真協会会員。千葉県の高等学校で長く地学を教えたのち,2008年から第50次南極地域観測隊員として昭和基地で越冬観測に従事した。
雲,虹,雷など空のさまざまな現象を撮影し,講演やテレビ番組で解説したり,雑誌などに取り上げられたりするなど,幻想的や写真や映像に多くの反響が寄せられている。
おもな著書は,『楽しい気象観察図鑑』『世界一空が美しい大陸 南極の図鑑』(以上 草思社),『雲の名前、空のふしぎ』(PHP研究所),『デジタルカメラによる 空の写真の撮り方』(誠文堂新光社)など。
- 商品情報
著者:武田 康男
定価:630円(税込)
頁数:128
判型:文庫
初版発行:2013/5/29
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