技研商事インターナショナル、業界初※となる昼間人口の特性に着目したエリアセグメンテーションデータ「c-japan® Daytime」を提供開始

〜ビジネス街・繁華街のターゲット像をより鮮明に描き出し、エリアマーケティングの精度を向上〜

エリアマーケティングGIS(地図情報システム)の国内リーディングカンパニーである技研商事インターナショナル株式会社(名古屋本社:愛知県名古屋市、東京本社:東京都新宿区、代表取締役:小嶌 智海、以下当社)は、この度、昼間人口の特性に基づいてエリアを分類する、業界初(※)のエリアセグメンテーションデータ「c-japan® Daytime(特許出願中)」を新たに開発し、2025年10月より提供を開始したことを発表します。

本データの活用により、オフィス街や繁華街といったエリアに日中集まる人々の特性を多角的に捉えることで、出店戦略や販売促進、ターゲット設定の精度向上に貢献します。

※1 ビジネス街・繁華街立地に特化したエリアセグメンテーションデータとして業界初(自社調べ)

〇 c-japan🄬 Daytimeの開発秘話

『その街の“昼の顔”、見えていますか?〜居住者データだけでは捉えきれないエリアの真実〜』

→コラム公開中:https://www.giken.co.jp/column/daytime/

■ 開発の背景

当社が提供する従来のエリアセグメンテーションデータ「c-japan®」は、そこに住む人々の特性、すなわち夜間人口をベースにエリアを分類するものです。これにより、住宅街やベッドタウンの居住者プロファイルを詳細に把握できる一方で、日中の人口が集中するオフィス街や商業エリアにおいては、『昼間はどのような人々で構成されているか』、その特性を捉えることに課題がありました。

そこで、オフィス街・繁華街における店舗の出店戦略や品揃えの最適化、ターゲット顧客の明確化といったマーケティング活動をより高い精度で支援するため、勤務地・商業地といった昼間人口の特性に基づいてエリアを分類する新たなデータセット「c-japan® Daytime」を開発いたしました。

なお、今後「c-japan®」は、既存のデータを「Home」、今回開発したデータを「Daytime」とし、「Home」は地域の居住特性、「Daytime」はオフィス街性や繁華街性のインサイトを提供します。

■ 「c-japan® Daytime」の概要と特長

「c-japan® Daytime」は、既存の「c-japan® Home」が居住地ベースのデータであるのに対し、勤務地・商業地ベースでエリアの特性を捉える新しいデータセットです。

・ 昼間人口に着目した7つの中分類・22の小分類

日本全国のエリアを、オフィス街や繁華街などの特性に応じて7つの中分類と22の小分類に類型化しています。これにより、昼間のエリア特性を的確に把握できます。

(7つの中分類)

(22の小分類例)※一部抜粋

A1: 都心オフィス街

ビジネスの中枢を担うエリア。外資系企業や金融機関などが集積。

C1: リージョナルハブ(ウィメンズ)

比較的広域からの集客力がある都市型商業地。ファッション関連の店舗やカフェ、美容サロンなどが充実。

D1: アーバンセンター(メンズ)

大都市の主要駅周辺やビジネス街に隣接し、男性の就業者や活動人口が非常に多いエリア。

〇 小分類の詳細はこちら

(本データの強み)

・データに基づいた科学的アプローチ
昼間人口に関する様々なデータから主成分分析によってエリアの主要な特徴(主成分)を抽出し、それらを基にクラスター分析を行うことで、客観的なグループ分けを実現しています。


「Home」との組み合わせによる多角的なエリア理解
居住者特性を示す「c-japan® Home」と組み合わせて利用することで、エリアの姿を24時間、多角的に理解することが可能になります。特に、ベッドタウンの顔も併せ持つ郊外の商業地等では、両データを参照することで、より精緻なエリアマーケティングが期待できます

▶ HomeとDaytimeの併用で、

 街の解像度がより高まった豊洲エリアの分析事例はこちら

(活用イメージ)

「c-japan® Daytime」の活用により、「街の機能(ビジネス街、繁華街、学生街等)」や「性年代別の特徴」、が分かり、「活動する人達の目的(通勤、通学、買い物、レジャー等)」を推測することができます。これらの分析は、下記の施策等に活用できます。

・店舗開発・コンセプト立案

  例:ビジネス街にはスピード重視のランチ業態、学生街にはリーズナブルなカフェ、

    女性が多い商業地にはコスメ店など、活動者の特性に合わせた店舗を開発。

・MD(商品計画)・販促

  例:オフィス街のコンビニでは弁当・惣菜を強化し、繁華街のドラッグストアでは

    化粧品を充実させるなど、活動者ニーズに即した品揃えを実現。

・屋外広告(OOH)戦略

  例:ビジネスパーソンが多く集まるエリアにはBtoBサービスの広告を、若者が多い

    エリアにはエンタメ系の広告を掲出するなど、効率的な広告展開を行う。

なお、データと共に各エリアの特徴とインサイト例をまとめたハンドブックも提供しています。

【A2:「広域ハブ」エリアのインサイト例】

【B1:「リージョナルセンター」エリアのインサイト例】

【E1:「アカデミックタウン」エリアのインサイト例】

【F5:「ファミリー・モダン郊外」エリアのインサイト例】

〇 c-japan🄬 Daytimeの開発秘話
『その街の“昼の顔”、見えていますか? 〜居住者データだけでは捉えきれないエリアの真実〜』

→コラム公開中:https://www.giken.co.jp/column/daytime/

■ c-japan® Homeについて

「c-japan® Home」は、「似たような場所に住んでいる人は、似たような特徴を持つ」というジオデモグラフィックの手法に基づき独自開発※されたエリアセグメンテーションデータです。国勢調査をはじめとする様々な統計データを基に、日本の全ての町丁・字等をセグメントに分類しています。居住者のライフスタイルや価値観、消費行動をクラスター化することで、商圏の特性を具体的な消費者像として⾔語化・可視化します。

分類は11の中分類と35の小分類から成り、「A1:都心のセレブ」「A2:独身貴族」といった具体的な名称が付与されているため、各エリアに住む人々のペルソナ像を直感的に把握することが可能です。

※特許第5123422号/5214054号/5284548号 地域特性を利用したプロファイリングシステム

〇 製品ページ:https://www.giken.co.jp/products/c-japan/

■ 当社について

[事業概要]

マーケティング向けデータ分析ツールの提供・運用支援を通じ、マーケティングデータ領域のエコシステム構築を進めることで、企業のデータに立脚した事業推進をサポート

商圏分析、エリアマーケティング向けGIS (地図情報システム)の提供

・商圏分析/エリアマーケティング用GIS「MarketAnalyzer® 5」

・GPS位置情報データを搭載したクラウドGIS「KDDI Location Analyzer」他

蓄積した分析データ・ノウハウの提供

・データ・API・GISエンジンの提供を通じたデータ戦略高度化の支援

・インストアの来訪者検知の仕組みの構築

・デジタル広告のセグメントの高度化

[会社概要]

会社名:技研商事インターナショナル株式会社(https://www.giken.co.jp/

代表者:代表取締役 小嶌 智海

所在地:名古屋本社:愛知県名古屋市東区主税町2-30 GSIビル

    東京本社 :東京都新宿区新宿2-1-12 PMO新宿御苑前 7F

設立 :1976年1月

資本金:231,125,000円

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会社概要

URL
https://www.giken.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区新宿2-1-12 PMO新宿御苑前 7F
電話番号
03-5362-3955
代表者名
小嶌 智海
上場
未上場
資本金
-
設立
1976年01月