人機一体は、復興庁・経済産業省主催、大阪・関西万博テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」に出展します。
テクノロジー・イノベーションの文脈から「東日本大震災からのよりよい復興」を発信
株式会社人機一体(滋賀県草津市、代表取締役社長:金岡博士、以下「人機一体」)は、復興庁・経済産業省主催、大阪・関西万博テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」内、復興庁展示にて、東日本大震災の経験を踏まえた想いや今後の展望を「復興のストーリー」としてパネルで展示し、経済産業省福島復興展示にて、零式人機 ver.2.0 のデモンストレーションを実施します。
人機一体は福島イノベーション・コースト構想(※1)に参画しており、福島県浜通り地域の南相馬市に福島基地を構え、人型重機をはじめとした「人機」の研究開発を行なっております。また南相馬市との連携協定(※2)に基づき同市発のロボット産業の振興に関わる取組を行なっており、本展示を通して、テクノロジー・イノベーションの文脈から「東日本大震災からのよりよい復興」を発信します。
※1 参考:福島イノベーション・コースト構想 ウェブサイト
※2 参考:南相馬市役所 ウェブサイト

展示概要



イベント名 |
大阪・関西万博 テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」 |
開催日時 |
復興庁 :2025 年 05 月 19 日(月)〜 24日(土)09:00〜21:00 経済産業省:2025 年 05 月 20 日(火)〜 24日(土)09:00〜21:00 |
開催場所 |
EXPO メッセ「WASSE」 |
入場料 |
大阪・関西万博会場への入場は有料となります。 詳細は 大阪・関西万博 チケットインフォメーション を御参照ください。 |
出展ロボット |
零式人機 ver.2.0 ※ デモンストレーションの内容などは決まり次第リリースいたします。 |
大阪・関西万博 テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」とは
復興庁および経済産業省が、被災地発の未来社会に向けた復興をテーマに展示を実施いたします。
復興庁では「震災伝承・災害対応」、「食・水産」、「最新技術」や「福島国際研究教育機構(F‐REI)」など、大きく 4 つをテーマとする「復興のストーリー」の展示を予定しています。
経済産業省では、福島県浜通り地域等で、地震・津波・原子力災害の複合災害に直面しながらも、地域の文化や魅力を途絶えさせることなく繋いできた方々の挑戦や、最新鋭のロボットやロケット等の開発を進める事業者達の挑戦を紹介します。
新しい地域の魅力やアイデアが次々と生み出されており、きっと皆様の関心に合う取組が見つかるはずです。
「よりよい復興(Build Back Better)」をコンセプトに、被災地に関わる人々の様々な想いや行動が「つむがれ」被災地の未来へと「つづく」展示を 2025 年大阪・関西万博の場でぜひご体感ください。

その他イベントの詳細については、【公式】「2025年大阪・関西万博」復興ポータルサイト | 復興庁 経済産業省 を御参照ください。
零式人機 ver.2.0 とは
零式人機 ver.2.0 は、鉄道設備における高所重作業の解消を目的に、人機一体、JR 西日本、日本信号により共同研究開発された汎用人型重機です。「力・トルク制御技術」「パワー増幅バイラテラル制御技術」などの人機一体独自の先端ロボット工学技術が搭載されています。鉄道工事車両(高所作業車)のブーム先端に人型重機が搭載されており、操作者は安全な場所に設置された操縦席から人型重機を遠隔操作することで、人が危険な高所に登ることなく高所重作業を行なうことが可能となります。

また、零式人機 ver.2.0 をベースとした「多機能鉄道重機」が日本信号により製品化され、JR 西日本電気システムが 2024 年 07 月より JR 西日本営業線でのメンテナンス作業に活用しています。
◇関連プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000070266.html



代表取締役社長 金岡博士のコメント

この度、復興庁・経済産業省主催、大阪・関西万博 テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」に、人機一体が出展いたします。「ロボットが役に立たなかった」あの屈辱から 14 年。南相馬市発の先端ロボット工学技術を、一大産業として全世界へ社会実装していくことで「よりよい復興」が可能になる、というメッセージを発信します。それによって、ロボットによる「よりよい復興」を選択し、我々を支援してくださっている南相馬市に恩返ししたいと考えています。
と同時に、万博は日本が培ってきた「ものづくり技術」を全世界へアピールする場でもあります。AI 全盛のイノベーション界隈ではありますが、むしろ日本は、高度なメカトロニクス技術に基づくハードウェアとソフトウェアの統合、サイバーフィジカルシステム、ヒューマン・イン・ザ・ループ、といった分野が得意だったのではないでしょうか。零式人機 ver.2.0 の展示は、正にその象徴、シンボルとして、日本が「先端ロボット工学技術の社会実装」を以て復権していくというメッセージとして、全世界からの来場者に強くアピールしうると期待しています。
金岡博士のインタビュー記事は、【公式】「2025年大阪・関西万博」復興ポータルサイト | 復興庁 経済産業省 を御参照ください。
株式会社人機一体 会社概要
代表者 :金岡博士(Dr. KANAOKA)
所在地 :滋賀県草津市青地町648番地1
拠 点 :福島県南相馬市原町区萱浜 字巣掛場45番地245
南相馬市産業創造センター
創立 :2007 年 10 月 01 日
創業 :2015 年 10 月 01 日(現商号への変更日)
資本金 :1 億円
事業内容:先端ロボット工学技術に基づく新規事業開発支援のための知的財産活用サービス

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