中古スマホ市場ついに世代交代へ~主要4 市場より抽出された中古スマホ相場データより分析~
2019年1~3月の中古スマホ取引数ランキング発表
株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証マザーズ・証券コード3135)は、当社が運営するウェブメディア「iPhone 格安SIM 通信」(https://www.kashi-mo.com/media/)にて提供している、フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4市場を総括した中古スマートフォン相場比較サービスより抽出した中古スマホ取引データの分析を行いましたので発表します。
■分析結果概要
1. iPhone 7とiPhone 8が上位を独占
2. コンパクトサイズスマホの人気が再燃
1. iPhone 7とiPhone 8が上位を独占
2. コンパクトサイズスマホの人気が再燃
■分析:中古モバイル市場アナリスト 菅野辰則
第3四半期(2018年10月〜12月)、iPhone 中古市場はiPhone 6とiPhone 6sがランキングをほぼ独占していましたが、今期はiPhone 7と8がそれらを代替し、世代交代が進みました。Android中古市場では、Xperiaがランキングを独占するなかで、Galaxy S9が奮闘しました。しかし今後、新型モデルのGalaxy S10が発売されるため、今までの市場の動きを考慮するとGalaxy S9の新品市場での買い控えが生じ、結果中古市場での流通量も減少していく可能性が考えられます。これらの動きを鑑みると、やはり新型モデルの発表・発売は中古スマホ市場に多大なる影響を与えているといえます。
取引価格に関しては、SIMロックを解除済みの機種は平均取引価格が高額になる傾向にあります。また、新作が発売される度に過去の機種の相場価格が下落していくiPhoneに対し、Androidは第3四半期と比較しても価格変動が少ない機種があることから、最新性よりも価格や特化した機能を重視するユーザーが一定数存在すると想定できます。電気通信事業法の改正に基づき、通信料金と端末代金を切り分ける分離プランが6月から開始します。端末代金を割引販売するキャンペーン等が規制され、端末が安く入手できなくなるため、今後は発売から年数が経過した端末が順番にランクインしていくと予測しています。また、各キャリアから発表された2019年夏モデルにはフラッグシップモデルとエントリーモデルがあり、価格帯も二分しています。上記の法改正の影響もあり、中古スマホ市場ではエントリーモデルをはじめとする低価格帯のスマートフォンの流通量が増加すると予測しています。
~詳細の分析に関してはhttps://www.kashi-mo.com/media/25644/
をご覧ください~
【プロフィール】中古モバイル市場アナリスト 菅野 辰則
当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。
■調査概要
調査方法:株式会社マーケットエンタープライズが運営するウェブメディア「iPhone格安SIM通信」で提供している中古スマートフォン相場比較サービスを通じて集積されたデータベースより抽出した中古スマートフォンの取引数・価格の集計
調査対象期間:2019年1月1日から2019年3月31日
調査対象市場:ヤフオク!、メルカリ、ラクマ、ムスビー
■iPhone 格安SIM 通信
iPhone・Wi-Fi・WiMAXの情報をわかりやすく解説したマーケットエンタープライズが運営するメディアです。
ウェブサイト: https://www.kashi-mo.com/media/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、 主にネット型リユース事業を展開する企業です。事業開始以来、販売店舗を保有しない事業形態で成長を続け、2015年6月には東証マザーズに上場、サービス利用者は延べ310万人を達成しました。現在は、メディア事業やモバイル事業など多角化を推進し、“賢い消費”の普及に努めています。ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/
1. iPhone 7とiPhone 8が上位を独占
2. コンパクトサイズスマホの人気が再燃
1. iPhone 7とiPhone 8が上位を独占
2018年の新作、iPhone XS/XS Max/XRの発売が起因となりiPhone 7とiPhone 8の取引数が増加しました。iPhone 7は、発売から2年が経過したタイミングで新作に乗り換えるユーザーが増えたこと、iPhone 8に関しては、新作発表後に値下げされた価格で購入したiPhone 8を再度売却するユーザーが多く存在したことから取引数が増加し、世代交代が進んだと考えられます。
2. コンパクトサイズスマホの人気が再燃
Android市場では、Xperia Z5 CompactとXperia Z3 Compactがランキングのツートップを飾りました。後者は特に取引増加率が400%を超える爆発的な人気を博しましたが、これはスマートフォンの大型化が進んでいるなかで、手のひらサイズのスマートフォンに根強い人気があることを示唆しています。サイズの特長に加えて、おサイフケータイ機能の搭載、手頃な価格帯が取引数増加に寄与していると考えられます。
■分析:中古モバイル市場アナリスト 菅野辰則
第3四半期(2018年10月〜12月)、iPhone 中古市場はiPhone 6とiPhone 6sがランキングをほぼ独占していましたが、今期はiPhone 7と8がそれらを代替し、世代交代が進みました。Android中古市場では、Xperiaがランキングを独占するなかで、Galaxy S9が奮闘しました。しかし今後、新型モデルのGalaxy S10が発売されるため、今までの市場の動きを考慮するとGalaxy S9の新品市場での買い控えが生じ、結果中古市場での流通量も減少していく可能性が考えられます。これらの動きを鑑みると、やはり新型モデルの発表・発売は中古スマホ市場に多大なる影響を与えているといえます。
取引価格に関しては、SIMロックを解除済みの機種は平均取引価格が高額になる傾向にあります。また、新作が発売される度に過去の機種の相場価格が下落していくiPhoneに対し、Androidは第3四半期と比較しても価格変動が少ない機種があることから、最新性よりも価格や特化した機能を重視するユーザーが一定数存在すると想定できます。電気通信事業法の改正に基づき、通信料金と端末代金を切り分ける分離プランが6月から開始します。端末代金を割引販売するキャンペーン等が規制され、端末が安く入手できなくなるため、今後は発売から年数が経過した端末が順番にランクインしていくと予測しています。また、各キャリアから発表された2019年夏モデルにはフラッグシップモデルとエントリーモデルがあり、価格帯も二分しています。上記の法改正の影響もあり、中古スマホ市場ではエントリーモデルをはじめとする低価格帯のスマートフォンの流通量が増加すると予測しています。
~詳細の分析に関してはhttps://www.kashi-mo.com/media/25644/
をご覧ください~
【プロフィール】中古モバイル市場アナリスト 菅野 辰則
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。
当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。
■調査概要
調査方法:株式会社マーケットエンタープライズが運営するウェブメディア「iPhone格安SIM通信」で提供している中古スマートフォン相場比較サービスを通じて集積されたデータベースより抽出した中古スマートフォンの取引数・価格の集計
調査対象期間:2019年1月1日から2019年3月31日
調査対象市場:ヤフオク!、メルカリ、ラクマ、ムスビー
■iPhone 格安SIM 通信
iPhone・Wi-Fi・WiMAXの情報をわかりやすく解説したマーケットエンタープライズが運営するメディアです。
ウェブサイト: https://www.kashi-mo.com/media/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、 主にネット型リユース事業を展開する企業です。事業開始以来、販売店舗を保有しない事業形態で成長を続け、2015年6月には東証マザーズに上場、サービス利用者は延べ310万人を達成しました。現在は、メディア事業やモバイル事業など多角化を推進し、“賢い消費”の普及に努めています。ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像