除湿だけでは不十分!? カビは家の中で生息場所を探している!? 梅雨こそ空気清浄機で浮遊カビ対策

エレクトロラックスが提案する梅雨のエアケア

エレクトロラックスは、空気清浄機を使ったカビ対策について、環境微生物学・公衆衛生学の専門家 日本防菌防黴学会顧問の坂上吉一先生のお話と、エレクトロラックスが実施した『空気清浄機「Pure A9」を使用した場合の浮遊カビの減衰』試験結果を交えて紹介します。
2021年は西日本各地で記録的に早い梅雨入りとなった一方、関東甲信地方では平年よりも遅い梅雨入りとなりました。
春も過ぎ、気温も湿度も高まる梅雨はカビが発生しやすい季節です。ご家庭で、壁の一部に黒いカビが生えた、外出から帰るとカビ臭を感じるなど、カビを目にする機会も多いのではないでしょうか。肉眼で見えないため普段は意識しませんが、実はカビの胞子はご家庭の空気中に浮遊しています。
特にこれから気温や湿度が上昇する季節にエアコンを稼働させたり、はたまた歩いたりするだけで壁や畳、カーペットに生えているカビが出す胞子が舞い上がります。そして、空気中を浮遊した胞子は落ちたところで生息場所を広げることになるのです。
春の花粉やウイルス対策に威力を発揮してきた空気清浄機ですが、梅雨から夏にかけてのカビ対策にも効果を発揮します。まだまだこれからが空気清浄機のチカラの見せどころです。

 

図1図1

【除湿だけでは不十分!空気中に浮遊しているカビの胞子がカビ発生の根源】
梅雨時期のカビ対策といえば「除湿」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
しかし、湿度だけが発生原因ではなく、また除湿だけでカビ自体を除去できるものではありません。
カビは「温度」「湿度」「エサとなる有機物」の3条件を好みます。カビの胞子は空気の流れによって運ばれ空気の動きがない場所に定着し条件が揃えば増えていきます。一般的に、空気中(1㎥)には常に数個~数千個のカビ胞子が浮遊しており、壁紙、カーペットや畳、エアコン内部などに潜み、繁殖しようとします。
一年の中でもカビ発生の3条件が揃いやすい梅雨は、まさにカビにとって最高の環境となりやすい季節です。(注1)

【カビが発生する3条件】
  1. 湿度:一般的なカビは80%以上、水分活性(Aw)が0.80以上(注2)
  2. 温度:25~30℃が最適
  3. 有機物(エサ):食べこぼし、ハウスダストなど
エアコン機能で部屋の温度を下げること、除湿することも大切ですが、それだけで空気中を浮遊しているカビ胞子を除去することはできません。空気清浄機で浮遊しているカビを除去し、また、カビのエサとなるハウスダストなどを清浄化し、カビ発生の条件を減らすことで、さらなる効果が期待できます。


【浮遊カビをとり除く 空気清浄機の上手な使い方】
<1>部屋の中心に置き、空気の流れを作る
カビの胞子は定着先を求めて空気中を浮遊しています。そのため空気清浄機は部屋の中の空気の流れをキャッチできる場所に置くことが肝心です。

エレクトロラックスの空気清浄機「Pure A9」は、360°全方位から空気を吸引可能な5角形のペンタゴンデザインでスパイラル状の空気の流れを作り出します。お部屋の中心に置くことで、全体の空気を動かし、部屋の隅々までキレイな空気を届けることが可能です。

<2>カビやハウスダストが床に落ちる前に稼働する
人が歩いたり、エアコンを稼働したりすると、カビ胞子やハウスダストが舞い上がります。床に落ちる前に空気清浄機を稼働することで、カビやハウスダストを集じんし、部屋の中へカビ胞子が定着することを防げます。
人が寝静まっている夜間や出かけている間も稼働させる、スケジュール機能を活用するなどを心掛けるとよいでしょう。

<3>エアコンと空気清浄機を併用して使う
除菌機能がないエアコンは空気を循環させているだけとなります。エアコンと空気清浄機を併用して使うことで空気中のカビを除去することができます。(一部のエアコンは外部より新鮮な空気を取り入れ循環させる機能があります。)

エレクトロラックス<Pure A9>エレクトロラックス<Pure A9>


【空気清浄機がカビ胞子を集じんし、空間をキレイに】
エレクトロラックスでは、空気清浄機による空気中に浮遊しているカビの除去テストを実施。
空気清浄機を90分間運転し、運転していない環境(自然減衰)と比べカビが極端に減少していることがわかります。

<空気清浄機「Pure A9」を使用した場合の浮遊カビの減衰>(注3)

・自然減衰(赤線):140万個の菌液が緩やかに減少し、90分後もなお57万個も浮遊している。
Pure A9(青線):180万個の菌液が30分後には1100個、60分後に約1/10000の50個に激減している。
※試験概要:容積約25㎥中に菌液を噴霧。注3を参照。

図2/左:アオカビの顕微鏡写真 丸くみえるのが胞子/右:カビのライフサイクル(生活環)図2/左:アオカビの顕微鏡写真 丸くみえるのが胞子/右:カビのライフサイクル(生活環)

【坂上吉一先生のお話】
<家庭内でのカビの発生>
カビは家庭内の条件が揃うところで発芽し、菌糸を伸ばし始めます。菌糸は枝分かれしながら周囲への生息範囲を広げ、それらのカビが胞子を作り、新たな生息場所を求めて空気中に飛び出していきます。カビが生息範囲を広げる過程で空気中に胞子が浮遊することになります。
カビが定着した後、除菌対策を怠ると「カビが生育できる場所」が存在し続けることになりますので、カビの大量発生に繋がります。1個のカビは1~100μm(マイクロメートル、1μmは1/1000mm)しかなく、肉眼では見ることはできません。ではなぜカビを見ることができるのか。最初は1個だったカビも条件が適した環境になると一気に増えます。目に見えているカビはカビの塊(コロニー:集落)なのです。

 

坂上 吉一 (さかがみ よしかず)先生
元 近畿大学教授
元 日本防菌防黴学会 会長
日本防菌防黴学会 現顧問
薬学博士
大阪府立公衆衛生研究所勤務を経て、2005年~2017年 近畿大学教授


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エレクトロラックス製品のご紹介
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5ステップでお部屋の空気をしっかりキレイに

浮遊カビ・浮遊細菌・浮遊ウイルス*²やハウスダスト、花粉、PM2.5などの微細な粒子*³を捕らえます。

・PA91-606GY(グレー):左
重量/適用床面積: 約8.9kg/約54畳(*1)
サイズ:315×315×750mm
メーカー想定販売価格:税込87,780円

・PA91-406GY(グレー):中央
・PA91-406DG(ダークグレー):右
重量/適用床面積: 約7.9kg/約37畳(*1)
サイズ: 315×315×590mm
メーカー想定販売価格:税込65,780円


● スパイラル状の空気の流れで360°全方位を清浄
5角形のペンタゴンデザインで360°全方位から空気を吸引。
Air Surroundシステムでスパイラル状の空気の流れを作り出します。


● ​5ステップでウイルス(*2)や粒径0.1µmレベルの微粒子を99%除去(*3)する高い清浄力

空気清浄イメージ図空気清浄イメージ図

メッシュフィルターで粒子の大きな埃などをキャッチ
抗菌層で集じんした菌の能力を99.99%抑える(*4)
HEPA13フィルターで粒径0.3µmの粒子を99.97%
 キャッチ(*5)
活性炭フィルターで臭いやホルムアルデヒドなどの
 有害ガスをキャッチ
イオナイザー(*6)でイオンを発生させて空気中の粒子
 をより大きな塊にしてフィルターで集じんさせやすく


● パワフルな集じん力
約88㎡(PA91-606GY)/約61㎡(PA91-406GY、PA91-406DG)対応(*1)
※日本電気工業会規格JEM規格1467

8畳の清浄時間5.6分(PA91-606GY)/8分(PA91-406GY、PA91-406DG)の空気清浄力(*1)

エレクトロラックス空気清浄機URL:https://www.electrolux.co.jp/appliances/aircare/

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エレクトロラックスについて
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北欧スウェーデンに本社を置く家電業界のグローバルリーディングカンパニー、エレクトロラックスは、Swedish thinking. Better living.の考えのもと、スウェーデンの価値観に基づき、サステナブルでバランスのとれた住まいを通じてより良い暮らし体験を提供することを目指しています。1912年に家庭用真空式電気掃除機を発売して以来、初の家庭用食洗機(1950年)や電子レンジ(1960年代)、そして世界初の家庭用ロボット掃除機(2001年)など、100年以上にわたり、常に時代をリードする革新的な製品を提供しています。現在、エレクトロラックスでは、AEGブランドなどのブランドを含み、世界約120以上のマーケットで年間およそ6,000万台の家庭用製品を販売しています。豊富な経験に基づく確かな技術力とイノベーションにより、消費者のニーズをユーザー視点で捉え、製品開発し、提供することに注力しています。北欧ならではの洗練されたシンプルなデザインと、高い機能性、環境に配慮した製品を展開し、使う人への細やかな思いやりにみちたデザインや機能は、北欧はもちろん世界中の人々に支持されています。

公式HP:https://www.electrolux.co.jp/
本社所在地:スウェーデン ストックホルム
取取扱商品:冷蔵庫、洗濯機、食器洗い機、掃除機、調理器、空気清浄機、暖房機、冷房機 など
全世界売上(2020年):SEK 116 billion(約1兆4,000億円)
従業員数(2020年時点):約48,000人

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※本資料は、坂上吉一先生による監修にもとづいて、作成しました。
注1:日本防菌防黴学会 編集(発行:化学同人)「菌・カビを知る・防ぐ60の知恵」(2015年)より
注2:水分活性(Aw)とは:微生物(カビ等)が利用できる水分(自由水)のこと。最大が1.0 一般的なカビは0.8以上(一部の耐乾性のカビは0.60以上)

注3:2019年11月に第三者機関で実施した「浮遊カビに対する除去性能評価試験」のゼラチンフィルタの生菌数測定結果
【試験概要】
「浮遊カビに対する除去性能評価試験」一般財団法人日本食品分析センター
試験容積約25m3、試験微生物アオカビ、検体(Pure A9 PA91-606GY)、試験温度22℃、相対湿度50%

図1:右上、中央下:アオカビ
   右下:アオカビの顕微鏡写真のみ日本防菌防黴学会 編集(発行:化学同人)「菌・カビを知る・防ぐ60の知恵」(2015年)より
図2:日本防菌防黴学会 編集(発行:化学同人)「菌・カビを知る・防ぐ60の知恵」(2015年) より

*1: 日本電機工業会規格JEM1467に基づく試験結果。
*2:一般財団法人日本食品分析センターにおいて、JEM1467の附属書Dの試験方法を参考にして25㎥の試験空間で行った除去性能評価試験結果(試験実施日:浮遊細菌につき2019年12月3日・浮遊カビにつき2020年1月7日・浮遊ウイルスにつき2020年1月16日)に基づき、同付属書Dの記載に基づき算出した結果に基づく。すべての細菌、カビ、ウイルスに対応するわけではありません。試験空間での実証結果であり、実使用空間での実証結果ではありません。
*3: 日本電機工業会規格JEM1467の基準に基づいた、32㎥(約8畳)での試験結果。PM2.5とは、2.5µm以下の微小粒子状物質の総称です。JEM1467の微小粒子状物質(PM2.5)に対する除去性能評価試験では、0.1~2.5µmの範囲の測定を行うため、0.1µm未満の微小粒子状物質については、除去の確認ができていません。また、空気中の有害物のすべてを除去できるものではありません。
*4: 2018年7月に第三者機関で実施したGB 21551.2-2010 Appendix Aによる試験結果に基づく。すべての菌に対応するわけではありません。菌の種類などによって効果は異なります。
*5: 第三者機関でのテスト結果に基づく。実際の効果は、ご使用環境によって異なります。フィルターの性能のため、部屋全体の除去性能とは異なります。
*6: 空気清浄機の内部にある装置から空気中へイオンを拡散するものであり、物理的フィルターではありません。イオナイザーは、専用のアプリでオン/オフが可能です。

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会社概要

URL
http://www.electrolux.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目3番20号 神谷町MTビル2階
電話番号
03-6743-3027
代表者名
ヴァレリオ ペルッチ (Valerio Perucci)
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年09月