省エネと節電を両立するガス冷暖房システムの最新モデル「GHP XAIR(エグゼア)Ⅲ」を開発
ヤンマー株式会社のグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社(本社:大阪市、社長:山本哲也)は、省エネと節電を両立するガス冷暖房システムである高効率ガスエンジンヒートポンプ(GHP)の次世代機として、省エネ性をはじめとする性能・機能をさらに向上させた「GHP XAIRⅢ」(※1) Lシリーズ(※2)を開発し、2020年4月から販売を開始します。
本製品は、「省エネと節電の両立」という継続する社会的ニーズや、気候変動への対応を踏まえ、EHP(電気式ビル用マルチエアコン)の約1/10という低消費電力を維持しながら、さらなる省エネルギー化、機能性向上を目的として開発したものです。商業施設、学校、病院、事務所ビルなど、さまざまな施設に設置いただくことで、省エネと快適な空間づくりに貢献します。
今後も当社は、省エネルギー・高効率な製品の技術開発および普及を推進することで、電力やCO2排出量を削減し環境保護への貢献、そして持続可能な開発目標SDGs達成への貢献を目指します。
- 主な特徴
「GHP XAIRⅢ」Lシリーズ全機種で、エネルギー消費効率の指標である期間成績係数APFp(※3) について2.09以上(従来機比、エネルギー効率約11%向上)を達成しました。パワフルで低NOX(※4)な「ストイキ燃焼」と、燃料を通常よりも薄い割合で燃焼させ低燃費な「リーンバーン燃焼」を最適に制御する「ストイキ・リーンエンジン」を新たに開発し、高効率化とNOx低減の両立を実現しました。
2.コンパクト化の実現(25・30馬力)
エンジンの小型化や高い伝熱性能のマイクロチャネル熱交換器及び新型プロペラファンの採用により、高効率化を達成しつつコンパクト化を実現しました。メンテナンススペースを含む設置面積では従来機比約23%縮小しており、建物屋上などの狭い場所でも設置しやすい機器です。
3.洗練されたシンプルなプレミアムデザイン
従来機より好評であったデザインを継承し、全体カラーはプレミアムホワイトを基調に、鮮やかなプレミアムレッドをワンポイントに入れることで洗練された印象のカラーリングとしました。従来機よりも効率性や環境性能が向上した最新シリーズにふさわしい、より先進的な印象を与える外観デザインとしました。
※1:エグゼア及びGHP XAIR(ロゴ)は、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの登録商標です。
※2:「GHP XAIRⅢ」Lシリーズは、都市ガス(13A)のみの対応機種です。
※3:APFpは、年間を通じたエネルギー消費の効率を表す指標。数値が大きいほど高効率であることを表す。
※4:NOXは、一酸化窒素(NO)・二酸化窒素(NO2)など窒素酸化物の総称です。
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功しました。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーです。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しています。
わたしたちは「自然と共生し、生命の根幹を担う食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決し、未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現します」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで、資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指しています。
詳しくは、ヤンマー株式会社ウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<注記>
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