DataRobot、インテージとデータパートナー契約を締結

インテージが提供するSRI+®(全国小売店パネル調査)および商品情報データベースを活用し、FMCGメーカーにおける需要予測業務のDXを推進

DataRobot, Inc.

エンタープライズAIのリーダーであるDataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Dan Wright、以下DataRobot)は、本日、株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下インテージ)と新たにデータパートナー(https://www.datarobot.com/jp/partners/data-partner/)契約を締結したことを発表しました。このパートナーシップにより、食品、飲料、日用雑貨メーカー企業(以下FMCGメーカー)は、新商品および既存商品の需要予測業務において、これまで以上に精度の高い需要予測モデルを構築することが可能となります。特に、新商品の需要予測においては、AIモデルに学習させるのに十分なデータを保有していない企業でもSRI+®から提供される自社、および競合商品のPOSデータ、そして商品情報データベースの豊富な商品属性データを活用することで、データ不足の問題を解決し、より高精度の予測モデルを生成し活用することで、早期から大きなビジネスインパクトを獲得することができます。

【データパートナー契約締結の背景】
FMCGメーカーでAI技術を活用した需要予測DXプロジェクトを推進するにあたり、業務適用に耐え得る予測精度や説明性を担保する上で必要にして十分なデータが揃わないという課題があります。特に、「目的変数データ(自社の出荷実績データなど)は揃うが、説明変数データ(小売販売実績データなど)が不足しているため、AIモデルが実務適用に適う水準の予測精度を発揮できない」という状態が散見されます。また新商品上市時の需要予測でAIを適用する際も、当該商品の過去の出荷実績・販売実績データが無いことから、高精度な需要予測の実現は困難であり、FMCGメーカーでの在庫過多・廃棄ロスを招く一因となっていました。

【データパートナー契約によって提供できる価値】
今回のデータパートナー契約の締結により、DataRobotのユーザー企業が希望した場合、ユーザー企業はDataRobotのデータ共有・自動特徴量生成機能を通して、自社データに加えて、簡易にインテージのSRI+®データ、および商品情報データベースから自社で保有していない市場データ(競合他社商品の小売店POSデータおよびフレーバーや色味、質感といった商品特徴)を組み合わせたAIのモデルを生成し、自社内で検証・評価することが可能となります。また、PoC期間中に両社データサイエンティストによるデータ活用支援サービス(データ調達、データ処理、DataRobotによるモデル開発・精度評価・各種チューニングなど)をご活用いただくことにより、より精度の高いモデルを構築するために必要となるデータ調達計画や、導入後の人的運用体制・人材要件計画も合わせて評価・判断する事が可能です。    

インテージとの具体的な連携イメージ

 

【「データパートナー」(https://www.datarobot.com/jp/partners/data-partner/)とは】
「データパートナー」とは、DataRobotをご利用されているお客様に対して、より価値の高いAIモデルの構築を可能にし、ビジネス課題に即した必要なデータを提供することを目的にしたパートナーシップです。このパートナーシップにより、お客様はデータパートナーのデータ価値を効率的かつ迅速に確認することが可能になり、費用対効果をさらに高めることが見込めます。    

【SRI+®(全国小売店パネル調査)(https://www.intage.co.jp/service/platform/sriplus/)とは】
国内小売店パネルNo.1※(2021年現在)のサンプル設計数とチェーンカバレッジを誇る、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、専門店など全国約6,000店舗より継続的に、日々の販売情報を収集している小売店販売データです。
※SRI+では、統計的な処理を行っており、調査モニター店舗を特定できる情報は一切公開しておりません。
 
【商品情報データベース(https://www.intage.co.jp/solution/process/market/jicfs-ifdb/)とは】
インテージがマーケティングデータ分析を主な目的として独自に構築している商品マスター情報。「消費者マーケティング」「ブランドマーケティング」に必要な商品特徴を属性情報としてコード体系化。またバーコードがない商品情報についても独自のコード付与プロセスにより整備しています。

■登録商品コード数 食品・日用品など 約110万件(ユニークGTIN※2数)
■登録メーカー数 国内主要メーカー 約2万8千社
■商品分類(品目) 主食/調味料/加工食品/菓子/一般・嗜好飲料/アルコール飲料/日用品/
 ペット用品/医薬品/健康関連品
■化粧品、生鮮品などのノンソース、インストア商品の独自プロセスによる対応

【株式会社インテージ】https://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~ お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、さまざまな業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。

<データパートナー企業>
・株式会社Agoop(https://www.datarobot.com/jp/news/datarobot-and-agoop-sign-data-partner-agreement/

■「DataRobot, Inc.」について(製品詳細URL:https://www.datarobot.com/jp/
DataRobotはエンタープライズ向け人工知能(AI)のリーディングカンパニーであり、AIイノベーションを競うグローバル企業に信頼性の高いAI技術と投資利益率(ROI)を実現するサービスの提供を行っています。DataRobotのエンタープライズAIプラットフォームは、機械学習モデルの構築、デプロイ、管理を自動化によってエンドツーエンドで提供しデータサイエンスの民主化を実現します。AIを大規模に提供し、継続的にパフォーマンスを最適化することで、ビジネス価値の最大化をサポートします。DataRobotの最先端のソフトウェアと世界最高クラスのAI実装、トレーニング、サポート、サクセスサービスが、組織の規模や業種を問わず、あらゆる組織においてビジネスの成果を高めています。

Forbes が選ぶ2020年の「クラウド100(世界の優良非公開クラウド企業100社)」、2019年および2020年の「AI 50(最も有望なAI企業50社)」にも選出され、IDCのレポート「IDC MarketScape: Worldwide Advanced Machine Learning Software Platforms Vendor Assessment(IDC MarketScape:世界の高度機械学習ソフトウェアプラットフォームベンダー評価)」では、リーダーに選ばれました。詳細についてはwww.datarobot.comをご覧ください。

■ 商標関連
・「DataRobot」はDataRobot, Inc.の登録商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

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会社概要

DataRobot, Inc.

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URL
https://www.datarobot.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
225 Franklin Street, 13th Floor, Boston, MA 02110
電話番号
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代表者名
Debanjan Saha
上場
未上場
資本金
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設立
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