元箱根駅伝“3代目山の神”・神野大地氏、元日本記録保持者・横田真人氏が「ラントリップ」へ投資家として参画
トップアスリートとの協業強化で、「走る楽しさ」の幅をひろげる
ランニングアプリ「Runtrip」を運営する株式会社ラントリップ（本社：東京都渋谷区、代表取締役：大森 英一郎、以下「ラントリップ」）は、シリーズBラウンドとして1.9億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。本調達をもって、同社の累計調達額は約6.3億円となります。また、今回新たにランニング界のトップアスリートである神野大地氏、横田真人氏の2名を株主として迎えました。
ラントリップはこれまで、ランニングを“もっと自由に楽しむ”カルチャーを広げ、カジュアルランナーを中心にユーザー基盤を拡大してきました。今回のトップアスリートの参画は、従来の「楽しむランニング」に加えて、“挑戦する楽しさ”にも寄り添って応援するブランドへの深化を意味しています。今後は、記録を追うランナーからファンランナーまで、すべてのランナーが自分らしく走ることを楽しめる世界の実現に向けて、事業を加速させてまいります。
■資金調達の背景と目的
2015年の創業以来、ラントリップは「もっと自由に、楽しく走れる世界へ。」をミッションに掲げ、ランニングを通じた自己成長やコミュニティ体験を支えるプラットフォームを構築してきました。アプリ・メディア・イベント・ECを軸に、日本のランニング人口の約4割にあたる年間400万人（※）にリーチし、国内最大級のランナーコミュニティを形成しています。
その過程において、Runtripが強く発信してきた「楽しむ」「つながる」価値観は、時に「速さを追うことの否定」と捉えられることもありました。しかし、ランニングの本質は“記録”と“楽しさ”のどちらかではなく、その両極と間の広大なグラデーションに宿る「自己成長のプロセス」や「自己肯定感の醸成」にあると私たちは考えています。そして、これは創業以来変わらぬラントリップの哲学としてこの10年、どんなランナーでも等しく応援し続けてきました。
今回のトップアスリート2名の参画は、このRuntripが実現したい哲学を実体を伴って拡張する象徴的な一歩となります。現役アスリートの知見を活かし、今後はシリアスランナー層に向けたコンテンツやトレーニング体験、プロダクト開発やリアルイベント事業等を強化してまいります。これにより、ファンラン層からエリート層までが垣根なく同じ空間で刺激し合い、走ることの多様な楽しさを共有・包摂できる社会の実現を目指します。（※2024年/App Ape調べ）
■参画アスリートからのメッセージ
神野 大地 氏（プロマラソンランナー）
“ランニングの魅力を広めていくこと”は、私のライフワークです。ランニングの魅力は、速さを競うことだけでなく、挑戦を通して自分と向き合い、成長を感じられるところにあると思っています。
Runtripが掲げる “もっと自由に、楽しく走れる世界” という理念は、競技の現場にも通じる価値観です。今回、その輪を広げる一員になれることを嬉しく思います。
横田 真人 氏（TWOLAPS TC代表 / ロンドン五輪800ｍ代表）
私たちTWOLAPSは、「走るを通じて人と人、競技と社会をつなぐ」ことを理念に活動しています。Runtripが描く「もっと自由に、楽しく走れる世界へ」というビジョンは、まさにその延長線上にあり、私たちが目指す“競技の熱を社会の力に変える”という挑戦と強く響き合うものでした。
これまでTWOLAPSは、トラック＆フィールドという領域から「走る価値」を社会に還元してきましたが、Runtripとのパートナーシップによって、その輪はさらに広がります。競技者だけでなく、すべての人が“走ること”を通じて新しい発見をし、誰かとつながり、人生を少し前に進められる。そんな世界を、共にデザインしていきたいと考えています。“Gamechanger”として、スポーツの楽しみ方・支え方・伝え方を更新し続ける。その第一歩として、今回の参画が大きな可能性を持つと感じています。
■代表取締役コメント
株式会社ラントリップ 代表取締役 大森 英一郎
ランニングの世界には、「記録を追う人」と「楽しむ人」という二項対立のような見方が長く存在してきました。しかし、私たちはそのどちらにも価値があり、その間に広がる無数の「走る理由」こそがランニングの本質だと考えています。同じ人の中でも、ある日は自己ベストを狙い、ある日は仲間と笑いながら走る——その行き来こそが、走ることの豊かさでもあります。私たちRuntripは、その“揺らぎ”をまるごと受けとめるプラットフォームでありたい。
今回、神野大地さん、横田真人さんというトップアスリートを新たに迎え入れることは、そんな想いを体現する象徴的な一歩です。お二人は競技の最前線にいながら、走ることの喜びや社会とのつながりを大切にしており、「もっと自由に、楽しく走れる世界へ。」という私たちの理念と深く共鳴しています。創業から10年。Runtripは「楽しむ」だけでなく「挑戦する」ランナーにも寄り添い、誰もがその時々の“自分らしい走り”を楽しめる世界をつくっていきます。
■ラントリップについて
Runtripは、国内最大級のランナー向け総合アプリを展開するスタートアップです。アプリ・メディア・イベント・ECを通じて、日本のランニング人口の約4割にあたる年間400万人にリーチ。走ることでリワードを獲得できる「Move to Earn」機能や、熱量の高いSNS／D2C機能を備え、業界最高水準の継続率を誇ります。また、「Runtrip BASE YOYOGI PARK」をはじめとするまちづくり×ウェルビーイングのプロジェクトを展開し、“ランニングを起点とした新しい社会価値づくり”に取り組んでいます。
■会社概要
会社名：株式会社ラントリップ（Runtrip, Inc.）
所在地：東京都渋谷区桜丘町23番17号 シティコート桜丘408
代表者：代表取締役 大森 英一郎
設立：2015年5月
事業内容：ランニングアプリ・メディア・EC・イベントの企画運営
URL：https://runtrip.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
