「お互いさまの街ふくしま」が環境省主催「第12回グッドライフアワード 実行委員会特別賞 地球と人への想いやり賞」受賞
東日本大震災をきっかけに生まれた「お互いさまの街ふくしま」が日本、世界へ
NPO法人チームふくしま(福島県福島市 理事長:半田真仁)では、福島県がお互いさまで溢れた街となることを目指し、「お互いさまチケット」の普及事業と無人福祉型子ども食堂「コミュニティフリッジひまわり」を行っています。
東日本大震災をきっかけに全国、世界中の皆様よりご支援、応援をいただくとともに「困った時はお互いさま」の精神を教えていただきました。だからこそ、福島県から全国の応援いただいた皆様の地域の次世代へ恩送りするべくお互いさまの街ふくしまの活動を行わせていただいています。
この度、お互いさまの街ふくしまの取り組みが環境省主催の「第12回グッドライフアワード」の「実行委員会特別賞 地球と人への想いやり賞」を受賞させていただきました。
受賞いただいたことで多くの方に取り組みや想いを知っていただくきっかけともなりました。
お互いさまの街ふくしまの取り組みや想いに共鳴いただける企業や店舗の皆様が日本や世界へと広まるとともに、福島がお互いさまで溢れた街となる事で、震災があったからこそ日本、世界、次世代へと恩送りできるよう今後も活動させていただきます。
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グッドライフアワードについて
グッドライフアワードは、環境省主催で環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取組を募集して紹介、表彰し、活動や社会を活性化するための情報交換などを支援していくプロジェクトです。
第12回グッドライフアワードでは、221件の取組の中からグッドライフアワード実行委員会での審査を踏まえ、環境大臣賞として、最優秀賞(1件)、優秀賞(3件)、各部門賞(6件)、その他の優れた取組を実行委員会特別賞(25件)として選定しました。
▼詳細ホームページ
「第12回グッドライフアワード」環境大臣賞最優秀賞等が決定!! / 環境省 報道発表
特定非営利活動法人チームふくしま お互いさまの街ふくしま エグゼクティブサマリー(要約)
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「お互いさまの街ふくしま」とは
弊法⼈の副理事⻑を務め、東⽇本⼤震災以前から福島の経営者として福島や⽇本のために尽⼒してきた 亡き同志の「吉成洋拍」が⽣前⾏っていた取り組みの総称です。
「お互いさまチケット」はその取り組みの⼀つです。 この仕組みを導⼊している店舗では、⾒知らぬ誰かの為にチケットを購⼊することで、チケットを利⽤する⽅が無料もしくは割引価格で⾷事が出来たり、サービスを受けたりすることができます。
福島県内が「困ったときはお互いさま」の気持ちで溢れてほしい、という想いから始まった取り組みで、県内100店舗の導⼊を⽬指しています。
現在(2024年12月)、福島県62ヶ所、全国(福島含む)89ヶ所、海外1ケ所に導入されています。
お互いさまチケットの流れ
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「コミュニティフリッジひまわり」とは
弊法人の副理事⻑を務めた吉成洋拍が生前行っていた「お互いさまの街ふくしま」の取り組みのうちの一つ「みんなの食料庫」をもとにした活動です。
食料品・日用品の支援を必要とされる方が、時間や人目を気にせず、提供される食料品・日用品を利用時間内の都合が良い時に無料で取りに行ける仕組みです。
現在、ひとり親困窮世帯をはじめとする400人ほどの方がご利用されています。
助け合いの精神で提供をくださる個人、企業・団体などからご寄付いただいた食料品・日用品を、利用者が無料で人目を気にせず自由に受け取れる仕組みで実施しています。
ご寄付いただいた食料品・日用品は、福祉作業所の利用者がお仕事として陳列や清掃、管理を行っていただいており、利用者は利用することで福祉作業所のお仕事に繋がることから利用しやすい福祉が福祉で支え合う「福福連携モデル」です。
利用者は、利用登録をしていただくことでその場所の電子ロックを開け閉めすることができるようになり、利用時間内のご都合の良い時に取りに来ていただくことが可能です。また、無人運営をしておりますので、時間や人目を気にせず、ご利用いただくことができます。
「困ったときはお互いさま」の気持ちで助け合っていくお互いさまで溢れた街ふくしまを目指して取り組ませていただいています。
対象
以下のいづれかに該当する方
・児童扶養手当や就学援助を受給している方
・奨学金を受給している学生の方
コミュニティフリッジひまわりの流れ
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NPO法⼈チームふくしまについて
「For you for Japan」(あなたのためになることが⽇本のためになる)
「For you For next」(あなたのためになることが次世代のためになる)
の理念のもと、私たちは以下のような活動を⾏っています。
1.ひまわりで全国と福島の絆を深める「福島ひまわり⾥親プロジェクト」
(2011年5⽉から開始し、全国累計約60万⼈が参加している復興⽀援事業)
https://www.sunflower-fukushima.com
2.福島県内のひとり親家庭や経済的に困窮している⼦育て世帯を⽀援する⽬的として、2022年2⽉に開始した子育て支援事業「コミュニティフリッジひまわり」
3.「困ったときはお互いさま」の気持ちで⽀え合える社会を実現するため、「お互いさまチケット」を普及させる「お互いさまの街ふくしま」
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