【開催報告】「第20回食育推進全国大会」で調理師学校発、お雑煮企画実施
「第３回Z-１グランプリ」最優秀作品が決定！日本各地の雑煮に触れる２日間
公益社団法人 全国調理師養成施設協会（会長：中川純一、所在地：東京都渋谷区） は、６月７日・８日に開催された「第20回食育推進全国大会 in TOKUSHIMA」（主催：農林水産省、徳島県等）に出展し、オリジナル雑煮コンテスト「第３回Z-1グランプリ」のグランプリ決戦をはじめ、一般の方に雑煮に親しんでいただく企画を実施しました。当協会は引き続き、雑煮の食文化継承事業を展開していく予定です。
■ 第３回 Ｚ-１グランプリ（オリジナル雑煮コンテスト）
グランプリ決戦（６月７日）・投票結果発表（６月８日）
全国の小中高生から寄せられたオリジナル雑煮レシピ1,492作品のうち、最終審査に残った２作品を小松島西高等学校の学生・教員が調理し、400セットを来場者に販売しました。
購入者による食べ比べ・投票により、中村 昊登（なかむら ひろと）さん（神戸市立須磨翔風高等学校）の作品がグランプリに決定しました。
グランプリ及び準グランプリ受賞者には賞状と副賞が送られます。
■日本列島お雑煮あれこれ（６月８日）
地域色豊かな４県（徳島県・高知県・鳥取県・長野県）の伝統雑煮（各200食）を、１日目と同じく徳島県立小松島西高等学校が調理・販売しました。また、４県の雑煮レシピ紹介や、地域ごとの雑煮の特徴・傾向を日本地図上に分布した「日本列島お雑煮マップ」の展示を行いました。
■ 出展概要
・期間
2025年６月７日(土)・８日(日)
・会場
「第20回食育推進全国大会 in TOKUSHIMA」全調協ブース
アスティとくしま（徳島市山城町東浜傍示1番地１）
・テーマ
日本のハレの日の食文化『お雑煮』を知ろう、食べよう、楽しもう！
・調理協力校
徳島県立小松島西高等学校
＜Z-1グランプリ＞
若い世代が雑煮に親しめる機会の創出を目的とした、オリジナル雑煮コンテスト。
・小中高生を対象に、地元食材を利用したアイデア満載のオリジナルレシピを募集
・食育推進全国大会では一次～三次審査を通過したグランプリ候補を調理師学校が調理、購入者が投票しグランプリ決定
・過去にグランプリを受賞した作品の中には、商品化され、使用した特産品の販売促進につながったり、地域レストランでの販売が実現するなど、地域活性化・地域貢献を実現したケースも
[グランプリ] 柚香るふっくら餅雑煮
【考案者】中村 昊登（なかむら ひろと）（神戸市立須磨翔風高等学校２年生※）
【推薦】神戸国際調理製菓専門学校（兵庫県
[準グランプリ] 会話のはずむ「陸の雑煮」 ～徳島の今と昔～
【考案者】岩崎 礼（いわさき あきら）・佐古 龍星（さこ りゅうせい）・石川 里緒（いしかわ りお）・國安 美樹（くにやす みき）（徳島県立脇町高等学校１～２年生※）
【推薦】専門学校徳島穴吹カレッジ（徳島県）
※いずれも応募者の応募当時の学年を記載
＜日本列島お雑煮あれこれ＞
伝統的な雑煮の継承を目的としています。
・各都道府県の雑煮の特徴を日本地図上に分布した「日本列島お雑煮マップ」の作成
…協会サイトや食育推進全国大会で紹介
・各都道府県の調理師学校の協力の下、伝統的雑煮レシピを作成
…協会サイトでレシピ紹介、食育推進全国大会で調理提供
■ 全調協の雑煮継承事業の今後
当協会は、食のプロであり、食文化継承の役割を担う調理師を養成する団体として、広く一般の方を対象に、食育活動の一環である、雑煮の食文化継承事業を今後も展開していきます。次回は、「第21回食育推進全国大会」（主催：農林水産省、栃木県）に出展する予定です。
・開催日：2026年６月６日（土）
・会場：栃木県立宇都宮産業展示館（マロニエプラザ、栃木県宇都宮市元今泉６-１-37） （予定）
■公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは？
1973年(昭和48)設立。全国202校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は調理師学校生を対象としたコンクール「グルメピック」の運営をはじめ、「実技検定」認定証交付、教材の出版、食育インストラクターの認定、調理技術教育学会の運営等。
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