子どもたちが「環境(サステナビリティ)」を考えるアートコンクール第16回中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクール4月20日より作品募集開始

今年のテーマは「わたしの平和」

中村キース・ヘリング美術館

中村キース・ヘリング美術館(山梨県・小淵沢)は、今年も「中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクール」の作品を、4月20日〔土〕より募集します。(締切:9月16日〔月〕必着) 

 ニューヨークのキース・ヘリング財団が認定する本コンクールは、アートを通して社会活動を行ったアーティスト、キース・ヘリングの遺志を受け継ぎ、自由な世界観を持つ子どもたちが、その想いを隔たりなく表現できる場を創出し、子どもたちのメッセージを作品を通して社会に伝えていくことを目的として2009年より毎年開催され、2024年に16回目を迎えます。これまで世界中の約50の国と地域から累計14,000通を超える応募がありました。

 近年、多くの子どもたちが、環境問題をテーマにした作品を制作しており、その問題意識に動かされ、2022年からは「環境(サステナビリティ)を考える」をコンクールの新たなコンセプトに掲げています。そして、今年は「わたしの平和」をテーマに、多様な審査員による10の賞が設けられます。

本コンクールは、4歳から18歳の子どもたちの作品を、美術の専門家だけでなく世界を舞台に様々なフィールドで活躍する10名の審査員により、作品の美しさや個性、社会へのインパクトなどを審査員がそれぞれの観点からテーマに沿って審査します。作品には、子どもたちならではの視点があります。中でも近年、数多くの子どもたちが環境問題をテーマに作品を描くことが増えています。地球温暖化、空気汚染下の人々の生活や動物たちとの共存などの深刻な「声」を目の当たりにし、その思い動かされ、本コンクールは昨年、「環境 (サステナビリティ)」を考える国際児童絵画コンクールとコンセプトを新たにしました。

コンセプトを新たにして3年目となる本年は、「わたしの平和(日)/Peace(英)」をテーマに作品を募集します。「平和」という言葉は、日本では「争いのない状態」として「戦争・平和」のように二元的に捉えられる傾向がありますが、英語の「Peace」には「心の平穏」といったより多義的な意味合いが含まれます。「わたしの平和」として「平和」という言葉を子どもたちがより身近なものとして捉え、その意味を問い直し、表現する機会を創出します。

また、本コンクールはこれまでの活動が評価され「メセナアワード2022」で優秀賞を受賞しました。

本コンクールの特徴

1. キース・ヘリングを紹介する世界で唯一の美術館「中村キース・ヘリング美術館」が主催

中村キース・ヘリング美術館が主催する本コンクールは、キース・ヘリング財団が認可する世界で唯一のコンクールです。世界各地の子ども病院や孤児院のために作品を制作し、平和で平等な未来への希望を子どもたちに託し、エイズによる合併症のため夭折したアーティスト、キース・ヘリング(1958-1990)の遺志を受け継ぎ、中村キース・ヘリング美術館は本コンクールを通して子どもたちのメッセージを社会へ発信します。

2. 多様なフィールドで活躍する審査員による審査

例年審査員を務めるパトリシア・フィールドやキース・ヘリング財団に加え、今年はニューヨークを拠点に子どもたちの青少年育成支援をおこなう非営利財団である「シティキッズ財団」やNPO法人「ワンダーアート」代表の高橋雅子が審査を行います。

ギル・バスケス

キース・ヘリング財団 ディレクター

パトリシア・フィールド

コスチュームデザイナー、スタイリスト

上村 英司

北杜市長

シティキッズ財団

中村 和男

中村キース・ヘリング美術館 館長​

大石 圭子

シミックホールディングス株式会社 代表取締役社長 COO

高橋雅子

ワンダーアート 代表

梁瀬 薫

中村キース・ヘリング美術館顧問、 美術評論家

吉井 絵梨子

ミス・グランド・ジャパン 運営代表

吉井 仁実

清春芸術村吉井財団 理事長

3. 世界各地の子どもたちが参加する国際的なアートコンクール

本コンクールには、これまで世界中の約50の国と地域から累計14,000通を超える応募がありました。

毎年1,000通以上の応募作品から選ばれる受賞作品は、授賞式から1週間にわたって中村キース・ヘリング美術館の「希望の展示室」にて、ヘリングの作品とともに展示されます。

募集要項・前回の受賞作品

2024年度のテーマ:わたしの平和

平和って、どんな色や形をしているのでしょう?

こころや気持ち?けしき?それとも世の中で起きていること?

平和のイメージはきっとさまざま。

あなたの思う平和を描いてみてください!

応募対象 4歳〜18歳(部門1:4〜10歳、部門2:11〜18歳)

出品規定

・A4 (21.0 × 29.7 cm) 以内。平面絵画作品に限ります。

・水彩、油彩、色鉛筆、クレヨン、コラージュ、版画など画材や技法は自由です。

・応募作品は本人による、未発表のものに限ります。

・作品の裏面には天地を明記してください。ウェブ応募の方は作品の天地を合わせてアップロードしてください。

・郵送での応募の方はエントリーシートを印刷の上、必ず作品の裏に貼り付けてください。​また、作品の厚みは3㎜以内でお願いいたします。

応募方法

2種類の応募方法があります。

ウェブ応募

下記ウェブサイトの応募フォームよりご応募ください。

本コンクール公式ウェブサイト:https://www.contest.nakamura-haring.com/

郵送応募

上記ウェブサイトよりエントリーシートをダウンロードし必要事項を記入のうえ、作品と同封し下記住所までお送りください。

〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町10249-7 中村キース・ヘリング美術館 宛

審査方法・注意事項

・11名の審査員が、各部門から1点ずつ合計2点の作品を選出します。

・複数の審査員が同じ作品を選出した場合、再審査は行いません。

・応募作品の所有権並びに著作権は主催者に帰属します。

前回の受賞作品

2023年度のテーマ:2030年のある日

パトリシア・フィールド賞 Ketsaraporn Petklong『Imagination in beautiful nature』17歳、タイ
中村キース・ヘリング美術館賞 杉田乃唯『つみき』11歳、東京都
中村キース・ヘリング美術館賞・キース・ヘリング財団賞(ダブル受賞)Nilya Sadat Mirrezaie『renewable energy』10歳、イラン

開催概要

イベント名

第16回中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクール

作品募集期間

2024年4月20日(土)〜 9月16日(月)

スケジュール

4月20日(土) 募集開始

9月16日(月) 募集締め切り

10月7日(月) 受賞者発表

11月10日(日)授賞式 

11月10日(日)〜17日(日) 中村キース・ヘリング美術館での受賞作品展示

公式サイト

https://www.nakamura-haring.com/

主  催

中村キース・ヘリング美術館

共  催

シミックホールディングス株式会社

協  力

キース・ヘリング財団、北杜市、ミス・グランド・ジャパン

後  援

文化庁、山梨県、山梨県教育委員会、北杜市教育委員会

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会社概要

株式会社アルテミス

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URL
http://www.nakamura-haring.com
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区広尾3丁目8-8
電話番号
0551-36-8712
代表者名
中村 健人
上場
未上場
資本金
1150万円
設立
1989年03月