高層ホテル/窓の開かない客室の問題点を可視化。カビ臭が発生する前に6つのリスクポイントをチェックしてホテルの現状を報告します。
外調機は外の空気をそのまま取り込んでいます。空調フィルターは10日ほどで清掃時期を迎えます。客室禁煙化6,000室超の現場で確認してきた6つのチェックポイントを公開しました。

株式会社HONU(本社:東京都港区赤坂、代表取締役:内田賢一)は、高層ホテルなど窓が開かない客室を対象に、空気環境のチェックポイントをまとめたページ「高層ホテル 窓の開かない客室の問題点」を公開しました。
公開ページ
🔳 窓が開かない客室は、変化が見えにくい
窓が開かない客室は、機械換気を前提に設計されています。新築のうちは設計どおりに空気が流れています。10年を過ぎたころから、給気と排気の釣り合いに少しずつ変化が出ます。
窓が開く客室であれば、開けた瞬間に空気の状態が分かります。窓が開かない客室には、その手段がありません。故障として現れないため、定期的な確認が有効です。
🔳 外調機は、外の空気をそのまま取り込んでいます
当社が現場で見てきた範囲では、外調機はフィルターを通して外気をそのまま取り込む仕組みのものが多くあります。温度や湿度の調整までは行っていません。
つまり、繁華街に立地する施設では、外の匂いも一緒に客室へ入ります。窓が開かないのに客室が匂う。その入口が外調機である場合があります。
外調機は客室からは見えない場所に設置されているため、館内で存在が共有されていないこともあります。フィルターの清掃や交換の記録と、BMとのメンテナンス契約の対象範囲をご確認ください。
🔳 6つのチェックポイント
01 半年に1度は気流チェックを 10年を過ぎると給気と排気の釣り合いに変化が出ます。故障として現れないため、定期チェックで拾うのが確実です。
02 外調機のフィルターを見直す 外の空気をそのまま取り込む入口です。繁華街では外の匂いも一緒に入ります。清掃や交換の記録をご確認ください。
03 フィルターは短いサイクルで確認を 窓換気の代わりに空調が埃を受け止めています。当社が確認している範囲では10日ほどで清掃時期を迎えます。窓の開く客室のおよそ倍の速さです。一方、BMとのメンテナンス契約の点検サイクルは2ヶ月に1度が一般的です。
04 客室の空気を軽やかに 匂いと湿気は排気の力で外へ運ばれます。排気が整うと相対湿度も落ち着きます。清掃スタッフの「空気が重い」という報告は早期発見のサインです。
05 年1回の洗浄を習慣に 空調の分解洗浄とカーペット洗浄は、それぞれ年1回が目安です。どちらも日常清掃やBM点検とは別枠の作業になります。
06 天井内は専門業者へ 客室の空気は天井内を通って循環しています。天井内の作業は専門の機材と技術が必要です。当社は天井内まで届く施工で、カビ臭とタバコ臭に対応します。

分解洗浄で、平均風速が約4倍に回復
関東圏のシティホテルで実施した客室21室の隠蔽型空調の分解洗浄では、吹き出し口の平均風速が施工前0.50m/sから施工後2.00m/sへ、約4倍に回復しました。全21室で風量の改善を確認しています。
風量が戻れば空気は入れ替わります。空気が入れ替われば匂いも湿度も落ち着きます。窓の有無は変えられませんが、機械換気の力は取り戻せます。
今後について
HONUは、ホテル・旅館の客室品質向上と臭気クレームの低減を支援するため、現場で蓄積した知見をもとに情報発信を続けてまいります。6つのチェックポイントそれぞれを掘り下げた記事を、順次公開する予定です。
会社概要
会社名:株式会社HONU
所在地:東京都港区赤坂9-1-7
代表者:代表取締役 内田賢一
事業内容:ホテル・旅館向け客室禁煙化/客室リフレッシュ施工/業務用空調の分解洗浄/医療施設向け院内感染対策 ほか
サービスブランド:触媒のチカラ(HONU)
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