プロフリーランスが正社員の35倍学ぶのはなぜ?社会人に求められる「学び」の現状とは。
学び・リスキリングの推進には、学ぶ「目的」と「内容」の明確化が必要。学ぶプロフリーランスの活躍は組織に好影響も。
プロフリーランスが集結するプラットフォーム『Sollective(ソレクティブ)』を運営する株式会社ソレクティブ(本社:東京都品川区、代表取締役:岩井エリカ)は、生産性向上につながる学び・リスキリングの現状についてまとめました。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/67617/54/67617-54-46bd8110ae3b4d6a336b4a413c0946f0-1200x630.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
求められる「学び」。政府が目指すのは、学び・リスキリングによる持続的な賃上げ。
政府は学び・リスキリングによる生産性向上を通じた持続的な賃上げの実現(※1)を重要施策の1つに据えています。直近では、産学官の枠組みで企業経営者のリスキリングを推進する方針を打ち出しており、従業員だけでなく、経営者の学び直しやスキルアップも進めるなど、社会人における「学び」の必要性が増しています。
「なぜ」「何を」学ぶべきなのか、明示できない企業。
「学び」を従業員に求める企業は6~8割にと、企業においても、継続的な事業成長には従業員の「学び」が必要であると考えられているものの、その目的を具体的に伝えている企業は4割前後にとどまっています(※2)。新卒一括採用やジョブローテーション、短期的な目標設定と評価の仕組みなど、日本的な雇用慣習の中で、企業は従業員に対し「学ぶ目的」を明示することが難しく、「各個人が何を学ぶべきか」についても明確な回答を持ち合わせていないケースが散見されます。
プロフリーランスの学習時間は週に210分。正社員はたった6分。
一方、従業員においても、各個人が自身のキャリアについて自律的に考え、目的意識をもって学びを推進できているケースは少なく、正社員が1週間に学習した時間は平均6分で、プロフリーランスの210分(※3)に対し、圧倒的に少ないことがわかります。
なぜ学ばない?学ぶ「目的」と「内容」がわからないが約5割。
なぜ正社員の学習時間が少ないのか、その理由は「必要性を感じていない」「 何を学ぶべきかわからない」が合わせて5割程度(※4)で、学ぶ意欲がないのではなく、学ぶ「目的」と「内容」がわからないことが原因といえます。
「目的」と「内容」が明確化しやすいプロフリーランスは学びに積極的。
一方、プロフリーランスは、スタートアップから大手企業までさまざまな規模の企業の業務に参画し、どんな環境でも活躍が求められるため、常に最新技術や知識をアップデートするように努めていることが私たちの調査からわかっています。そのため、学びの「目的」と「内容」が明確化しやすく、正社員と比較して学習時間が約35倍となっているのです。
学ぶプロフリーランスが組織で即戦力として活躍、既存組織にも好影響。
常にスキルアップを図るプロフリーランスは、即戦力として企業で活躍し、組織に貢献しています。そのため「プロフリーランスの活用でスピードと成果の両方が得られた」「自社のプロジェクトメンバーにもいい刺激があり、結果としてプロジェクトの質が向上した」などプロフリーランスの仕事ぶりだけでなく、既存社員やメンバーにも良い影響を与えているケースが多くみられます。学習意欲や適応力が高いプロフリーランスを活用することで、組織の活性化や企業の生産性向上につながることが期待できます。
(※1)岸田首相は2022年10月3日の所信表明演説で、リスキリング支援として「人への投資」に5年間で1兆円を投じると表明
(※2)2024年1月発表リクルートマネジメントソリューションズ「企業における『リスキリング』『学び直し』の推進に関する実態調査」より
(※3)ソレクティブ2024年1月発表『プロフェッショナルフリーランスの実態調査』より。プロフリーランスとは高いスキルを強みに、企業ビジネスの上流工程に携わるフリーランスを指す。
(※4)2023年3月30日リクルートワークス研究所発行「なぜ人は自主的に学ばないのか学びに向かわせない組織の考察」より
企業の事業課題をプロフリーランスで解決する株式会社ソレクティブ
株式会社ソレクティブは「フリーランスの価値を証明する」をミッションに、経験豊富な「Sollective 認定フリーランス」の力で企業の課題を解決するビジネスを展開し、フリーランスの働き方と組織の変革を目指す会社です。プロフリーランスに特化した完全審査制プラットフォームや SaaS 型ビジネスツールを提供するほか、企業向けには各職種の専門家による審査を通過した「Sollective 認定フリーランス」の紹介を通して事業課題の解決を支援しています。提供サービスは英語にも対応しており、グローバル企業の日本進出における人材サポートに強いのも特徴です。
《登録フリーランスの職種例》
各種デザイナー:UI/UX、グラフィック、アートディレクター
ビジネス系:マーケター、事業開発、セールス、人事、広報など
各種ソフトウェア開発エンジニア:アプリ、ウェブ、クラウド、DevOps
その他:プロジェクトマネージャー、プロダクトマネージャー、WEB ディレクター
株式会社ソレクティブ 概要
会社名 :株式会社ソレクティブ(英語名 : Sollective K.K.)
代表者 :共同創業者兼 CEO 岩井エリカ
所在地 :東京都港区港南1-8-15 Wビル2F リブポート品川
設立 :2020年1月
サービスHP:http://www.sollective.jp
法人向けHP:https://sollective.biz/
コーポレートHP:https://sollective.co.jp/
広報の問い合わせ :info@sollective.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像