プリペイドカードユーザーにおける「キャッシュレス・消費者還元事業」意識調査(2020年1月)
半年間でキャッシュレス移行は順調に進むも、ポイントゲットの意欲は低下
株式会社カンム(本社:東京都渋谷区、代表取締役:八巻 渉、以下「カンム」)は、運営するVisaブランドのプリペイドカード「バンドルカード」ユーザーを対象に「キャッシュレス・消費者還元事業」に関するアンケートを実施しました。
2019年6月に実施した第1回調査に続く半年間で、キャッシュレス決済への意欲や理解度がどのように変化したかを追いました。寄せられた回答の概要は以下のとおりです。
日常生活の支払いを半分またはそれ以上キャッシュレスにしている人が過半数を占めるまでになりました。
■還元キャンペーンの認知度や内容理解度は上昇も、いまだに1割が「聞いたことがない」■
なお、ふたつの設問を総合してキャンペーン内容・還元率ともに正しく答えられた人は、第1回調査では全体の20%でしたが、第2回調査では45%と大幅に昇しました。ただし還元キャンペーン自体について「聞いたことがない」人も1割以上おり、広報の余地は今も残されているようです。
■ポイントゲット意欲は低下? 買い物パターン「変えない」消極派が増加■
第1回調査で、普段の買い物先を変えてでも還元を受けたい意向を示した人は6割いました。ところが、同キャンペーン開始4ヶ月後の第2回調査では4割台にまで減っています。
自分に合ったキャッシュレス払い手段はひととおり導入を済ませているほか、いわゆる「ポイント疲れ」「キャンペーン疲れ」で新しいサービスへの熱意が失われつつあるのかもしれません。
■これまでにポイント還元を受け取った人は半数程度。他キャンペーンとの混同や通知スルーの可能性も■
カンムは「バンドルカード」を通じて、より多くの方に、これからの時代にあったカード体験を提供してまいります。
■「バンドルカード」について■
「バンドルカード」は、最短1分で発行できる便利さと、チャージ式で利用金額がわかりやすい安心感で指示される、Visaブランドのプリペイドカードです。スマートフォンアプリに表示してネットショッピングで使える「バーチャルカード」のほか、日本を含む全世界200以上の国と地域にあるVisa加盟店でご利用いただけるプラスチック製カードの「リアル」「リアル+(プラス)」が発行できます。
■株式会社カンムについて■
2011年創業の株式会社カンムは「経済を進化させる」ため「技術とデザインの力で、個が金融にアクセスしやすくする」を目標にサービスを提供している企業です。2016年にリリースした「バンドルカード」は簡単・便利なキャッシュレス決済手段として大きな支持を集め、180万ダウンロードを突破しました。また、株式会社フリークアウト・ホールディングスとの包括的資本提携や国際ブランドVisaが提供する「Fintech ファストトラックプログラム」への参加などで事業拡大に努めており、デロイト トーマツ主催の企業成長率ランキング 「2019年 日本テクノロジー Fast 50」では1位を受賞しました。
コーポレートサイトURL < https://kanmu.co.jp/ > プレス用画像URL < http://bit.ly/32OxneS >
- 日常生活「すべて現金で」は3割減。キャッシュレス移行は順調に進む
- 還元キャンペーンの認知度や内容理解度は上昇も、いまだに1割が「聞いたことがない」
- ポイントゲット意欲は低下? 買い物パターン「変えない」消極派が増加
- これまでにポイント還元を受け取った人は半数程度。民間の他キャンペーンとの混同や通知スルーの可能性も
【調査概要】
期間:第1回調査 2019年6月24日〜同26日、第2回調査 2020年1月30日〜同31日
方法:インターネット調査
対象:第1回調査「バンドルカード」ユーザー(年齢・性別問わず) 合計1,652サンプル、第2回調査 同1,909 サンプル
※報道関係者さまへ:本データ引用・転載の際には「キャッシュレス決済の『(株)カンム』調べ」とご表記ください。
※グラフ画像は < http://bit.ly/2HbFDMe >からダウンロードしていただけます。
■還元キャンペーン開始から4ヶ月で「ほぼすべて現金派」は3割減少。日常生活の支払い「半分かそれ以上キャッシュレス」が多数派に■
「キャッシュレス・ポイント還元事業(以下「還元キャンペーン」)」開始前の2019年6月、普段の生活で現金を主に使っている人は合計62%でした。2020年1月にはそれが3割以上減少し、49%となっています。
日常生活の支払いを半分またはそれ以上キャッシュレスにしている人が過半数を占めるまでになりました。
■還元キャンペーンの認知度や内容理解度は上昇も、いまだに1割が「聞いたことがない」■
還元キャンペーンについての広報活動は2019年秋口以降に大きく展開され、順調に理解が進んでいます。8割以上が基本を把握しており、これは半年間で20ポイント以上の上昇でした。
還元率についても4割は「店舗により2%か5%」と正しく理解しています。普段利用する店舗でのプロモーションによって差が出るためか、正答以外の選択肢にはバラつきが見られました。
なお、ふたつの設問を総合してキャンペーン内容・還元率ともに正しく答えられた人は、第1回調査では全体の20%でしたが、第2回調査では45%と大幅に昇しました。ただし還元キャンペーン自体について「聞いたことがない」人も1割以上おり、広報の余地は今も残されているようです。
■ポイントゲット意欲は低下? 買い物パターン「変えない」消極派が増加■
還元キャンペーン参加には、この半年で意外にも消極的な変化が見られました。
第1回調査で、普段の買い物先を変えてでも還元を受けたい意向を示した人は6割いました。ところが、同キャンペーン開始4ヶ月後の第2回調査では4割台にまで減っています。
還元を得るために新しいアプリインストールやカード作成したいか、という設問でも同様です。「これ以上作らない(作らなかった)」という人は第1回調査で4%でしたが、第2回調査では35%と大幅に増加しました。積極的意向を示す割合はほぼ4割で変わりません。
自分に合ったキャッシュレス払い手段はひととおり導入を済ませているほか、いわゆる「ポイント疲れ」「キャンペーン疲れ」で新しいサービスへの熱意が失われつつあるのかもしれません。
また、ポイントをもらうため積極的にキャッシュレス払いする意向も、この半年で弱くなりました。こうした変化の背景については同キャンペーン後に追跡調査予定です。
■これまでにポイント還元を受け取った人は半数程度。他キャンペーンとの混同や通知スルーの可能性も■
最後に、この4ヶ月間で実際にポイント還元を受けた人は56%でした。過半数になったものの、全体のキャッシュレス払い利用率が8割超であることを考えると少ない印象です。民間キャッシュレス事業者の独自キャンペーンと区別がついていなかったり、アプリや請求書上で行われる還元通知に気が付かない、という事情もありそうです。
カンムは「バンドルカード」を通じて、より多くの方に、これからの時代にあったカード体験を提供してまいります。
■「バンドルカード」について■
「バンドルカード」は、最短1分で発行できる便利さと、チャージ式で利用金額がわかりやすい安心感で指示される、Visaブランドのプリペイドカードです。スマートフォンアプリに表示してネットショッピングで使える「バーチャルカード」のほか、日本を含む全世界200以上の国と地域にあるVisa加盟店でご利用いただけるプラスチック製カードの「リアル」「リアル+(プラス)」が発行できます。
■株式会社カンムについて■
2011年創業の株式会社カンムは「経済を進化させる」ため「技術とデザインの力で、個が金融にアクセスしやすくする」を目標にサービスを提供している企業です。2016年にリリースした「バンドルカード」は簡単・便利なキャッシュレス決済手段として大きな支持を集め、180万ダウンロードを突破しました。また、株式会社フリークアウト・ホールディングスとの包括的資本提携や国際ブランドVisaが提供する「Fintech ファストトラックプログラム」への参加などで事業拡大に努めており、デロイト トーマツ主催の企業成長率ランキング 「2019年 日本テクノロジー Fast 50」では1位を受賞しました。
コーポレートサイトURL < https://kanmu.co.jp/ > プレス用画像URL < http://bit.ly/32OxneS >
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