三菱地所の総合スマートホームサービス「HOMETACT」が新たに「HOMETACT Energy Window」を提供開始
「エネルギーの窓」を見る新しい習慣で、くらしとエネルギーの関係を考える”きっかけ”を提案
「HOMETACT Energy Window」はZEH対応(※1)のHEMS機能を踏襲しつつ、くらしに調和した価値あるHEMSを目指してアップデートを続けていくスマートホームでの新たなエネルギーマネジメント体験です。
三菱地所とスマートホーム市場における有力スタートアップ企業であるmui Labは、脱炭素社会実現への貢献とくらしの付加価値提供の加速という共通目標のもと、2023年8月に資本業務提携を発表し、HEMS技術の共同研究や新サービス開発に向けた協業を推進しています。この度の「HOMETACT Energy Window」の提供開始により、HOMETACTでは従来の住設機器・家電の制御に加え、電気・ガス・水道をはじめとした家庭内でのエネルギー使用量の「見える化」「行動の習慣化促進」等のエネルギーマネジメント機能をご利用いただけるようになります(※2)。
また、アプリケーションのUI(※3)デザイン・設計においては、mui Labが提唱する「カーム・テクノロジー」の理念を応用した「カームUI®」のアプローチを取り入れており、くらしとエネルギーの状況を直感的に理解・判断できるUIの他、使用量の目標設定と進捗管理、振り返りのためのデータ、Tips機能(節電アドバイス)など生活者の省エネ行動の習慣化と節電につながるきっかけも豊富にご用意しております。
生活者への新たなライフスタイル提案をサポートするスマートホームサービスに、住宅の省エネルギー化の推進に欠かせない要素として位置付けられるエネルギーマネジメント機能を様々な仕掛けとともに取り込むことで、生活者のサービス利用体験の向上とともに、エネルギーマネジメントをより身近に活用いただけるきっかけの提供にもつながります。
三菱地所とmui Labは、HOMETACTエコシステムの拡大とともに「HOMETACT Energy Window」の継続したアップデートに取り組み、生活者ベネフィットの創出や社会的ニーズ・課題にも一層対応できるサービスへと進化させていく方針です。
なお、本取り組みについては、今年の12月13日(水)~15日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第6回スマートハウスEXPO東京展」の三菱地所ブースにて紹介予定です。
※1)(一社)環境共創イニシアチブ(SII)の示すZEH関連補助金の要件を満たしていることを表しています。
※2)ご利用には計測・通信機能を有したスマート分電盤やECHONET Liteの対象クラスを搭載した機器の設置が必要です。
※3)User Interface(ユーザーインターフェース)の略で、主にサービス利用にあたってユーザーが目にする画面情報などのことを指します。
【“HOMETACT Energy Window”の主な機能(※4)】
面倒な設定もいらずにすぐに利用でき、日常的なスマートホームサービスの利用の中でいつでも気軽にエネルギーについて知ることができる、「HOMETACT Energy Window」はこれからの新しい習慣となるサービスを目指しました。
※4)掲載の情報は一部開発中のものを含みます。アプリのバージョンアップ等により、画面のデザインは変更になる場合があります。
① アプリ内で家庭内エネルギーをまとめて管理
HOMETACTアプリから家庭内の電気・ガス・水道の使用量、太陽光発電の発電量や蓄電池の残量などエネルギー状況を簡単に確認でき、回路(系統)毎に計測できるスマート分電盤の機能を活かして、全体の買電/売電量に加え、冷暖房設備やエコキュートなどの個別接続された機器の電力量も確認することができます。時間単位や日・月単位でのグラフ表示切り替え、回路毎にユーザー側で名称設定・変更が可能な機能なども盛り込み、利用者がアプリ内でのエネルギー管理や利用状況に応じた節電行動につなげやすい環境を構築しています。
② 目標設定と進捗管理
エネルギー(電気)目標の設定機能により、利用者は設定した目標に対する進捗や当月末までの使用量予測を確認でき、目標を意識した節電行動のきっかけを提供します。アプリの中の窓から見える自然の景色が、利用者のエネルギー利用状況に応じて変化する独自のアプローチも採用しています。
③ 豊富なお役立ち機能
電気料金プランの登録により電気使用量を円単位で表示する「電力プラン入力機能」や、設定目標に対する進捗を週初めに通知する「お知らせ機能」、ZEH補助金の申請や使用状況の分析等に活用いただける「CSVデータ出力機能」など、様々なお役立ち機能をご利用いただけます。
【HOMETACTについて】
HOMETACTは三菱地所が総合デベロッパーとしての知見を活かし自社開発した、日本の住環境に導入しやすい新しいスマートホームサービスです。
(主なサービスの特徴)
・アプリケーション一つでホームオートメーションをコントロール
・オープンなプラットフォームで、対応機器は今後さらに拡大予定
・直感的でユーザーフレンドリーなアプリケーションインターフェース
・「おはよう」「行ってきます」といった「シーン」機能や、時間や位置情報などを実行条件とする「自動モード」の活用で、複数のIoT機器をまとめて動かし、設定どおりの住空間の制御が可能
・管理ポータル機能「TACTBASE」による管理
・導入からアフターケアまで一貫したサポートサービス
HOMETACTは、三菱地所レジデンス株式会社が開発する高品質賃貸マンション「ザ・パークハビオ」シリーズで複数導入されている他、三菱地所グループ以外の物件でのサービス導入も増えております。
さらに今年6月には、“次世代のスマート社会”をテーマにICT分野での優れた取り組みを表彰するMM総研大賞2023の「スマートホーム分野」において最優秀賞を受賞(※5)しました。
※5)参照リンク https://hometact.biz/news/9fa3c5d2-2cef-4709-9cfe-ce80c38cbb23
【mui Labについて】
mui Labは、デジタル情報と人との接点を穏やかにするインターフェース「カーム UI®」を、ハードウェアとソフトウェアの両面から訴求し、協業企業の製品やサービスに実装することで世界に穏やかなスマートホームの体験を普及させています。
自社製品であるスマートホーム・コントローラーの「muiボード」、子供の成長に寄り添い、家族の絆を深めるスマート機能が搭載されたデジタル版の柱「柱の記憶」、それらが与える穏やかな体験を成立させる「カームUI®」の技術スタックを集積したmatter対応の「muiスマートホーム・プラットフォーム」を通じて、世界中に人とデジタルテクノロジーが調和した、穏やかな暮らしを拡げています。
2022年9月には、人々の節電行動を促すDR(デマンドレスポンス)機能を備えた「mui Kurashiアプリ」を開発。節電をするとポイントが発行されるシステムを、都市ガス会社各社並びにその住宅事業である賃貸住宅、分譲マンションの入居者へ提供しています。これまで世界最大のテクノロジー見本市「CES イノベーションアワード」を3度受賞(2019年に「muiボード」で、2022年「muiスマートホーム・プラットフォーム」で、2024年「muiボード第2世代」で受賞)。
以 上
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